佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

大豆の脱穀

2014年10月30日 18時18分40秒 | 農作業
減反の転作作物の大豆を刈り取り、ガードレールに

括り付けて乾燥させた後、納屋に運び込んで置きましたが

昨日一日かけて脱穀しました。

大豆専用の脱穀機を使います。

200ボルトのモーター駆動です。

手前から大豆の木ごと放り込むと爪が絡んで回転して

豆がはじけて横に出てきます。

砕かれた豆がらや茎は後ろから排出されます。

軽トラの荷台に直接排出させています。


音とほこりがすごいので外で脱穀しています。

昨日は朝の7時から夕方18時まで、途中の

昼食をはさんで一日専念しました。

全ての量の脱穀が完了しました。


これから豆を手作業で分別してJAに出荷します。

大規模でやっているわけではないので収量も少なく

収益もありません。


自家製の味噌を作ったり人にやったりしています。

味噌は子供たちにも送っています。

大豆と塩、麹と水だけの無添加の田舎味噌です。



同級会

2014年10月28日 18時41分26秒 | 日記
26日、越後湯沢で高校時代の同級会が開催され参加しました。

在校時48名のクラスでしたが、すでに10数名が鬼籍に入っています。

今回は直前に体調不良での不参加者が出たりして13名の参加でした。

佐渡からは3名で参加しました。

26日9:15のフェリーに乗りましたが同室には私らより2~3歳年長と

おぼしき男女10数人のグループが車座になって盛り上がっています。

話の内容から東京地区での同級会に参加する人たちのようです。

船の進行につれボリュームも次第に上がってきてとても

近くで眠れる環境ではありません。



新潟で車で乗せていってくれるメンバーと合流して

車内で久しぶりの再会で話が弾みながら、昼食は小嶋屋本店で

人気の「へぎそば」を堪能して会場へは15時過ぎに到着しました。

18時からの開催予定でしたがすでにほぼ全員がそろっています。

よほど楽しみで気がせいて早く来たのか?

暇を持て余していてすることがないので早く来たのか?


早速風呂に入って宴会開始前から話は弾み

宴会から場所を変えての二次会でもえんえんと話は尽きません。

私は眠くなって24時前に部屋に引き揚げましたが

日付が変わって朝近くまで続いたようです。

きっと同じ話をロールバックしていたのでしょうが

話している方は気分良くても聞かされてる方は

あくびをこらえてつらかったのでは?

これは私の勝手な想像です。



翌27日は車に分乗して「苗場」へ

大分天候も怪しくなり始め、風もあって寒くなり

私ら新潟、佐渡組はそこで関東組と別れて

帰途につき、六日町で昼食をとって

16時のフェリーに乗船しました。

かなり込み合っていて3人が横になれるスペースを

探して落ち着いたところ、そこには往路で同室になった

あの年配グループが又、車座でご機嫌よく盛り上がっています。

横になっても、ご機嫌な大声が聞こえて眠れません。

中途半端な睡眠不足な気分のまま

到着下船して20時に帰宅しました。



新潟、佐渡組で来年の6月「宵の舞」で

相川に又、集まろうと話してきました。

もう今からその時が楽しみです。


故郷は祭りです。

2014年10月19日 12時01分32秒 | 郷里
今日は私の故郷の祭り、「岩船大祭」です。

佐渡は夜明け前からかなりの雨が降りましたが今は晴天となりました。

故郷の天気はどうでしょうか?

秋晴れの元で「しゃぎり屋台」がにぎやかに巡行しているでしょうか?

後日、テレビで放映されるでしょうから楽しみにしておきます。

今日は佐渡、相川でも「善知鳥神社」の祭礼です。

私は高校時代の3年間を相川で過ごしましたが

この10月18、19日は故郷に帰って屋台を引きたくて

毎年、なんだかんだと理由をつくっては学校をさぼって

帰省して祭りに参加していました。

その為相川の祭りについては知りませんでした。



物心ついて以来、祭囃子は身体に深くしみ込んでいて

思い出すと血が騒ぎます。





昨日は田んぼに鶏糞を散布しました。

動力噴霧器を背負って散布しますが、肥料の重さが年々こたえるように

なってきています。

7枚の田んぼに散布した後はぐったりしました。





釣りも気になる、大豆の収穫。

2014年10月16日 21時03分20秒 | 農作業
新米の収穫、出荷も済んで稲作は一段落ですが

農業機械のコンバイン、乾燥機、籾摺り機、計量器などの清掃

注油などのメンテナンス作業、作業場の清掃などで忙しく

釣りに行く時間が中々とれません、時間があっても海が時化ていたりして

チャンスがないのですが、先日それでも夕方にエギングする時間がとれて

竿を振ってみたら、いい型のイカが乗りました。

胴長18センチ、まずまずです。

この日は風が冷たく、薄着ではたまらず、これ一つで引き上げました。

アオリイカの型もよくなっているようです。


農作業では、取入れの済んだ田んぼを鶏糞の肥料を入れてトラクタで耕す作業が

残っていますが、その前に減反の水田に転作作物として作っている大豆の

収穫を昨日、今日で行いました。

刈り払い機で根元から切ってそれを束ねて軽トラに積み

海岸沿いのバイパスのガードレールに括り付けて乾燥させます。

軽トラの後ろに青く見えているのはネギです。

順調に生育中です。

2000本くらいですが、年末に子供たちや親せき、知人に送ります。




海の状態は今年も昨年のようなイワシの群れが沖合に来ているようです。

海岸近くに来ると昨年のようにブリや真鯛、ヒラメ、黒鯛が期待できます。


磯からルアーで黒鯛を10数匹あげて漁協に出荷したという話も

あるので気になります。

庄内からの黒鯛釣り師たちも来ているようです。

早く農作業を片付けなくてはと気がもめます。



新米の出荷

2014年10月10日 07時02分01秒 | 農作業
10月4日に続いて、本日2度目の新米の出荷です。

午後にJA委託の輸送業者が自宅納屋に集荷に来てくれます。

今日は女房と佐渡病院へ出かける予定があるので

集荷時間には留守にしているかもしれませんが

集荷担当の人はしょっちゅう出入りしていて納屋の中のことも

熟知しているので荷物と伝票を置いておけば大丈夫です。



稲刈り、乾燥、籾摺り、袋詰めと進んできた秋の作業もこれで

一段落します。



乾燥したモミは2階のセイロに蓄えられ、上戸で籾摺り機に落とされます。

籾摺り機を経た玄米は横の計量器に送られて30キロづつ袋詰めします。

計量された袋は人手で一つづつ口を結びます。

連続して続けていると手が痛くなります。

JA佐渡米の袋に詰めて積んでおきます。


我が家の袋には赤いシールがはられています。

これは、従来の農法から農薬使用量、化学成分肥料の使用量を

5割以下に抑えて、さらに田んぼの土壌検査を受け

生物にやさしい環境作りとして、冬も田んぼの水分を落とさず

生き物調査を年2回実施して報告して、

環境にやさしい、「朱鷺の住む郷 米」の申請に

合致した印となります。

JAに出荷申請した袋数しかシールは交付されないため

中身は同じコメですが直接小売する袋には貼れません。



昨日は、相川の小売先に新米を届けました。

遠方に送る分はこれからになります。


今日の出荷が済むと納屋も空きますので順次機械の清掃、手入れ

作業場の清掃、片付け、など仕事は目白押しです。

大豆の収穫もしなければなりません。