佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

晴天つづき

2012年06月25日 06時15分14秒 | 日記
16日から17日にかけて本格的な降雨があり、

19日も台風4号の影響でわずかな雨量がありましたが

以降は晴天が続いている佐渡ヶ島です。

本州や西日本では雨で被害も出たりしているようですが。


晴天だと何かしら外仕事を続けることが多くなり

連日のブログ更新もままなりません。

筋肉痛がなかなか回復せず、つられて気力も衰えます。


筋肉痛の原因は、田んぼの溝切り作業。

田起こし、田植え、稲刈り、・・・

ほとんどの作業はトラクター、田植え機、コンバインと

農機具でこなしますので、運転するだけで事が足りますが、

動力噴霧器を背負っての農薬、肥料散布や、

田んぼの中を歩く補植作業や草取りは自分のペースで

動けますのでそんなにこたえません。

草刈り作業も自分のペースで移動です。

しかし、この溝切り作業だけはちょっとちがいます。

エンジン付きの溝切り機を手押しで移動して行うのですが

田んぼの内周と稲の条の12~15条おきに溝をきって

水はけを良くすることと水回りを良くするために実施します。

手押しと言ってもほとんど機械のペースに引かれることになります

軟らかい田んぼの土に足を取られながら機械に置いて行かれないように

必死です。

この作業が一番つらい農作業です。

泥田の中での足の抜き差しは日頃使っていない足の筋肉を使う上に

機械のペースで引っ張られるので息切れも半端ではありません。

22日に昨年より10日遅れでこの作業を行いましたが

夜には両足の筋肉が悲鳴をあげて太ももの内側が

両足ともけいれんを起こしてのたうちまわりました。

今でもまだ筋肉痛が残っています。

この作業さえこなせばあとは稲刈り時に米袋を

持つ力仕事ぐらいですが、大したことではありません。


溝切り機に手製のハンドルをつけて楽な姿勢で移動できるように

細工したりしてますが、この作業が年々つらくなっています。


田んぼの中は入らずに周りだけ切って済ますという人もいます。


つらい溝切りという峠を越えてからは、畑の草刈り、

玉ねぎの風除けの解体、収穫・・

杉林の間伐の伐採・・

農機具の手入れ・・

細かい仕事が絶えません。


昨日は、集落の防災訓練でした。

消化栓の取り扱いと消防ポンプの操作訓練

津波からの避難訓練では限界集落のこの村の

老人たちは間違いなく津波がきたらさらわれることが

実感させられました。






発芽して失敗露呈。

2012年06月19日 09時22分52秒 | 農作業
16日に久しぶりの本格的な降雨があり

畑の作物も生き生きとして、息を吹き返した

ようです、

作物同様、雑草も元気になっていますが・・


休耕田2か所に転作作物として大豆を先日播きましたが

この雨で一斉に発芽しました。

播いた箇所のほとんどが発芽しているようで順調です。

畝を立ててないので平らな地面に緑の芽が整然と

ならんでいます。

良く見ると、なんと、失敗が一か所。

一条約40メートルの糸を張り、45センチ間隔で糸に沿って

種をまき、一条播き終えたら糸の両端を115センチずらして次の

条に移るというやり方で女房と二人で播いて行ったのですが、

発芽したら当然一条40メートルの長さで115センチおきに

平行線となるはずが・・

一か所片方の端をずらし忘れたらしく、平行線でなくて

逆N字になっています。

まだ、芽が小さいので遠くからでは判りませんが

葉が伸びていったらはっきりわかるでしょう。

わるいことに、この畑は学校のすぐ横で、低くなっており

横を山の畑や水田に行く道路が通っている為

農作業のメインストリートとなっていますので一番通行量の

多いところです。

水田や畑での作業の帰り道、道路を下って来ると「ナスカの地上絵」

状態でいやでも目にすることになります。


それでなくとも鵜の目、鷹の目で話題のネタを探し

ささいなことでも針小棒大に吹聴したがる

キャスターおばあ達のかっこうのネタになることは

覚悟しなければなりません。



待望の雨

2012年06月16日 05時59分59秒 | 未分類
今朝、5時の時報に合わせるようにポツリときました。

待望の雨つぶです。

佐渡ヶ島では先月末から晴天続きで大地はカラカラです。

丁度一週間前の先週9日、10日と降雨があり

新潟県は梅雨入りしたのですが、その後又晴天つづき。

幸い雪解け水が豊富で川の水量は充分なので

ここら辺の水田の用水は問題ないのですが

畑はカラカラに干上がっていますので

水田の田植え以降に植えつけたり種まきしたりした

野菜への手入れが大変です。


我が家も減反田んぼの2か所に播いた大豆が

なかなか発芽しません。

今朝の雨は梅雨特有のしっとりした霧雨でまだ地面が濡れるところまで

いかず、しっとり湿っている程度ですが、時間が経つと内部まで

湿って行くでしょう。

発芽が期待できます。

ほんのお湿り程度でも、ジョウロで作物近くに水やりしていくのと

地面全体がしっとりする霧雨とでも効果は全然違います。

この辺の年寄りは雨の事を、天水(てんすい)といいますが

まったく、天の恵みを実感させる言葉です。


今年は、田植え後の気温が上がらず、稲の生育もおそかったのですが

ここのところの天候回復で稲も例年並みに回復しました。

来週は、溝切りして水を落とし中干し作業にかかります。


久しぶりの本土。

2012年06月11日 23時37分29秒 | 日記
一昨日より今日まで、久しぶりに佐渡ヶ島をでて本土に

渡っていました。

叔父が新潟の病院に入院して手術をしたとの連絡を受けて

見舞いに行きました。

9日の昼前に新潟に着き、午後から見舞いをして

その後、新潟の義妹宅に御厄介になりました。

昨年の11月以来、久しぶりの新潟です。

10日は義妹たちと出かけて磐越道で猪苗代湖、飯盛山

会津若松を周ってきました。

今朝のフェリーで帰島しました。


出発時に何日ぶりかの雨でしたので畑もだいぶ水を含んだかと

思ったのですが意外と乾いています。

梅雨入りしたようなのでこれからは雨に恵まれると思います。



久しぶりに人混みの中をうろうろしたので、気疲れしたようで

家に着くとすぐ昼寝しました。


あじ、3匹。

2012年06月02日 06時23分06秒 | 海・船・釣り
昨、6月1日は衣替え、重い冬服から

軽く涼しい夏服に替える日でしたけど

今でも、学校の制服などは切り替えるのでしょうか?

冷暖房の完備した職場、学校では冬でも薄着であったり

夏でも毛布のひざかけしたり・・


昨日、買い物に出てすれ違ったパトカーの

警官の半そで姿は寒さすら感じました。

日中日差しの下ではそれなりの温度を感じるのですが

日陰では肌寒さを感じます。

夕方には冷たい北風が結構つよい、このところの

佐渡島です。

今朝も今の室温は17度でまだこたつは片づけていません。


夕方のアジ釣りも寒さ対策が必要です。

風が強い時は漁労用の合羽の上下を着用しています。


昨日も日没前に女房と漁港の高い防波堤から

浮き飛ばしで投げてみました。

ここのところ連日、釣り場所は変えていません。

寒いのと釣れないのとで暗くなって浮きが見えにくくなったので

引き上げました。


釣果はこの三匹だけ。

大は31センチ、小は18センチ。

今の時期はこんなサイズです。

大きいと重さもありますので6mの防波堤の上まで

上げる時に口切れして落ちるものがおおくなりますが

釣れた時の浮きの消しこみとリールを巻く時の

手ごたえはたまりません。

抱卵している卵はまだ小さいので産卵時期になると

40せんちを超えるものもでてきます。


頭を落として丸ごと一塩して干してから冷凍して

いたものが数が溜まったので昨日クール便で

子供達に送りました。