佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

玉ねぎ豊作

2016年06月18日 20時27分56秒 | 農作業
今年は我が家の玉ねぎは豊作です。

14日に収穫して軒下に吊るしました。


15mある納屋の軒下いっぱいに吊るしましたが

これで約半分です。

他は吊るさずに転がして置いたり畑の小屋の中に

吊るしたりしています。

以前は冬の風の被害を防ぐために風除けの囲いを

したりしていましたがそれでもかなりの苗が

風で消えてしまい歩留まりの悪い状況でした。

3年前に義姉から効果的な風除けの方法を

教えてもらってからほとんどの苗が消えることなく

結実するようになりました。

2000本ぐらいの苗を植えています。

収穫した玉ねぎは軒下で吊るしておきますが

子供たちや自炊している孫、親戚、

友人たちに送ります。

輸送費を考えると買った方が安いと思いますが

子供たちや孫たちには手作りのしっかりした

野菜を食べさせたい気持ちで作っています。


家の裏の使わなくなったハウスの跡地に花などを

作っていますが、その隅に昨年植えたブドウ(シャインマスカット)

が伸びてきたので昨日はブドウ棚を作りました。


来年には収穫できるか?

楽しみです。


田んぼの溝きり、中干

2016年06月15日 08時32分17秒 | 宝物
田植え後、35日が経過するとこのあたりでの

大切な農作業が田んぼの溝きりをして、水を切り

乾かして干す中干し作業です。

過剰な分けつを抑え、干すことで根に酸素を

供給して活力を与える目的で実施します。

溝きり機で田んぼに適度の間隔で溝を切ります。

前はエンジン付きの歩行で押していくタイプでやっていましたが

田んぼの泥の中を歩くことがだんだんつらくなり

押していくどころか機械にひかれてやむなくついていく

ような状況でしたので数年前から歩行タイプから

乗用に切り替えています。

これも年に一日しか使わない農機です。

今年は昨日実施しました。

午前中に5枚、午後から2枚の田んぼを行い

完了です。

乗用で田んぼの中を歩くことはないのですが

両足で倒れないように交互に足を突っ張っていくので

日頃使うことのない内腿の筋肉が疲れます。

昨日も午前中の作業後昼寝をして休んで

起き上がろうとした途端、内腿に痙攣が

両足がつって強烈な痛みが、

もがこうにものたうち回ろうにも痛みで

動けません。

ひたすら治まるのを待ってようやく起き上がりました。

昨年夏にも草刈をして大汗をかいた後で痙攣が来て

つらい思いをしたので汗をかく前に塩分や水分を

充分に採っているのですが筋肉疲労は防げません。

昨日は痙攣が治まった後恐る恐る動かして

ゆっくりと行動しながら残った2枚の田んぼの

溝きりをしました。


その後、クールダウンのつもりで

女房が畑でやっていた玉ねぎの収穫を手伝いました。

今年は玉ねぎの調子が良く収穫かごで約20箱の

収穫でした。

母校のモニュメント

2016年06月12日 19時01分39秒 | 郷里
先日の6月5日、故郷で小学校時代の同級会が

開催され参加しました。

10年前の中学校時代の同級生との還暦同級会以来の

故郷での集まりです。

中学校は二つの小学校からの集合でしたが

今回は小学校時代の3クラスの古稀同級会です。

3クラスで150名ぐらいだったと思いますが

今回は1/3以上の54名の参加でした。

私にとっては中学校卒業で故郷を離れて以来

再会する人も多く懐かしいうれしいひと時でした。

故郷を出て以来、訛りのある言葉を封印して生きてきましたが

久しぶりに幼馴染と思う存分田舎言葉で話がはずみました。

その夜は高校も一緒に佐渡に渡った友の家に泊めてもらい

夜遅くまで話しました。

翌日は友と一緒に懐かしい場所を回りました。

中学校の近辺や駅前地区、名所の笹川流れなど

途中、母校の小学校へ行ってみました。

どうしても確認して写真を撮っておきたいものがあったのです。

それは小学校時代よくのぼって遊んでいた方位盤です。

記憶では校門から入って左手のイチョウの木の下にあったのですが

今回行くとその場所には給食センターのクーリングタワーがあり

方位盤はなくなっていました。

近辺を探しても見当たりません。

友と学校の裏手に回ってみると学校関係者のような方が

居たので尋ねると校長先生でした。

2年前に赴任されたそうで方位盤のことは判らないとのことでしたが

教頭先生を呼び出してくれました。

教頭先生に昔の記憶を頼りに説明すると別の場所に移設されて

いて、案内してくれました。

正面玄関の横に移設されていました。

御影石の2段の高さでしたが今は一段目はコンクリートの

中に埋まっています。

設置されていますが方位はずれています。

なぜこの方位盤にこだわったかというと

これは昭和15年の皇紀2600年記念に当時

漁業で栄えていた故郷の大型船の船主たちが

寄贈したもので船名と船主名が刻まれています。

そこには父が分家する前の本家の船名と船主の

伯父の名があります。

さらに本家はその前は漁業ではなかったのですが

跡継ぎがなく家名を存続させるために私らの祖父と祖母が

網元の生家から養子に入って相続した家です。

この方位盤には祖父、祖母それぞれの生家の

船名と船主名が刻まれていていわば私のルーツの

船名、家名が刻まれているのです。

今は私の祖父母の生家、本家、我が家も漁業は廃業して

船名は残っていません。

この方位盤の文字も風化して判読しにくくなっていますが

今も残っている船名は従兄弟が頑張っている船を含めて

数隻だけです。

この方位盤の写真を撮っておき私の子供たちに

我が家の歴史を残しておきたくて母校を訪ねてみました。

故郷は歴史の古い街で日本書紀に地名がでてくるところですが

町の名からして海、船に縁の深い町です。

小学校の校歌、応援歌も海にちなんだ歌詞です。




尺アジ混じり入れ食い

2016年06月03日 22時42分16秒 | 海・船・釣り
晴天が続いて畑の夏野菜には毎日水遣りを

しています。

昨日今日は朝夕は肌寒さを感じます。

午前中に日課の田んぼの見回りをして

午後3時前から鯵釣りに行きました。

漁港の低い岩壁の足元に群れています。

仕掛けを下すとすぐ食い付いて入れ食い状態

誰もいない港で女房と二人で忙しく釣りあげ

尺アジ混じりで90ほど

エサが無くなってからも空バリを下げると食いつきます。

あまり釣っても始末に困るので切り上げて

近所に配ったり、

大きなものは塩焼

刺身、

ヒラキにして一夜干し、小型のものは南蛮漬けに。

今年はこの港の中は藻が長く茂っていて産卵に入ってくる

魚が回復しているようです。

昨年まで港内の工事が続いていて海藻も途絶えていたのが

回復したようです。

ここ数年アオリイカが全く不調でしたが今年は

楽しみです。