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佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

義父の逝去、葬儀。

2013年11月26日 13時57分43秒 | 家族
同居の義父が18日夕方に息を引き取り、葬儀を

執り行いようやく片付けも澄んで静かな日常となりました。


退職して田舎暮らしの自給自足にあこがれて、

当時、女房の実家で一人暮らしで生活していた義父との

同居生活を開始して12年目になります。


昨年から義父は寝たきりとなり週に2回、ディサービスを

利用して家で女房が介護を続けてきましたが、老衰で

息を引き取りました。

享年99歳、苦しむ事も無い眠ったような大往生でした、

てっきり眠っているものと思って見ていて気付いた時には

息が止まっていました。


高齢なのでいずれは必ず訪れることと覚悟はしていたものの

直面すると気が動転したり不手際があったりしましたが

親戚や近所の人に助けてもらって葬儀一切を無事済ませました。


大勢の人が出入りしていましたが一昨日からは広い家に

女房と二人きりとなって、空虚感、脱力感に襲われています。

昨日で各所にも支払いを済ませ、後は細かい公的手続きなどが

あります、

介護の作業から解放された女房はタガが外れたような

気分であろうと思います。


落ち着いた日常の気持ちになれるには少し時間が

かかりそうです。

島倉千代子さん逝く

2013年11月16日 19時50分28秒 | 雑感
島倉千代子さんが逝去されました。

テレビもまだ無く、娯楽の乏しい時代に

ラジオから流れる澄んだ歌声、鈴を転がすような

歌声に魅了された人は多かったと思います。

小学生の頃、「東京だよ、おっかさん」がヒットしました。

その少し前に、三橋美智也さんの「東京見物」がヒットしていました。

いずれも親を東京見物させて当時の名所を案内する内容でした。

どちらにも靖国神社が歌いこまれていたと思います。


子供心に、東京に就職して、両親に東京見物をさせて親孝行を

しようと思ったものです。

就職して関西に転勤となり退職まで関西暮らしでしたので

東京を案内する事はできませんでしたが、大阪万博や

金毘羅さん参り、お伊勢さん参り、京都、奈良、大阪・・

高野山、比叡山・・

数々の関西地区を案内しました。

わずかでも親孝行できたかな?

と、思いますが

その気持ちの原点は小学生の頃ラジオから流れていた

「東京だよ、おっかさん」であり、「東京見物」であったと思います。



また一人、昭和の偉大な歌姫が逝き、

また一つ、昭和の懐かしい思い出が消えた気がします。


合掌。



耕作面積拡張

2013年11月15日 10時49分24秒 | 農作業
現在、我が家の水田耕作面積は約8反です。

実際は約1町歩の水田がありますが減反政策で

畑に転換しているところが約3割強で、自家の田んぼが

7反弱、そこへよその田んぼを一枚小作していて約8反と

なっています。

集落は限界集落で田んぼの耕作も年々高齢化が進み

よそに小作にだしたり、耕作せずに放置する水田が増えています。

近所の家が今年まで小作に出していた田んぼが耕作者が高齢になって

来年からの小作を断られました。

近所の家は高齢の男手一人で3枚の田んぼを作っていて我が家とは

ハウスを一部間借りさせてもらったり、種まきや田植えの時は

共同で作業している間柄です。

小作を断られても一人でこれ以上の面積は耕作できないと

返還された分は放置するといってますので、せっかくの田んぼ

荒らしてしまうのはもったいなく、我が家で2枚の田んぼを

小作する事にしました。約3反強の面積です。

来年からの減反割り当てがどれ位になるか不明ですが

耕作面積は1町を超えることになります。

今年までは稲刈り時期に稲刈りとアルバイトのライスセンターの

仕事をやりくりしながらこなしてましたが、来年からは

耕作面積が増えて収量も増えるとアルバイトとの両立は

むずかしく来年のアルバイトは断ることにしました、


乾燥したもみつき玄米を籾摺りまでの間貯留する蒸籠の

容量も拡大する必要があります。

苗箱を入れる育苗のビニルハウスの容量も確保しなくては

なりません。

近所の人は大工さんなので相談しながら来年の稲作開始までに

準備する事にします。

耕作面積の変更も届けなければなりません、昨日役所に行き

変更届の用紙をもらってきました。

佐渡市認証米の「ふゆみずたんぼ」の面積変更も

出して来ました。

佐渡ヶ島でも特においしいと定評の「高千米」の田んぼを

荒らすということは何とももったいなく何とか頑張って

1町の田んぼを作りたいと思います。

冷え込み

2013年11月09日 20時33分38秒 | 日記
今日はこの秋の一番の冷え込みとなりました。

朝の室内の温度は9℃、自分の部屋でじっとしていると

寒くてたまらず、ついに炬燵を出しました。

今朝の夜明け前の夜空は煌々とさえわたり、たくさんの

星が瞬いていました。

日中は終日風もなく穏やかな一日でしたが底冷えのする日でした。


明日からは低気圧の通過で大時化になるという予報ですので

降らないうちにと、天日干ししている大豆をとりいれて

納屋に運びました。

夕方には暇が出来たので、女房と漁港にアジ釣りに

でかけました。

昨日までの時化の余波が残っているので磯からの釣りは

無理で岸壁でのサビキ釣りです。

暗くなりかけのアジが周ってくる前のいっとき

めずらしくタナゴがよく釣れました。

普通は春先に餌釣りで釣りますが、今日は濁っているせいか

サビキによく食いつきました。

暗くなってアジが周ってきました。

25センチ前後のサイズです。

突然強い引きが来てヒラメか?と

慎重に引きよせて玉網がないので、ゆっくり引き上げたら

黒鯛でした。

唇の皮一枚にサビキの小さい針先がひっかかり引き上げたらすぐ

外れました。

我ながらよく上がったものだと感心しました。

43センチの黒鯛です。

25センチ前後のアジが10数匹、20センチのタナゴが10数匹

でした。

アジ釣りのサビキに豆アジにヒラメが食いつく事は

ありますが、サビキで黒鯛を上げたのは初めてです。


大豆の選別

2013年11月08日 11時28分07秒 | 農作業
米の農作業が終わってすぐ、我が家では大豆の収穫が

始ります。

減反の田んぼで転作奨励作物として2か所の畑に合計2反程の

面積に大豆をつくっています。

刈り取った後天日干しして脱穀し、収穫した大豆の

選別を行います。

これが手間と時間のかかる作業です。

ちりとり状の選別板に少し入れて、少し傾けます。

良い豆粒は重心がしっかりしているのできれいに転がりますが

欠けた豆粒、虫食い、未熟、などは重心が狂っていますので

まっすぐ転がらずに斜めに行ったり、転がらなかったりして

選別できます。

転がしておおざっぱに選別した後は目視で不良品を

選りわけます。

時間はかかるし、眼は疲れるしでうんざりしますが

手を抜くことはできません。

毎晩女房は遅くまでこの選別作業を続けています。


大豆はJAに出荷しますが大した量ではありません。

他は自家用の味噌を煮たり、食用にします。


まだ4分の1程が畑で乾燥しています。