goo blog サービス終了のお知らせ 

佐渡に棲んで

退職後の第二の人生を佐渡島で半農半漁の生活でおくり、日々の雑感、釣果の報告などを綴る

肩の荷

2018年10月27日 08時16分27秒 | 仕事
責任や負担から解放されることのたとえとして

肩の荷が下りるとか言いますが

丁度今そのような心境です。


昨年の10月の集落会で今年の集落の責任ある立場に

選任されてから正直、この一年は気の休まることがありませんでした。


この集落で生まれ育った人間ではなくリタイヤ後の余生を

趣味の釣りを楽しんで田畑を耕して自給自足の生活をしながら

日本一うまいであろう米を作って娘たちや孫たちに送り

夏休みにやって来る孫たちとの生活を楽しむべく

女房の実家での生活を始めたのですが

集落はご多分に漏れず過疎化が進み、限界集落。

村の役に付く人も限られて来てとうとうよそ者の

私にもお鉢が回ってきてしまいました。

屋号で呼び合う田舎生活で屋号も家の場所も知らないところも多く

さらに、自治会の責任者に加えて農家組合の責任者、農済の連絡者

など、農家の責任ある立場も兼任になります。

漁師の家で生まれ育ちサラリーマン生活をしてきた身に

判らないことだらけです。

それでも、充実した余生を送らせてもらえることへの恩返しのつもりで

引き受けましたが、

緊張感は半端ではありません。

毎朝、緊張からか夜明け前に目が覚めて今日は何をすべきか?

昨日はやり忘れたことはなかったか?


今年は台風を含んで2度ほど強風で倒木や瓦が飛んだり

昨年秋の豪雨で田んぼの用水の取水口が流失して

復旧工事の補助金を行政に頼み入ったりと何で

今年に限ってこんなことがと思うことがありました。

何事も貴重な経験と割り切ることに考えて処理しました。

何が起こるかわからないのでできるだけ島外に出ることは控えて

毎年、収穫後の秋に近江八幡の自宅に一時帰宅することも

控えました。

片時も期の休まることはありません。

任期は今年いっぱいあるのですが先日の集落総会で

来年度の会長が選出されて私も役員として名は連ねますが

責任ある立場からは解放されます。

任期は残しているとは言え、肩の荷が降りた感じです。

米の出荷も終わりほとんどの行事予定は終わっていて

年末の決算処理が主な仕事です。

稲刈りに備えて大工仕事

2015年05月18日 20時07分12秒 | 仕事
ここ3日間連続で納屋で大工仕事をしました。

一月にモミの乾燥機を入れ換えて今までの

12石タイプから2.5倍の容量の30石タイプに

換えましたが、据え付け工事をして通電テストを

したままで、乾燥機からのモミの排出パイプ、

排塵パイプ、排気ダクトの接続はまだしていませんでした。

実際に稼働するのは秋の稲刈りの時ですから

それまでに完成すればいいので慌てることはないのですが

田畑の農作業も一段落して、暑くもなく寒くもないので

完成させることにしました。

最初は乾燥の済んだモミをセイロに排出するための

排出パイプの接続、

パイプを何段もつなぎ、いい角度でセイロに排出できるように

調整して、セイロの天井に穴をあけてパイプを入れます。

いい角度を出して穴の位置を決めるのに手こずって丸一日かかりました。


二日目は、乾燥中に発生する塵芥を排出するための

排塵パイプの接続、2階から排塵するのでそのままだと

辺りにまきちらしますので近所迷惑です。

一階のモミガラ室に排出することとして2階の床に穴をあけ

モミガラ室の天井から落とします。

セイロの床下がモミガラ室の天井となっているので

穴あけ箇所を決めるのに手こずって一日作業に。


最後の今日は排気ダクト用の壁の穴あけ

ダクトの直径58cmが入る61㎝平方の額縁をつくり

壁に穴をあけてはめ込みます。


壁は昔ながらの土壁ですのできれいに四角の

穴をあけるのに苦労して、これまた一日仕事。



一日づつのんびりマイペースで進めましたが

もう少し後になると暑くなるし、蚊やブトなどもでて

やりにくくなります。

今のうちに大きな仕事は片づけておくと後が楽です。

年内最後の村作業

2014年12月24日 18時20分43秒 | 仕事
今日は今年最後の村の作業、農道舗装の型枠外し でした。

私ら二人とも参加を頼まれていました。

7時半からの予定でしたが夜明け前から雷雨が続いていて

風も強くみぞれ交じりで最悪のコンデションでした。

中止の放送があるかと気にしながら

予定時間に現場に行きました。

今年最後の作業で26日には村の総会がありますので

その前になんとか完了させて終了報告を行い

来年の役員に渡したいとの思惑なので

悪コンデションでも中止できません。

合羽を着ての作業で寒さ対策でいっぱい着込んで

いますので、力仕事で動き回るとすぐ汗をかきます。

手足の先は冷えて冷たいのですが身体は汗です。


七人で型枠をすべて外して倉庫に運びかたずけ終わったら

10時でした。


家に戻って汗に濡れた衣類を着替えて炬燵に入って

あったまったらすぐ睡魔に襲われしばしまどろみました。


作業が終わったのを待っていたかのように天候は回復して

風は止み、青空まで見えたのは皮肉でした。


今は静かなクリスマスイブになっています・

時化の中、村作業。

2014年11月13日 17時15分43秒 | 仕事
昨日から佐渡は天候が崩れ、特に今日は瞬間風速が27mを超える

強風で強風波浪警報が発令される大しけです。

気温も下がり、みぞれやあられが時折降っています。

そんな悪天候の中で昨日、今日と二日にわたって村の

共同作業が行われ女房と二人で参加しました。


作業は田んぼの農道の舗装作業です。

毎年工事区間を決めて舗装工事を進めていますが

ほぼ全区間が完成していて残っている個所は水田地帯の端のほうの

一部を残すのみとなっています。


今回の箇所は我が家の田んぼの横を通る農道で約240mの区間でした。

あらかじめ3.5mの幅で型枠を作っておきそこへ生コン車でコンクリートを

流し、それを皆でジョレンで均して平らにしていく作業です。

10トンの生コン車で二日間で20車の量でした。


昨日は時折の小雨でそれほどの寒さも感じませんでしたが

今日は冷たい強風雨の中での作業で合羽を着ていても冷えて

終わるころには骨の芯まで冷えた心地で戻りました。


軽トラとトラクタ、コンバイン、田植え機が走り回る大切な農道が

年々舗装が進んで草刈りや路面の補修作業から解放されて

通行も楽になっています。

そのことを思えば少々寒くとも文句など言っておれません。



秋のアルバイト作業

2013年09月21日 20時18分13秒 | 仕事
毎年の秋、恒例のアルバイト作業、JAのライスセンターの

作業が始まりました。

ライスセンターというのは、契約した農家が

刈入れしたイネもみを持ちこんで乾燥し

籾摺りして玄米にして30kgづつの袋詰めにして

出荷する作業です。


今年は13日に清掃をして19日から「コシヒカリ」の

受け入れを開始しました。

今年は秋になってからの長雨のせいで稲が倒伏している上に

田んぼが乾かない為、機械で刈れず手刈りする面積が

多くなっています。

田んぼに水分が残っている為コンバインが沈んだりして

難渋しています。


19、20日は入荷はポツポツでしたが、本日は

午後から入荷が輻輳しました。

3連休の明日、明後日も同様と予想されます。


我が家は25日頃から稲刈りを予定していますが

倒伏が多く、田んぼも毎日水抜きをしていますが

中々田んぼが固くならないので、難儀な稲刈りになると

思います。

夏までは生育も順調で豊作を期待していたのですが・・

自然がもたらす天候に大きく左右される稲作、

いたしかたありません。