◇ 21世紀の森公園で2枚の絵を描く
何度か写生で足を運んでいる「21世紀の森公園」。春・秋いずれも気持ち良く過ごせる
落ち着いた公園である。ただわが家からは遠く、自転車でも30分は掛かる。
今回は千駄堀池と広い庭園を流れる旧農業用水路を描いた。
園内の広葉樹は紅葉が始まっていたが、まだ紅葉には少し間がある、中途半端な色合
いの木々も多かった。
秋晴れの太陽の光を受けてキラキラ輝く常緑樹の葉を描きたかったが、なかなか難しい。
塗り残しの加減が簡単ではない。川縁に配された石塊も光を受けて白く光っていた。
clester F8
昼過ぎてからまだ時間があったので更に1枚。
園内で大きな千駄堀池を描いた。遠景の常緑樹、奥に点在する紅葉した木々と前景の葦、右手の紅葉し
た落葉木。すでに落葉した枝だけの木など盛りだくさん。手前にはたまたまいた絵仲間のS氏の姿も入れた。
使った水彩紙は高くてなかなか買えなかったアルシュの粗目F6号。娘が誕生日祝いだと言って買ってくれ
た。初めて使ってみたが、絵の具の吸い込みが手ごろで描き甲斐がある。
Arshes rough F6 (31×41cm)
(以上この項終わり)