読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

石窯パン屋さんの前の桜

2018年04月01日 | 水彩画

 ◇ 石窯パン屋さんの前にある桜を描く



    
      clester F8

   今年は桜の開花がやけに早くて、3月中に満開になってしまった。4月に桜祭りを予定していた商店街や自治体
の関係者は悔しがっているかもしれない。かくいう小生も昨年解散したボランティアグループの花見を企画し、
10人の都合を聞いた結果4月6日(金)しかない、花は散りかかっているかもしれないが、と覚悟はしていたが
結果としてはほぼ完璧に葉桜見物となる。

 石窯パンを作って売っているお店。気が向いたときに買う。窯の石は富士山の溶岩だという。何かの御利益
があるのか、いつも混んでいる。お客さんにはコーヒーを無料サービスしているためかも。
 道路を隔てて前に「モア2」という喫茶店がある。いつもシャターが閉まっている。つぶれたのかもしれない。
隣に居酒屋があるが、昼間しか見ないので店が営業しているのかどうかはわからない。
 すぐ前に桜の古木があって、これは駅前商店街の桜並木の1本で、いつか花が咲いたら絵を描いてやろうと思っ
ていたが今年はやっと時間ができて念願がかなった。
 桜の花は遠目ならそれなりの表現の仕方があるが、これだけ近いと描きにくい。結果としてはもっと花にボリ
ュームを持たせた方がよかったかもしれない。桜はマスキングをした。白いだけでは花のボリュームが出ないの
でランプブラックを薄めて陰影をつけた。そしてオペラを薄く溶いて桜の塊に散らした。手前のベンチはコーヒ
ーを手にしたおじさんやおばさんが座っていることが多い。子供連れの奥様ももちろんいる。ここで食事をして
いる人もいる。今日は何もしないでボケーとしているおじさんがただ座っていた。

                                                                                                                 (以上この項終わり)
    

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