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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

アジア大会囲碁、「ペア碁」の話題から

2010-11-23 | つぶやき
●「ペア碁」決勝戦は中国vs韓国の対決となったが、中国ペアが終局間際に順番を間違えるミスを犯し、罰則の2目が科され、韓国が逆転優勝したそうだ。普通に終われば、中国の半目勝ちとのことで、劇的な幕切れとなったようだ。●2回戦の中国vs韓国戦(優勝候補の筆頭格同士の激突)でも「事件」が起こったそうだ。終盤に入って内容的には中国の勝ちが確定も、韓国ペアがまったく無意味な地点への着手を始めたという。持ち時間の少なくなっていた中国の時間切れを狙ったらしいが、十数手以上にわたり無意味な着手が続いたため、審判団が協議し、規定により、韓国の反則負けとなったそうだ。関係者の一人は「まさか、世界を代表する棋士がそんなことをするとは」と嘆いたという。●日本ペアは2組とも3勝3敗で17チーム中9位と10位に終わった。台湾代表で出場した張栩・謝依旻ペアも4勝2敗で6位。日本は、これまで中韓に次ぐ第3位が定位置だったが、後れを取る厳しい結果となった。日本は戦前・戦後と常に世界の囲碁界をリードしてきたが、十数年前から中国、韓国が台頭し、現在、日本は3番手の位置にある。日本は伝統文化として、結果より内容を重視する風潮があるのに対し、中国や韓国は囲碁をスポーツとして捉え、英才教育や集団教育で強化、腕を上げてきた。両国とも勝負最優先の傾向にあり、上記事件もその表れと言えよう。囲碁は伝統文化かスポーツか、この意識の違いが勝敗に表れているとも言えそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/enta/igo/news/20101123ddm035050036000c.html、http://mainichi.jp/enta/sports/general/asiangames/taiganagarete/news/20101121ddm035050067000c.html
(関連:11/20マイブログ)

「気候変動」PCゲーム

2010-11-23 | つぶやき
英国オックスフォードのPCゲームメーカー「Red Redemption」が、地球を気候変動や資源の枯渇から守りながら、人口増加によるエネルギー消費や食糧需要の増加、住宅問題を解決するという戦略ゲーム「Fate of the World(世界の運命)」を開発したそうだ。現代から200年後までの様々なシナリオが用意され、地球を救うのも、破壊するのもプレーヤー次第だという。米航空宇宙局(NASA)、国連、オックスフォード大学などの科学・経済・人口統計資料を基にしており、同大の気候変動専門家、マイルズ・アレン教授も開発に加わったという。アレン教授によれば「プレーヤーは人類が実際に直面し得る決断を下す体験ができ、簡単な解決方法などないことをはっきり理解できる」という。環境団体や開発団体にも好評で、英国を拠点とする国際NGOオックスファムは、「気候変動問題を語る新たな手段で、これまで届かなかった人びとへのリーチ獲得にも役立つ」と歓迎しているそうだ。現在、ベータ版をダウンロード提供中、フルバージョンは来年2月公開、価格は20ポンド(約2700円)。3月から順次、フランス語、スペイン語、ドイツ語バージョンを発売するそうだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2776366/6499517
PCゲームを通して地球環境問題へ関心を持つ人が増えることは良いことだ。

「温暖化の父」は語る

2010-11-23 | つぶやき
今年の旭硝子財団の「ブループラネット賞」が贈られたジェームズ・ハンセンNASA研究所長(69)が毎日新聞のインタビューで、次のように述べてる。①温暖化防止は炭素排出に手数料(税)を上乗せすることが唯一の解決方法。回収した手数料は国民に等分に配り、排出量が少ない人がより得をする仕組みを作る。中国が導入を検討し始めたが、この方法で代替技術を開発する経済発展策は賢い。②京都議定書では問題は解決できない。途上国で「効率の良い」石炭火力発電所に融資し、先進国の旧式の発電所や工場が温存される議定書の排出量取引の仕組みでは、世界の排出量は増え続ける。③人間活動起因の温暖化に対する懐疑論を唱える科学者がいるが、こういう「ただの科学者」と、世界を代表する科学機関の科学者たちの言葉を区別してほしい。④政治家は数年ごとに選挙があり、数十年後の地球の姿を考えていない。●ジェームズ・ハンセン氏は、地球温暖化を科学的に裏付け、壊滅的な結果を招くといち早く警告、「温暖化の父」と呼ばれ、06年にブッシュ前政権下で科学者への口封じの動きを告発したそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20101122ddm016040015000c.html