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太陽活動停滞で2013年以降にミニ氷河期?

2010-11-10 | つぶやき
太陽活動が停滞すると、北半球の平均気温が0.7度ほど下がることが東京大などの研究からわかったそうだ。日本では梅雨の湿度が1~2割高まり、降水量が増えることもわかったそうだ。太陽活動は2013年をピークに数十年の停滞期を迎えることが予想されており、地球がミニ氷河期に入る可能性もあるという。●東京大大気海洋研究所と同大宇宙線研究所などが、奈良県の室生寺にあり、台風で倒れた樹齢392 年の杉の年輪を解析。17~18世紀に太陽の活動が極めて弱まった時期の炭素の量などから、当時の宇宙線の量を調べた結果、この時期は平均して宇宙線の量が1~2割増え、北半球の気温は0.5度下がっていた。また、太陽活動が特に弱かった年は宇宙線が3~5割増え気温は0.7度下がっていたという。宇宙線の変化による地球の気候への影響が初めて確かめられたという。●太陽活動が停滞すると気温が下がるのは、地球に降り注ぐ宇宙線を遮る太陽の磁場活動が弱まり、その結果、宇宙線が地球の大気と反応して雲が生じやすくなったり、窒素酸化物ができたりするためと考えられるという。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/1109/TKY201011080433.html
13年以降、数十年にわたってミニ氷河期に入るなら、地球温暖化対策はどうなるのだろうか。再生可能エネルギーの利用拡大や低炭素社会への移行は化石燃料枯渇対策として必要不可欠の筈であり、一時的なブームに終わってしまうようなことにならなければ良いが。

地球温暖化対策に「奥の手」:「モントリオール議定書」

2010-11-10 | つぶやき
「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」(正式名称)は1987年に採択され、フロンから代替フロンへの移行の流れを作った実績がある。12日までバンコクで開催されている同議定書の締約国会議で、最高でCO2の12000倍もの高い温室効果があるハイドロフルオロカーボン(HFC)という代替フロンを規制できるようにするかを決めるという。HFCは温室効果ガスを規制する京都議定書の対象だが、2013年以降のポスト京都議定書を決める交渉は停滞しており、11月末にメキシコで開催されるCOP16でも絶望的と見られている。そこで、世界のほぼ全ての国が加わる「モントリオール議定書」で規制する案が「奥の手」として期待を集めているという訳だ。只、HFCを多く生産する中国やインドなどが急速な削減に難色を示しているため、決着が来年以降にずれ込む可能性もあるようだ。米英両国に本拠を置くNGO「環境調査エージェンシー(EIA)」によると、HFCの全廃は、世界で化石燃料から排出されるCO2 の3~5年分の削減に相当し、「モントリオール議定書」による温室効果ガス規制は最も安上がりで効果的だという。 ⇒ http://www.asahi.com/international/update/1110/TKY201011100211.html
(関連:10/13マイブログ)