先日、空き家になっている隣地の土地を購入しようと考えている、といった相談がありました。
すでに、隣地の所有者と話をしているということでした。
相談は、土地の売買価格について、でした。
隣地の空き家は、相続で承継した土地で、所有者は、県外在住で住む予定はないということです。
土地は、中心市街地にあるが、面積が20坪以下で間口も狭い物件です。
一般に売り出しても、ニーズは無いでしょうねぇ・・・・・・・・価格以前の問題だと思います。
しかし、所有者にしてみたら、少しでも高く売却したい想いがあります・・・・・・・・反対に、買う方としては、少しでも安く購入したいといった想
いがあります。
こういった状況の土地価格は、難しいですねぇ・・・・建物もあり、解体費用もかかる。
ですから、相談を受けても、路線価ぐらいの判断しかできませんねぇ。
今日、岐阜県宅地建物取引業協会の岐阜北支部の幹事会がありました。
その会議で、年間４回の移動相談会の日程が決まりました。
７月６日、９月７日、１１月９日、２月８日です。
会場は、５ケ所で行います。
岐阜市は、西部コミュニティセンター、本巣市は、本巣市役所糸貫分庁舎、山県市は、山形市役所会議室、瑞穂市は、瑞穂市総合センタ
ー、北方町は、北方町役場会議室です。
この相談会は、無料ですから、不動産に関して、何か聞きたいことがあったら、お越しください。
不動産の無料相談会で、不動産に係わる専門家について、知らない方が多いですねぇ。
不動産の売買に係わる専門家には、宅地建物取引士、司法書士、土地家屋調査士といった専門家がいます。
司法書士の業務は、法務局へ提出する、不動産の権利に関する登記に関する登記申請手続のほか、抵当権設定手続などを行います。
土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をします。
不動産の表示に関する登記の申請手続とは、建物を新築した場合における建物の表示の登記、土地の分筆の登記等の登記申請手続を行います。
こういった専門家が、土地売買のときに、係わってきます。
もちろん手数料がかかってきますが、安心して任せることができます。
一般の方は、こういった専門家との接触は、少ないですから、そういった紹介をするのは、不動産屋さんですかねぇ。
小生の事務所から半径１㎞以内に、郊外型のドラッグストアが、６店舗もあります。
スギ薬局２店舗、アオキ、Vドラック、ユタカ、最近できたウェルシアです。
ドラッグストアとは、一般医薬品を中心に、健康・美容に関する商品や、日用品、生鮮食品以外の食品等を、セルフサービスで、買えるように
した小売業態です。
それにしても、多いですねぇ・・・・・・競争激化です。
どの店舗も、品揃えは、同じようですけど、経営が成り立っていくんですかねぇ・・・・・・不思議ですねぇ。
知合いの方から、土地の相続登記のことについて、相談がありました。
土地を、相続により所有権登記をしようとする場合、「遺産分割協議書」が必要になります。
相続による分け方が、「法定相続分」でない場合、相続人が話し合って、それぞれの遺産の帰属を具体的に決めるために、相続人全員で
遺産分割の協議をして決める必要があります。
そこで決まった分割の内容を文書にしたものが、「遺産分割協議書」です。
しかし、誰でも、少しでも余分に、少しでもよいものを取りたいのが人情なので、自主的に協議をまとめるのは、必ずしも容易なことではあり
ません。
この協議がまとまらない場合には、家庭裁判所で、調停又は審判で解決してもらうことになりますが、これも、争いが深刻化して、解決が困
難になる事例が後を絶ちません。
こういった現実を、あまり分かっていない方が、多いですねぇ。
簡単に、「遺産分割協議書」が作成できると思っていると・・・・・・・大変です。
日頃から、親兄弟と仲良くしておくことが、重要ですかねぇ。
