全国で、長雨が続いています。
雨量が多いと、川の増水に繋がります。
大きな本川の増水により、バックウォーター現象が起こりやすくなります。
本川と、支流との合流地点で、支流へ水が逆流する現象です。
これによって、支流の水位が上昇し、氾濫が起きる、怖い現象です。
岐阜市でも、昭和51年9月に長良川の増水により、バックウォータ現象が起こった。
これにより、支流が氾濫して、数千世帯が、冠水する被害が発生しました。
当時、国が激甚対策事業として、支流の改修や、排水機の整備等を行いました。
支流の改修は、河川の幅の拡充を行い、バックウォーターに対応できるように整備。
これらの国の整備によって、岐阜市の水害が減少したことは、認識するべきです。