安倍首相の主導で、「検察官の定年延長」の法改正がなされようとしています。
現在、特別職の検察官は、63歳で定年、それを65歳まで延長する改正です。
検察官は、検察庁法によりその身分が定められた国家公務員です・・・検察庁法には定年延長の規定はありません。
この法改正の背景には、次期の検事総長(検察官の中で、最高位の官史、直近上位職は法務大臣)のポストにあるようです。
ここで、注目されるのが、黒川弘務東京高検検事長(法律では63歳で定年)の任命です。
現在の検事総長の任期が、2021年7月まであり、この間に、黒川弘務氏は、定年(2020年2月8日)になってしまう。
そこで2020年1月31日に、検事総長のポストに就かせるため黒川弘務氏を2020年8月まで、定年延長させる閣議決定をした。
そのため、定年延長の法律的根拠が、どうしても必要になり、今回の法改正につながっていると推測されます。
安倍政権に、従順な検事総長をポストにつかせるため・・・・日本国、大丈夫ですかねぇ。