国土交通省が公表している「住宅市場動向調査」というものがあります。
その中に「物件に関する情報収集方法」という項目があります。
住宅の建築や購入などにあたり、建築業者や物件に関する情報をどのようなルートで得ているのか、というものです。
「注文住宅取得世帯」が施工者に関する情報収集をしたのは、「住宅展示場で」が突出し、50%を超えています。
それに対し「分譲マンション取得世帯」の物件情報収集は、「インターネットで」が最も多くなっています。
また、「分譲戸建住宅取得世帯」、「中古戸建住宅取得世帯」、「中古マンション取得世帯」では、いずれも「不動産業者で」が最も多い。
「中古戸建住宅取得世帯」と「中古マンション取得世帯」では、「不動産業者で」の回答がいずれも50%を超えています。
これらを見てみると、それぞれの不動産購入者の想いが分かるような気がしますねぇ。
「注文住宅取得世帯」は、理想的な住宅に住みたいといった想いが・・・・・・ハウスメーカー主体になるんですかねぇ。
「分譲マンション取得世帯」は、グローバルな感覚で、マンションに住むといったステータスから、大手マンションのホームページです。
「分譲戸建住宅取得世帯」、「中古戸建住宅取得世帯」、「中古マンション取得世帯」は、今の生活と関連のある地域を優先しているのか。
この結果から、街の不動産屋としては、お客様のターゲットは、「分譲戸建」「中古戸建住宅」「中古マンション」といったところですかねぇ。