不破哲三さんの近著についての、渡辺治さんとの対談の1です、2度読みましたが内容が深い。スターリンの「大テロル」と反ファシズム統一戦線の相反するかのような行動の根源にあるのが、個人専制独裁体制と覇権主義とずばり。スターリンとヒットラーが相対しながら、互いに同じにおいを感じている不気味さ。社会民主主義「主要打撃論」が、ナチス党の軽視を産み、さらに、その後の統一戦線に否定的な影響を与え続けたこと。現在の市民と野党共闘への日本共産党の努力には、旧綱領にもとづく統一戦線の歴史的、たゆまぬ努力とこうした、教訓を現代に生かしているのではないでしょうかさらに渡辺さんは「社会主義・共産主義をめざす運動がその体内から覇権主義・大国主義の怪物を生み出したという問題をどう克服するか・・・賭いつが迫られいる」との問題提起まで行っています。 渡辺さんの鋭い、解明と問題提起に応える不破さん・・・次号に期待大です.
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