JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

福祉型障害児入所施設 槇の木学園

2013年05月01日 | Weblog


 地元、睦沢町にある、福祉型障害児入所施設 槇の木学園の「SSKA まきのき」が302号を迎えました。
 私も、読ませていただき、一緒に運動をしたこともあり、また、障害児の福祉についてよく伺っています。
 いつも、児童の絵を表紙にしています。また、毎年著名な方を講師にした講演会を行うなど地域活性化にとっても大きな役割を果たしている施設です。

「今日は○○ベクレルだった」が日常会話

2013年05月01日 | Weblog


 先日、私の友人のフォークグループの茨城県での演奏会に言ってきました。「ヒューマンファーマーズ」というグループ名のように、農家の方が多い集まりでしたが、始まる前の参加者の会話が「俺のところの野菜の今日のベクレルは○○だった」「俺のところは○○ベクレルで大丈夫だ」など、会話が飛び交っていました。
 司会者の方の話も「農産物の祭りも数値が安全基準でも、産地でいやがる人もいて、ひらけなくなった」と話されていました。
 放射能の被害は、広がり続けています。
 数々のフォークソングを作り続け、ている、笠木透さんは「泣きたいときには鳴き、苦しいときには苦しい」思いをはき出した方がよいのでは。」と言っていました。
 参加グループは、福島はじめ、被災地の方々ばかりで、自分の思いを歌にしていました。
 宅配の仕事をされている方は、お店のおばさん、クリーニング屋のおじさん、冗談の好きな魚屋さんなど、津波でどうなったんだろう、いつか逢えると信じてますと、歌に託していました。
 コンサートというだけでなく、原発ゼロ、憲法改悪を許さないなど、一人一人が主権者として表現してはどうかという提案を自らの行動を通して訴えているように思いました。
 女性の歌手の方は、ピザを作っているのですが「燃料の薪は、基準では安全なのですが、どうしても、気持ちが許さず、岐阜県から薪を購入して、作っているとのことでした。
 このグループが歌っています「空を汚したのは誰だ、海を汚したのは誰だ、故郷を汚したのは誰だ」と。
 

 8月11日には東海村でコンサートを開くとのでした。

憲法改正のルール以前の「憲法破壊」と改憲論の小林節教授が語る

2013年05月01日 | Weblog


 「日本近現代史を読む」の中で、明治憲法が、国民の権利を保障する運動の高まりを恐れ、「憲法論議を保障するどころか、逆に抑える」なかで政府側が作った。とあります。「憲法の起草は少数の官僚とドイツ人法律顧問との間で秘密裏にすすめられ・・・民意を排除してつくられた」とあります。
 昨日の「赤旗」に、改憲論者と明言する小林節教授が登場しました。国民的な合意がなくても憲法改正をできるようにする96条改憲に対する危機感を語ると共に、このことで「安倍さんは、逆に、命取りになる可能性がある」と展望を語っています。
 知識人の見識を感じました。