JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

北海道の朝

2010年06月10日 | Weblog
 兄からのメールに添付されいた写真です。
北海道北見市の近く「津別峠」での午前3時過ぎとのことです。
標高660。
「一面の「雲海」が広がり感動の一言でした、雲海の下に「屈斜路湖」があります。
聞こえるのは「鳥のさえずり」と「風」と「木々」のさざめき、あーーー良い風景との出会いに感謝!!」と感動を述べられています。
 仕事を持ちながら、若い頃から写真を趣味として、二科展はじめ数々の賞を受けています。
 団塊の世代の充実した人生を感じます。

資本主義日本の成長戦略を示した日本共産党

2010年06月10日 | Weblog
 「経済危機から国民の暮らしを守るために政治は何をすべきか」日本共産党の5つの提言を、3月11日に志位和夫委員長が経済懇談会で報告しました。
 第一は、世界でも異常な成長が止まり、国民が貧しくなった世界も他にない異常さです。
 第二は、大企業の内部留保の急激な蓄積とその元になったのが、労働者・国民からの吸い上げたお金という、実態です。
 第三は、内部留保が設備投資ではなく、海外企業の株などに回され、内需・家計がやせ細ってきた。
 第四は、正社員化など雇用をはじめとする、内部留保の還元による、経済の健全な発展です。
 第五は、この政策を実現できるのは、財界・大企業やアメリカにもはっきりものが言える政党日本共産党しかないということです。
 私は、アメリカ政府に真正面から、主張をのべたこと、企業献金を受け取らない唯一の日本共産党だから、国民の利益第一で提案し実行できると思います。
 私が入党した時は、理想主義だとか、実現の可能性がないなどと言われましたが、今もっとも現実的な提案と力を持っているのが日本共産党ではないでしょうか。


 4月9日の「赤旗」記事です。日テレCS番組 志位和夫委員長が語る・・・聞き手は読売新聞政治部の吉田清久氏
「「吉田 景気がなかなか本格軌道に戻らない。自民党と民主党で成長戦略でいろいろ議論していますが、何が原因だと思いますか。
志位 どうしてここまで日本の経済状況が悪いかというと、私は、リーマン・一ショック前の10年間に答えがあるとみています。その10年間で、大企業の経常利益は15・1兆円から32・3兆円に倍以上になっている。ところが、雇用者報酬-賃金は279兆円から最近では253兆円に1割も減った。直近でもボーナスの大幅減というデータが報道されました。
 つまり大企業が利益を上げても、働く人の収入は減っている。どこにお金がいっちゃったかというと、大企業の内部留保が142兆円から229兆円へと膨らんでいる。この内部留保がどういう形で現存しているか。この10年間で国内の設備投資-工場とか機械とかは少しも増えておらず、むしろ減っているのです。国内にお金が回っているわけではない。海外の子会社とか企業の株式の保有に回っている。
 つまり国内で正規社員を非正規社員に置き換えて吸い上げて、中小企業の単価を切り下げて吸い上げて、.国内で国民から吸い上げたお金が、国内に回らないで海外のもうけに回されていく。一握りの大企業は大もうけを上げたが、日本のGDPはこの10年間で約500兆円ぐらいでまったく増えなくなってしまった。いまはもっと下がっています。「成長しない国」になってしまった。そして「国民が貧しくなる国」になってしまった。国内で国民から搾りあげたお金は、もっぱら海外での投資に充てられて、国内経済がいよいよ空洞化していく状況がおこっている。
吉田 経済界からは「国際競争力」のためのものだという反論がありますが。
志位 逆なのです。この10年間、「国際競争力」というかけ声で、正規社員を非正規社員に置き換える。中小企業の単価の買いたたきを野放しにする。「大企業が強くなれば、いずれは国民の暮らしが良くなり、経済も成長する」といってきたのに、その結果は、「成長しない国」になってしまった。「国際競争力」という掛け声ですすめてきた自民党流「成長戦略」の結果が、成長力の衰退と産業空洞化なのです。
 いまなぜ企業が国内に投資しないかといったら、需要がないからです。需要がないから国内に設備投資もしない。需要を求めて海外に逃げてしまう。この問題の解決の方法は、この巨額の内部留保と利益を社会に還元する。国民の暮らしに還元する。そして国内の需要・家計を活発にしていく。そのことによって国内の投資も活発になっていくでしょう。この道こそ、経済危機から国民の暮らしを守り、日本経済の健全な成長をはかる道になる。これは私たちの、まあ日本共産党版の本当の意味での「成長戦略」なのです。」

 

朝露

2010年06月10日 | Weblog
 庭の朝露を見て思いました。
 私の好きな歌で「朝露」という韓国の歌があります。「ながい夜をあかし 草葉に宿る、真珠より美しい朝露のように・・・・」という歌詞ではじまります。
1970年の発表当時は「韓国歌謡を世界的水準に高めた曲」と言われ、「健全歌謡」目録にのった。が、民主化を求める学生運動の中で歌われていたためか・1974年には禁止曲に指定されてしまった。このことが逆に政治的な意味で、学生や労働者の闘いの場で歌いつがれていく原因にもなった。うたごえ喫茶「ともしび」発行 「うたの世界533」より。

人は財産 福祉を大切に いすみ市長 太田洋氏が「赤旗」で語る

2010年06月10日 | Weblog
 今日の「赤旗」「政治を前に」のインタビューに、お隣いすみ市の太田洋市長が登場しています。
 太田市長は、私が傍聴した、「山武長生夷隅地域保健医療協議会」でも地域医療充実の視点からの注目される発言をされていました。
 記事の内容は以下のとおりです。
 「いすみ市は千葉県内でけい初めて子宮頸がんと小児肺炎球菌(乳幼児の細菌性髄膜炎の原因菌)の予防ワクチンの接種費用を金額補助します。6月議会で補正予算を計上し、夏から実施の予定です。
涙流させぬ
きっかけは2月に子どもを持つお母さんやクリニックの先生から直接訴えられたことでした。子宮頸がんはワクチン接種で予防できる唯一のがんです。肺炎球菌による細菌性髄膜炎も多くがワクチンで予防できます。なぜ福祉を大切にするのか。人は財産だと思うからです。お金の負担で市民に涙を流させてはならない。
 将来の医療費を考えれば、大きな投資ではありません。予算は子宮頸がん約600万円、肺炎球菌約1200万円です。
財政が豊かでない市でも予算を優先させればできる。こうした自治体のあり方を広げたいと思うのです。
 旧3町合併から5年、高齢化率は30%を超え少子化も深刻です。そのため、子育て千葉県一、福祉のいすみ、農・漁・地場産業の育成を市政の3本柱としました。
 2010年度予算で中学3年までの医療費を入・通院とも完全無料化し、全保育園での延長保育、第3子以降の保育料の半額免除も決めました。財政難ですが一般会計から1億2千万円を繰り入れ、合併後初めて国保税を据え置きました。これには共産党の岩井豊重市議も賛成討論をしてくれました。
 交通手段も
 私は「しんぶん赤旗」をよく読んでいます。長野県木曽町の田中勝己・共産党員町長のバス行政(基幹バス、循環バス、乗り合いタクシーを組み合わせて町内どこでも200円で行ける交通システム)の記事を読み、これはいいと現地に視察に行きました。
 市には1週間に2日間しか便がないバス路線や便がまったくない地域がありますので、これを改善したいという思いです。田中町長さんの言葉によると、「交通は経済」だそうです。もちろん、市民の足であることは第一の基本です。そのバスで元気に出かけ、まちが活気づけば、大きな付加価値が生まれるのです。
 市民生活のためにも憲法9条は守りたい。来年の原水爆禁止の式典に市内の中学生を平和の使者として派遣してみたいと考えています。いま、民主党が与党となって政権がぐらついています。このなかで共産党は一つの筋を通し、平和や国民の幸せのために行動している。そこに期待しています。」
聞き手・写真
   千葉県・浅野宝子