JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

映画「沈まぬ太陽」もう一歩

2009年10月27日 | Weblog
 映画「沈まぬ太陽」見てきました。3時間以上の映画ですが、中だるみの全くなく、引き込まれました。
 会社建て直しに、まっすぐに取り組み、不正を暴き、それ故に、おろされる国見会長。
 「降りろと」首相の意向を「代理人」から靖国神社らしき場所で、言い渡された、国見会長が「あなたは、誰に参拝するのか」と鋭く迫る場面は圧巻です。
 モデルの小倉寛太郎氏は著書「自然に生きて」の中で「日航の会長だった伊藤淳二さんは、日本では非常にめずらしい立派な経営者だったというふうに思っております。非常にフェアなひと」と紹介しています。
 ただ、主人公を支えた労働組合の一人一人も描いて欲しかった。山崎豊子氏の原作も弱いと思うのですが。