ご飯を食べて、
人はどうなるか?
甘いものがほしくなるのです。
デザート。
宮島の新名物、揚げもみじをTさんの案内で買うことに。
目の前で、衣をみにまとっている。
ジュワアって揚がっている。
すいません一つください、チーズを。
揚げもみじソフトを買う人などもいる。
揚げもみじソフト、揚がったりソフトになったり忙しい。
行列ができていてこのときは。でも流れははやくて数分~10分足らず程度で並んでいる前の人たちが消え去る。
最前列。
頼んだものは、見てわかるかどうか不明であろうそれ。
チーズ180円。
なんかゴテゴテしているな。
おいしいんだろうか。
もにゅりっち。
あれ?
神様これおいしいですよ。
なんか別物に感じる。
甘さ100倍、アンパンマン!っていう感じでしょうか。
なんかしたんだろ!ってくらい変わっている。
もともと味覚は冷たいものより温かいもののほうが甘さやらを感じやすいのは知っている。
冷たいカルピスを温めたらだいぶ甘くなったように感じる、そんな実感覚も持っている。
でも、それにしたって化けていないか。
油で、っていうのもまた違うのでしょうか。
普段知っているもみじ饅頭の、もすもすむにゅむにゃっとしたあの食感も変わってしまっている。
密度が薄くなったというか、空気を含んで巨大化したようなそんな風に在り方から変わってしまったような歯触り。
衣部分もサクガジサジャガジと、おいしい。
中のチーズもとろーりと祝福しているかのようにまなじりを下げている。まなじり?よくわからないまま適当に書いてしまった。
(これは、家で、
ご家庭で不要になったもみじ饅頭を揚げてみないと)
家庭で不要なもみじ饅頭なんてないよ!
(いやーでもほんとうに一回やってみないと。
もみじ饅頭にもいろいろあるし、生モミジにドラミちゃん型もみじ、広島っぽいレモン成分が入ったものなど。
さらに。
高知銘菓「かんざし」や野根まんじゅうやらだって同じレベルのポテンシャルを秘めている)
数年後、揚げかんざしを出店するムシマルの姿があったりなかったりするかもしれない。
浜幸(「かんざし」メーカー)さんの許可を得ないと。
お店の中の飲食スペースは古式ゆかしいというか、揚げもみじ神社が室内にある変な空間。
いや、これはもみじ饅頭観がひっくり返る。360度変わった!
帰り道。
お土産袋(紙)を食べ始める鹿。
食べられたお土産袋の裂け目から落ちるお菓子(もみじ饅頭)、
さらにそれを食べる鹿。
どんだけ山賊なんだ、食いつくすんだ鹿。
食うシカない。
鹿におののきつつ、帰路。
14時台であったが、運転してくださったTさんがこの後用事があるために15時くらい広島市内な必要があるのだ。
往復。
船を渡って駐車場までの帰り道、
モーターボート、競艇の練習風景が陸橋から見える。
モンキーターン!?
おもしろい。
観戦玄人の方か、練習の様子をきっちりチェックされるような方もいてなにやら引き込まれた。
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