3ターンめがおでんメインの食。
兵庫の淡路島のオデン、一味ちがうのか。
そう、一味違うのね。
牛すじは煮込みちゃんみたいにプルプルしている。
生姜の味が利いている!
生姜はムシマルが入れたんですが、おいしい。
兵庫の冬が逆説的にけっこう寒いと思わせるあったまらせ方。
島おでん独自のことなのか、関西のおでん全般の味なのかよくわからない。
ちょっと薬味を利かしたおでんと酒が合う。演歌を流してもいいよって云えちゃう度量になる。
たまご、どこでもおいしいおでんの王。
黄身をぼろぼろ崩す悪い子である。
車麩がある。麩がおでんにあるのを見るのは初めてかな?そうでもない?
家のおでんではゼッタイでないけれど、違和感はない。
いろいろの統合されたダシ味を、吸引力の変わらないたった一つのおでん種こと車麩が吸い込む。
おいしい。
次に進もう。
ムール貝。
(ムール貝・・・・広島でもたまに見たけれど、どこで獲れるんだろう?)
異形が異邦の食べモノっぽくて好き。
貝の中でも、オレンジがかって目立つ容貌。
貝の・・・黒崎一護やー!
店内は和やか&にぎやか。
ファミリーチックな観光客が多かったですね。
ちらっと話をした老婦人(話しかけてくださった)はここの食事がおいしくてこの時期来たらしいです。
おでんがうまかった、マリネやフグ皮もいただく。
と、およよ。
酒が来た。頼んだのだ。
飲み比べセットだ。ブログに内緒で注文していたのだ。
書かない部分でやることをやる叙述しないトリック。
あわせて、角煮とってくる。
豚角煮大好き。
豚の身切れがいい。
甘さが、滅びゆくムシマルに優しい。
ムシマルもいずれ滅ぶからな。
つやつやしています!
お酒は「迎福」「千華」「凛美」。どれも地元のお酒らしい。
淡路島って酒蔵あるんだなぁ。
酒、ちびり。
「迎福」・・・・霹靂一閃!って感じ。甘いのに、一瞬キレる。おいしい。
「千華」・・・・甘やかしてくれる味。よく噛んで飲んで眠りたいそんなお酒です。
「凛美」・・・・立ち昇る風味でただものでないとわかる。桃源郷で提供されている水みたい。
三種のお酒すべてが吟醸・大吟醸だからなのもあるだろうけれど、むちゃ美味しいな!
みなさん甘い。
ひやー端倪ならざるーー。
淡路島までも酒どころ。
あ、食べきっちゃった。
4ターンめ、迷うなあ。
立ち上がり、歩き出す。
松笠イカと衣かつぎ?なんかの演目みたいな料理名だ。
ラ、ラーメン?ラーメンあるだか、
しかし、気になる。
兵庫とか淡路島って、ラーメンに特色あったっけ?
(でも待って!兵庫ラーメンって名前のラーメン屋さんが高知にある!ラーメンと兵庫はマッチングしうる!?)
スープのふたを開ける。
まさかのミルキー!!
豚骨味だとう?
こういうとこのラーメンってみんな醤油味だと勝手に思ってた!
おつまみ取って、
どうでしょうか、趣が変わったターン。今何ターンめかわからないです。
ビーフン、とんこつラーメン、松笠、ねぎとろ、オニオンスープ。
フィニッシュに向けていると思っていただきたい。
淡路島ならオニオンを探し求めなきゃですよね。
タマネギが汁全体に染まりゆく。
酔わせておいて、腸に優しいスープを流し込む人造マッチポンプ。
ラーメンがなかなかほんとに豚骨ミルキー。
お味はそこそこ。
完食。
20時が近づいてきた。
1時間半食べ続けている。
よし、残されたエルドラド、デザートゾーンというデリケートゾーンへ。
ケーキにきなこ餅にちっちゃい大福といった老若男女鎖国してる日本国も開国したジャパンも賄える食のオールブルー。
アイスもある。
変わり種はなしか…、潔し。小憎らしい。
どうでもいいけれど「小僧らしい」と「小憎らしい」と、空見しちゃうよね。
デザートターン。
フルーツ、アイスにようかん大福きなこ餅、ケーキ。
コーヒーも持ち出し、貪る。
あとの結末は、・・・・まあ、わかるだろう?
幸せの満腹だ。
休暇村はバイキングがデフォ設定であって良いなあ。
今も銘打ってるのかわかってないですが、「国民休暇県 高知」と言われていたのだから、休暇村を高知に!