ちょい飲みパスポートVOL2があれば、
「おばんざい3品とビール(以外もいけるけれど)」で1,000円。
ベック
広島中区十日市町1-6-16
17:00~OS21:00
定休日:土日祝
082-233-3412
おばちゃんマスターが対応される。
「よう来たねー。パスポート?あっちのお客さんもそうなのよー」みたいなフレンドリーな感じだ。
あ、立ち飲みコーナーがある。カウンターにはイスがあるけれど、こっちにはものを置いたり身体を預ける背の高い木材の卓があるのみ。
面白いじゃあ立ち飲みで。
おばんざいコーナー・・・つまりはキッチンとカウンターの間にあるものをちょっと置くところであるが、品目がいっぱい。
「どれにしますか?」
「えー・・・ちょっと決めさせてください」
あるわあるわ、カツ系に肉野菜炒め、ゴーヤチャンプル―、キッシュというか固めのオムレツ、うおローストビーフですか?「牛のタタキよ」といった多さ。
安心してください、牛タタキなどは保冷ケースに入っているから衛生的にも安心です。
ひときわデカいのがある。
「すいません、これって」
「これも大丈夫よ、あんまり大きいのは逆にお客さんが取りづらいのかもしれんね」
「じゃあ、私はこれをいただきます」
じゃん!
鯛(イシダイって言っていた気がする)南蛮漬け、チキンカツ、ナスの煮びたし。
いやこれ、ナスびたしとおんなじ一品でいいんですかいいんですかこんなにでかいのいいんですかいいんですよあなたが選んだ品なればという感じ。
いやマジ2品分の枠を取られてもおかしくないのではないか。
これで1,000円。
お得度A´だ。
ナス煮びたしは冷やしてあって、タイは常温。
チキンカツは常温保存だったけれどチンしてくださる。
チキンカツうまうま。
・・・安いのになんか理由があるかと思ったら問題なくおいしい。
残り時間が40pもあるのにラスボス倒したからどんでん返しがあるかと思ったら、残り全部バケーションみたいなプラス方向の肩透かし。
店内にテレビがあって、24時間テレビをもうすぐやるよって宣伝番組をしている。歴史を振り返っている。
間寛平氏の200㎞マラソンとか広末涼子パーソナリティの回とか、振り返っている。
見たり見なかったりしているな、24時間。
学生の頃は深夜から朝、いやもっといつまでもやっている番組があるのは希少である。
広島ではあれだけど、高知だと深夜2時くらいでテレビ終わる感じだったので非日常感を味わうために見ようとしていたことがある。
地球は救われたのか、毎回気になる。
毎年の危機に毎回救っているのか、まだ一回も救われていないのか、最終的に通算〇回24時間テレビしたら救われるのか、危機に瀕するのをなんとか次回持ち越しまで持っていっているのか?
『愛は地球を救う』の語義と24時間テレビとの関係性がどうなっているのか、気になる。
地球は今はどうでもいい。
ナス、いただく。
調理前の生の時はなんだかキュッキュと弾く感じのナスが、しっかり調理後は吸収が抜群になる。
この落差が、たまらないのである。
油熱を通して食べよくなったナスを食べるなども、またよろし。
鯛は酢がきいちょった。
これは、日本酒も合いますなあとにんにんしちゅうところでした。
いかにもな常連さんが、「ワインを取るでー」と冷蔵コーナーから瓶を取り出す。
常連さんあるある教えたい従業員あるある教えたい、
常連あるある伝えたい、
ムシマルブログ読者に伝えたい、
ちょい飲みシリーズの途中でも伝えたい
常連あるあるみなさんに伝えたい
「従業員並みにお店把握」。
鯛は両側ともまるっといただけます。
ああ、これは夏バテに最善手。
酸味の中にお酢の甘みがあって。
おさかなの王様の持つ清廉な旨みがあって。
腐っても鯛、って言うけれど、漬かったらなおのこと鯛。
思わず、というか食べ物に対してお酒が進みすぎて、2杯め。
「すいませんおかわり」って言ったら、「あらあら(ちょい飲みセットだけで終わらなくて)すいませんね」って。
ペース配分難しい、お魚を食べ終わってもビールが半分くらい残ったので、テレビを見ながらチビチビと飲み進める。
こんなセットもあるみたひ。
1,400円。2杯飲んでこの満足感で。
ぐっど。
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「ちょい飲みパスポートvol2」のベックお料理写真がちょっと暗く写っててもうちょっと美味しそうに見えるけどねえ、っていってらっしゃった。