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ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『いのししまつり in 大三島』というジビエ食べ合宿①集いとマスメディアとオリエンテーション

2017年02月11日 20時14分04秒 | イベント

朝9時過ぎに広島を出発。

 

高速を使えば2時間以上3時間未満で着くとナビが言っている。

 

 

 

目的地から語る。


大三島にあるしまなみイノシシ活用隊 シシ肉 (旧給食センター)に辿り着こうとしていたのだ。

〒794-1304  愛媛県今治市大三島町宮浦 4975

 

(大三島かー、一度行ったことがあるんだよな、 振り返ると、2014年【リンクあり】か)

大三島の印象は、すごい神社があり道の駅が二つある美術館があるっていうくらい、あと自転車の聖地?

 

 

ここに来たのは『いのししまつり in 大三島』というイベントに参加しようと思っていた。

いのししまつりといっても、神輿が出てわっしょいしたり神社に奉納する舞があったりいろんな屋台が出てくるお祭りではない。

 

完全予約制の合宿的なイベントであるのだ。

1泊2日朝晩ご飯付きで14,800円。

 

もとはこの主催の『をかしや』さんという団体が高知県でサバイバルでネイチャーなイベントをしたときに参加して、

なんかすごかったのだ。

 

で、をかしやさん代表の『マロさん』とフェイスブック友達になったりして、そこから2年・・・・・・・・・・・ムシマルも広島に来ちゃったりいろいろあっての2017年初め、

フェイスブックでこのイベントの存在を知る。

 

惹句はこうである。

『日本一のシシ肉料理に舌鼓!

イノシシを食べつくす。イノシシ肉のモンハン焼き!』

 

食べることがメインっぽい!

そして日本一のイノシシ!

直近のイノシシグランプリで優勝したようである。

詳細はこちらに、主催者側の記事あります。

 

 

到着。うわーなんかすげえミカンの絵。

 

12:30受付で今は12:08。

少し早かったので近くのA-COOPに行く。

 

パンの移動販売が来ていたのでパンを買う、

(あ、隣のコーナンでエプロン売っている。買おうか)

 

と、そんなこんなで時間をつぶし、受付をする。

 

 

中はこんな感じ。

元給食センターで、いまはイノシシであるここがメイン会場。

なんというか独特な雰囲気、コンクリとミカン籠と水はけのよさが目立つのでした。

 

 

そして独特な雰囲気になっているのはそれだけではない!

テレビが、マスコミが取材に来られているのです。

南海放送さんと、あいテレビさんと、テレビ愛媛さんだっけかな?

 

今回のイノシシまつりにかかわられた『ナベさん』のイノシシが、猪グランプリで第1回優勝し日本一になられての最初のイベントということでにわかに注目を浴びてしまっていたのだ。

 

3社!

 

キャメラにビビる小市民。

 

でもまあ、受付を済まして(この時マロさんの奥さんで「をかしや」理事のタマさんに初めてお会いする。あなたがムシマルさんかみたいなことを言っていただくがどういう風聞になっているのであろうや)名札に名前を書いて荷物を置き場に置いて座る。

前回イベントもそうでしたが、こういうヤツだと距離感を縮めるため?呼んでほしいニックネームを書いて首にかけて呼び合うみたいなならわし?がある。

 

『ムシマル』と書きました、名札には。

 

数人、来ている。

ああああ、こういうイベントでは緊張というかひけ目というか自分やっていけるのかなという不安がつきまとうのである。

社交性は人見知り発症しているし、ソロ参加であるし、ネイチャーやイノシシには呑気な憧れ程度で実体験がない。

若い女性もいらっしゃる、もしかして狩りガールなのかしら。

 

 

おひとり、近所の方であろうか『イノシシまつり』の看板を見て縁日的なことを考えられたのか飛び入られるおじいさんもいらっしゃる。

なにかいろんなものを呼んでいるぞイノシシまつり。

 

そして自己紹介やオリエンテーションが始まるのです!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ざっくり先に今回のメンバーを語ると、

 

・だいたいは愛媛県域からであるが、岡山大阪岐阜高知など県外からも。ムシマルだって広島からである。

 でも松山からも2時間くらいかかるようであるから、あんまり広島からとかかる時間は変わらないようである。

・全部で15名の参加者で、男性9名女性6名と思ったより女性多い。

・年齢層も20代30代40代50代、もうすぐ定年といっておられる方もいらっしゃったからアラウンド還暦な方も?と年齢もいろいろ。多分人生いろいろである。

・狩猟免許を持っていたり取得勉強されている方が何名か。またジビエ料理を作ることに興味持って参加の方も何名か。

・ご夫婦参加や友達参加やソロ参加と、参加も多彩。

 

なんかみなさんすごいよな。

うひゃ現役猟師さんがいらっしゃる、木こりさんも。

 

一言自己紹介時のムシマル

「えー、ととのいました」(失笑)

「ムシマルといいます、食べ歩きのような日記のようなブログを書いていまして、日本一のイノシシが食べられると聞きました」

「面白半分、残りの半分は食欲で来ました」

みたいなことをいう。

 

今振り返るといいのか悪いのか自分の欲求にストレートだ。

 

アイスブレーキングな一環として、ちょっと身体を動かすようなイベントを。

手拍子や声掛けでリレーをしたり、フルーツバスケットをしたり。

 

声掛け・手拍子リレーでいきなり変拍子をする人がいる、順番じゃなく一人飛ばしやリバースをする人が。

え、こういうゲームだったのかと対応しているとスタッフ側タマさんが「こんな最初でこんなアレンジをされるの初めてです」みたいな感想を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・個性の強い人が揃ったのかも。

こいつは末恐ろしいというか先が思いやられるというか、どっちかわからんぜ。


「フルーツバスケットって、学生時代以来だね」みたいな声も聞こえる。

ムシマルは一度も鬼?というのか席に座れない子にはならなかった。

 

ふう、元合気道部の面目躍如といったところか。あんまり関係ないか。

 

 

トイレ休憩を挟んだりしつつ、目的意識の共有や日本一イノシシ:ナベさんのお話を聞く。

ナベさんこと:『渡邉 秀典 しまなみイノシシ活用隊隊長』さん

 

ナベさんのお話をざっくりいうと。

・猟が好きとかではなく、ミカン農家であるナベさんはミカンのイノシシ被害を防ぐために取り組んだ。

 当初は柵作りなどであったが、自分が防御しても誰かが被害にあう       → 防御手段の発展形 攻撃は最大の防御

 

・ボランティアというか近隣の人が協力する体制であったが、処理をするのに一回ごと半日潰れる。たくさんかかると仕事にならない。

 → 時間の都合で処理できないものがあると、肉活用されずに埋められてしまうこともある。 それは不憫。

 

・イノシシ皮の製品化(スマホケースなど)や、牙なども活用できればなど、いろんな取り組み。

 

質問コーナーもあり、

Q「電撃ヤリを使うと電撃で先に心臓が止まって血抜き処理にデメリットが生じるのでは?(内容詳細はうろ覚えなため間違いがあるかもです)」というすごく専門的な質問も参加者から飛び出す。

 

 

 

そんなことを学び、いよいよ実地学習なのでした。

 

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北広島町の「勝原白貫堂」でお茶+「薯蕷饅頭」してみる。

2017年02月11日 09時39分31秒 | 広島・甘いもの

北広島町の商店街を歩いていると、ちょっと和テイストにオシャレなお店が出てくる。

なぜ北広島町の商店街を歩いたのか?不思議ではある。

なんだろうか、建物はモダーンな感じ。

和風インテリアショップ?

カフェ?を見つける、見つめる。

 

 

おお、モンドセレクション挑戦のお店。

へー、こういう「山間の町」感の非常にある地帯で、なんというか世界にはばたこうとする姿勢みたいなもの、うかがえる。

 

こういうの、好きなんだ。

前向きな気がして。

 

モンドセレクションとムシマルは切っても切っても同じ顔が出てくる金太郎飴くらい切り離せない、

つまり切り離せまくれる、ってことなんですが。

 

入店。

あ、窓ガラスから覗けていたとおり、喫茶スペースがある。

 


 

勝原白貫堂(かつはらはっかんどう)
〒731-1515 広島県山県郡北広島町壬生243番地5
TEL 0826-72-2053 URL http://www.hakkando.com/
営業時間 10:00~17:30

定休日 水曜日・第1、第3日曜日


 

「ここで食べられていきますか?」

「あ、さ、そ、そうですここで」どもる。

 

そのとき特別に疲れていたわけではないから休息しなくてもよかったけれど、

疲れを感じていなければ休まなくていいかといえば、そういうわけでもないからな。

 

お菓子だけの購入、いわゆるテイクアウトというかお土産みたいな方にするか?そういうことでも悩んではいた。

しかしまあ、いきなり初対面のお菓子を味も見ずに箱詰めで買うのって、無頼者のすることだと思った。

 

まずは触れるように、知るように。

この店で一個食うてやろう。
 

 着席。

 

雰囲気はいい。

ホテルのロビーより落ち着いて座れるかもしれない。

(なんかずいぶんとガラス張りな感じがするよ)

まるでクリーンな政治を心掛ける人みたい。

 

うーーん、と。メニューからはすぐに頼みたい品を導き出せる。

 

 和菓子と飲み物のセット「壬生和み」。

ほかにあんみつなんかもあるのでした。

 

しかし、ここは、お茶もついている壬生和み(540円)に。

あとは選択肢複数からの寄せ!

コーヒーにお茶数種、お菓子も饅頭2種に淡雪に上生菓子か。

・・・・・・・・ムシマルも風流を介する男。和菓子にあたってはコーヒーよりはお茶のほうが趣の面で上を行っている。

 

「+80円は抹茶だけで玉露はOKというか基本料金ですか?なるほど、じゃあ玉露とこの2番目の読めないやつ(薯蕷饅頭)を」

「それは『じょうよまんじゅう』と読むんです」

 



それをお願いした結果。

 

ほう、なんともおままごと感あふれる趣向じゃないか。

茶器茶器している。

 

「この砂時計が落ち終わったら蒸らし完了です、お注ぎください」みたいなことをアドバイスされる。

砂時計が久しぶりだ。リアルなやつは。

 

 

 

蒸らしている間に、お饅頭を観察。

白い、花の押印、角の取れたかたち、たこ焼き型。

大きさはピンポン玉より一回り大なくらいか。

 

思ったより上品。饅頭っていうとムシマルはもう少し田舎風というか蒸しパン風というかなんかそんなのを連想しやすい人なのだ。

 


お茶。できた。

玉露の円熟した黄色がいい感じ。

 

こんなに和なのって、すごく久しぶりな気がする。

 

ずさ。薯蕷饅頭太郎が生きていたとしても、やってしまいかねない角度と勢いで振り下ろす。

あんこの充実性、 すごく詰まっている。

ぱくっといただく。

 

お茶請けの目的たる甘さはしっかりと確保。

でも、このあまさは、確かな上品さ。

(なんていうんだろう、ざらっとしているっていう表現がいいのか悪いのか?)

 

・・・・・・・・・・・・・「山芋をきめ細かくすりおろして、砂糖と上用粉を加えた生地であんを包み、蒸したものが薯蕷まんじゅう」らしい。
そっか、馬鈴薯の薯の字!お芋か!

 

お茶が進む。お湯のお替りができるそうなので、ひとつお願いする。

 ざばざば。

 

 

 

 

 

 硬さは、案外にがっしりしている。

あんこは練りきりのように自由に形作れそう。

 

食べた後、お茶で流すまでじっと残る甘さだなー。

何もしなければこの甘みは永遠にムシマルのものではないかしら、そんなことを思いながら小学生の作文を読んでいる。

 

小学生の作文

そう、小学生がここのお店の工場見学をしたようで、その時の感想文が冊子になってムシマルに読まれている。

 

「お饅頭が2種あるのにびっくりしました」とか「一日に600個も作ってすごいです」とか「機械が4台もあってすごいです」とかいろんな情報が書いてある。

なかなか面白い。

 

 

 

 のーんびり一服。

 

 

 

結構なお手前で540円お会計する。

 

 

たまにはいいね、旅ではいいね。

 

 

 

 

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