2005年7月24日のブログ記事一覧-ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



昨日はブログをお休みいたしました。
その訳は高田元太郎さんのコンサートと打上げが大いに盛り上がり、二次会まで行ったら帰宅したのが夜中の二時だったので失礼した次第です。

さてそのコンサートは私の今までの高田さんのイメージを塗り替えるものでした。プログラムはHPのトップページにまだ乗っていますので省略しますが、ブローウェル、ヴィラ=ロボス、D.ヘイス、G.サンス、S.ハウ、S.ワンダー、J.ペイジ、A.ラミレス、R.ローズ、R.ブラックモア、A.ピアソラとそれはもう幅広い分野の作品がずらりと並んだんですから、聴いていて全く飽きることなくあっという間にもう最後の曲なんだ!と言う感じでした。

高田さんには浜松時代にも演奏をお願いしたことがありますが、やはり南米ものの高田元太郎と言う勝手なイメージを作っていました。確かに現地に生活し、生の空気を吸ってきた高田さんの南米ものは一味違うのは間違いないのですが、昨夜のプログラムに登場したエレキの偉大なギタリストたちの作品の演奏は、「これはただのクラシックギタリストとはチョット違うぞ!」と思わせるものでした。話を聞くと、高田さんは大学2年まではエレキギターをやっていたんですって!エレキギターがうまくなりたくてクラシックギターを習い始めたんだそうです。そしてある時大学の後輩の女性が「盗賊の歌」を上手に弾いたのを聴いて、クラシックを本格的にやるようになったとか。その女性はそんな事実があったことを知っているのやら知らぬのやら・・・。その人の「盗賊の歌」がきっかけでこんな偉大なギタリスト高田元太郎が誕生して今私たちを楽しませてくれているんだから。
そしてこれらエレキ作品は10月24日に発売になるアルバムに収められるとか。これはもう今から発売が待ち遠しいです。

さて、そんな楽しいコンサートを満喫した後、さあ打上げです。
お酒も入ってボルテージが上がってきたところで、高田さんが野村芳生さんに「二重奏やりましょう」と言うことで急遽、即席の、しかし最高の二重奏団が結成されました。店からソルの二重奏の楽譜を持ってきて高田・野村による「ロシアの想い出」が始まりました。流石の二人も譜面めくりやら難しいところではクチ三味線も交えながらの名演奏に会場はもう割れんばかりの拍手で盛り上がりました。いやあ、こんな楽しい打上げは私も初めてでした。
そんな騒ぎの中、鈴木大介さんから電話。
「夕方関東で地震があったので新幹線が遅れて今名古屋駅に着いたところです。今からスタッフと打ち合わせなので打上げに合流できません」との事。残念ではあるものの、もう打上げは盛り上がりの最頂点に達しており、次々と参加者の演奏が始まりました。

そして、3時間以上に及ぶミューズサロンでの打上げを終了して、「お腹が空いたからきしめんを食べに行こう。」ときしめんの美味しいという千種の千種亭に野村さんの車とタクシーに分乗して行き、お店の看板を45分もオーバーするまでまた宴会が続き、帰宅は午前様と言うなんとも楽しい一夜でした。このコンサートと打上げは千両の価値があったと大満足して、興奮冷めやらぬ夜となりました。高田元太郎さん、本当にありがとうございました。また近いうちに来てくださいね。


コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )