2010年9月のブログ記事一覧-ミューズの日記
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昨日(9/11)はミューズ音楽館5周年記念スペシャルコンサート~ミューズ講師陣によるギタリスト達の饗宴~でした。
お陰様で大勢の方々にお越し頂き、電気文化会館のザ・コンサートホールがほぼ満席に近い状態になりました。遠くは京都、伊勢、浜松、岐阜から駆けつけて頂きました。ありがとうございました。午後5時開演、8時終演と言うロングコンサートとなりましたが、皆様には最後まで聴いていただき、終演後には「素晴らしかった!」「感激した!」「もっと聴きたかった!」とうれしいお言葉を頂きました。今朝もお電話を頂き「昨日のコンサートの企画が素晴らしかった。あんなコンサートはなかなか無いね。とても楽しめた。」と言って頂き、うれしかったです。当日のプログラムは下記の通りで、内容がバラエティーに富んでいたために楽しめて頂けた様です。
<第1部>
1.佐々木響士朗(ソロ)
  オーバー・ザ・レインボー /ハロルド・アーレン(武満徹編)
  イエスタデイ/ポール・マッカートニー(武満徹編)
2.山田陽介(ソロ)
  エピローグ・スペイン舞曲第6番/E.グラナドス
3.高岡誠&大矢修三(デュオ)
 「夏の庭」より・招待・さよなら・夏の庭・老人/S.アサド
4.大矢修三(ソロ)
  「森のなかで」より/武満 徹
  「夢の中で」/渡邊なつ実
5.高岡誠(ギター)・高岡恵子(朗読)
 ギターソロのための”三つの叙情作品”/後藤千秋
6.谷村武彦、池田浩、佐々木響士朗(トリオ)
  スペイン/チック・コリア
  夢路より/スティーブン・フォスター
  ライオンの練習曲/池田浩
<第2部>
1.酒井康雄(ソロ)
 トッカータよりメヌエット/ソウサ・カルヴァーリョ(酒井康雄編)
 トッカータとフーガイ短調(原曲ニ短調BWV565)/J.S.バッハ(酒井康雄編)
2.酒井康雄、藤井敬吾(デュオ)
平均律ギター曲集より前奏曲とフーガホ長調/M.カステルヌオーヴォ=テデスコ
3.藤井敬吾(ソロ)
  羽衣伝説/藤井敬吾
4.福田進一、藤井敬吾(デュオ)
ランクラージュマン「はげまし」作品34/フェルナンド・ソル
5.福田進一(ソロ)
  ワルツ・ショーロ&ショーロス1番/H.ヴィラ=ロボス
  ガロート(ショーロ)/A.C.ジョビン(ベリナティ編)
6.酒井康雄、藤井敬吾、福田進一(トリオ)
  グラナダ/イサーク・アルベニス(藤井敬吾編)
7.全員アンサンブル
  オーバチュア 2010(委嘱作品)/藤井敬吾
  (1)序曲
  (2)悲しみのミューズ
  (3)フゲッタ
  (4)サラバンド
  (5)喜びのミューズ

最後の全員アンサンブルには私も参加させて頂きました。考えてみるとギター合奏に参加したのは学生の頃から40年ぶりのことでした。本番までに2回ほど練習をしましたが、合奏も楽しいものですね。緊張もしますが、ワクワクもしました。本番もなんとか無事演奏する事が出来ホッとしています。しかし、少ない練習で指揮者なしでテンポ、縦の線をあわせるのは難しいですね。この曲の楽譜を販売しております。是非皆様もご愛奏ください。技術的には初級レベルでも楽しんで頂けます。
この「序曲2010」と言うタイトルは、今までの5年はミューズの第1ステージ、これからが第2ステージの幕開けだと言う意味で付けました。これからも更なる発展とギター音楽の普及を目指して頑張りますので、今後とも何卒よろしくご支援をお願いします。

今回演奏していただいたギタリストの皆様、そしてお越しいただいたお客様、ご来場頂けなかったけど、お祝いのメッセージを頂いた方々、ご祝儀やお花を頂いた皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
山下高博



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