2006年12月のブログ記事一覧-ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



今日で今年の営業は終わります。ミューズ音楽館も昨年の5月22日にオープンしてから1年7ヶ月が経ちました。オープン以来かなりの勢いでやってきましたので、途中で息切れするのではないかと心配していましたが、皆様のご支援のお陰で何とかやってこれました。今年は前進の年とする事ができました。お客様、会員の皆様、演奏家の皆様、講師の皆様、生徒の皆様、スタッフ、家族、皆様のお陰と感謝しています。最近特に人との『ご縁』を不思議に感じ、意味深いものに感じています。

振り返ってみると、サロンコンサートもミューズ企画・サロン貸しを含めると39回ものコンサートやマスタークラスを実施する事が出来ました。
地元の皆さんにも沢山出演していただきました。名古屋若手ギタリストの競演の皆さんを初め、佐々木響士朗さん、岸田兄弟、服部修司さん、伊藤兼治さんと服部文厚さん、中村公樹さんと樹神功さん、フラメンコの池田浩さん、リュートの中川祥治さん、ボサ・ノヴァの矢橋幸男さん、高岡誠さん、野村芳生さん、酒井康雄さん、二村孝文さん、岐阜の川瀬寛さん達が演奏してくださいました。ありがとうございました。

遠方から来ていただいた演奏家としては、藤井敬吾さんと藤井由美さん、ホプキンソン・スミスさん、福田進一さん、ステファノ・フロンドーナさん、竹内永和さんと下森佳津美さん、佐藤正美さん、日渡奈那さん、宮下祥子さん、尾尻雅弘さん、ヴルフィン・リースケさん等、本来ならこんな小さなサロンでやっていただけない様な人達にも演奏やマスタークラスをやっていただきました。ありがとうございました。

そして、嬉しい事にギター関係以外でもミューズサロンを貸しサロンとして利用していただける方が増えてきた事です。ボーカルのまきえいこさん、インド・クラシック音楽、元XJAPANのTOSHIさん、フォルクローレのグループ・ドルメンの皆さん達にご利用いただきました。
発表会にもご利用いただいています。

ワンコイン講座で講師をしていただいた皆様、そしてワンコイン・コンサートに出演していただいた皆さん、ありがとうございました。何と言っても講座を受けた方々が皆さん大変満足されて、感謝のメールをいただいたりして喜んでいただいた事がうれしいです。また、ワンコイン・コンサートに回数を重ねて出演された方々が確実に上手くなっているのを見てとてもうれしく思いました。

お店の方も高級ギターの品揃えを増やす事ができて、遠方から見に来ていただくようになりました。先日も広島からギターを見に来ていただきました。年明けにまたお出でいただけるそうです。その前には福岡から、また大阪からもお越しいただきました。元々『30万円から60万円の中間価格帯をこれだけ揃えている店はないよ』と言われていましたが、フレドリッシュ、ロマニロス、ハウザーなど高級ギターを置いた事でお客様の半径がうんと広がりました。
銘器展でも浜松のお客様が何度も東京で探していたけど自分の求めるギターに出会えなかったが、ミューズの銘器展で出会えたと言って戴いた時は本当にうれしかったですね。

楽譜とCDも増えました。お店が狭いので大きな店には敵いませんが、他店にないものを揃えている事で全国からメールでご注文をいただけるようになって来ています。

教室も東は静岡県の浜松から西は三重県の津市から通っていただく生徒さんがいらっしゃるようになりました。遠いところをありがとうございます。コースもギターだけではなく今年はゴスペルとポピュラーピアノがスタートしました。

合奏を楽しむ会もスタートしました。高岡さんの指導の下でいろんなレベルの人達が合奏を楽しみながら勉強していただいています。

また今年は『編曲の事ならお任せください』『出張レッスンとミニコンサート』など新しいサービスも始めて、早速ご利用いただいています。
小さなことでも皆さんのニーズがあれば、喜んでいただければと思ってやっています。それに応えていただいたときはうれしいですね。

いつも言っている事ですが、皆さんに楽しんでいただきながら上達していただく事を願っています。それに当てはまっていただいた時はうれしいですね。

来年は新ミューズサロン講座も始まります。サロンにホームシアターの設備を整えましたのでギター関係のDVDの視聴会も企画したいと思っています。

教室の方も新しいコースも計画中です。音大や専門学校のギター科進学コースやサークルで楽しんでいる人達向けのアンサンブル・コース(デュオ・トリオ・カルテットなどの指導)などです。

コンサートもいろんな人に出演していただきたいと思っています。どんな人に演奏してもらうのかはお楽しみにしてください。年明けのブログで少しご紹介いたします。地元のギタリストの方々もどんどん出演してください。また貸しサロンとしてもご利用ください。会員の方もワンコイン・コンサートにどんどん出てください。
また仲間の集まりや学校のサークルのOB会などの集まりにもご利用ください。

さあ、2007年はミューズ音楽館がどうなるのか。一生懸命知恵を出し、汗も掻きますのでどうか『ご縁』を大事にしながら来年も何卒よろしくお願いいたします。
皆様にとっても良い年になりますように!



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昨日(12/23)は酒井康雄・藤井敬吾のお二人の生徒さん達の発表会(写真上段)、今日(12/24)は第4回ワンコイン・コンサート(写真下段)が開かれました。

酒井先生、藤井先生のクラスは殆どが中・上級の生徒さん達なのでそれぞれが結構難度の高い曲を披露されました。そして講師演奏も入って藤井先生の羽衣伝説や酒井先生によるバロックギター演奏など楽しませていただきました。

1.志水 克彰    月光/F.ソル
            メヌエット5番/F.ソル
2.西山 幸子    アルハンブラの思い出/F.タレガ
3.横田 直之    もしも彼女がたずねたら/レイス
4.竹口 喜久    雪のパストラーレ/B.テルツィ
5.高原 恵子    F.カルリ Op90-2 ノクタ.ーンより ラルゴとポロネーズ
(二重奏W/藤井敬吾)スウエーデン民謡麗しき薔薇を知る者」の主題による変奏曲 藤井敬吾
~講師演奏~
 藤井敬吾      羽衣伝説
6.成田 和代    エチュード N.16,No.17/M.カルカッシ 
7.篠原 嘉裕    エチュード No.3,No.9/F.ソル 
8.吉岡 恵     チェロ組曲第1番プレリュード/J.S.バッハ
           南のソナチネ第1楽章/M.ポンセ
9.長縄 広紀    魔笛の主題による変奏曲/F.ソル
~講師演奏~
  酒井康雄(演奏:バロックギター)G.サンス スペインの小品

中には充分に実力が発揮できなかった人も居ましたが、皆さんが確実に上達しているのを改めて確認できて私はうれしかったですね。悔いが残った人は是非次回に向けて更に精進していただきたいと思います。発表会の後は聴きに来ていただいたお客さんも含めて打上げを一緒に行い、楽しい時間を共有できました。

ワンコイン・コンサートは今回で4回目となりますが、2回目、3回目の出演者は確実に上手くなっています。初めてのときは足が震え、2回目のときは指が震えたと言う田中さんも今回は立派な演奏をされました。音も美しくなっています。やはり人前で演奏する事に慣れるということと、練習に身が入ると言う事の相乗効果なのだと思います。今もプログラムを見ては一人一人の演奏が思い出されますが、それぞれ皆さんの演奏にドラマを感じます。このワンコイン・コンサートに出るために一生懸命練習された形跡がありありと演奏に出ていましたし、コンサート全体の雰囲気がとてもいいものになっています。今回は最後に四日市のギターサークル“サルビア”のメンバー3人による三重奏を披露して頂きましたが、このコンサートを締めくくるのに相応しいいい演奏をしてくれました。11月に山田陽介君の出張レッスンを受けられて、曲の作り方、演奏のポイントがはっきりしたのでしょうね。とてもいい演奏に仕上がっていました。まだ出ていない人は是非次回にエントリーしてください。3月17日(土)です。

1.三谷 良樹   Fly me to the moon
2.土井 金松   巣南ルンバ/土井金松
3.辻 廣和    11月のある日
4.梶田 絹代   J.S.バッハ チェロ組曲1番プレリュード
           後藤千秋 オルゴール
5.田中 文英   アルハンブラの思い出
6.各務昭子    トローバのソナチネ第一楽章、第二楽章
7.田中健之    暁の鐘/E.S.デラマーサ
          エストレリータ/ポンセ
8.大塚 賢吾   バーデン・ジャズ組曲1,2,3
9.角谷治子・伊藤房子・横山陽己(三重奏) 
          イタリアーナ/レスピーギ 
          不良少年/武満 徹

これでミューズの今年の行事も全て終わりましたが、営業は28日までやっていますのでまたお店にお寄りください。お目にかかれない方には『良いお年を!』そして来年もよろしくお願いします。

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先日の日曜日にミューズサロンでは初めてのフォルクローレ・グループのコンサートがありました。

ドルメンと言うグループなのですが、そのグループのチャランゴ奏者がミューズ音楽教室でギターを勉強されているんです。そのご縁で今回はミューズサロンを使っていただいたです。ボンボを叩いているのは女性なんですが、実はお琴のお師匠さんなんだそうです。
私もメキシコ、アルゼンチンの駐在期間が通算で11年と長かったのでいろんな場所でフォルクローレの演奏を聴いていますが、このグループは言うなれば正統派又は古典派フォルクローレなんですね。フォルクローレのメロディーは日本人にはとても親近感を覚え、すんなり心に入ってきます。これは大昔、まだベーリング海峡が地続きの時代にモンゴルからアメリカ大陸に渡った人々が現在のインディオの祖先にあたるからなんでしょうね。

さて、そのコンサート、私はほんの少ししか聴けませんでしたが、終演後の皆さんの反応は大変すばらしいものでした。「とても良かった!」「楽しかった~!」と大好評でしたが、本日メールで感想とお礼をお送りいただいた方がいますのでここにその内容をご紹介させていただきます。(ご本人の了解済みです。柴田さん、ありがとうございました)

以下、メールの内容です。
『ドルメンの演奏、Superfantasticでした。ケーナ&vocalの絡みが、絶妙でした。female musicianの太鼓が、drumsとkeyboardsのリズム体の役割を果たしていた様に、思えました。もっと、多くの人に、素晴らしさを、知ってもらいたいと、感じずには、いられませんでした。千円は、安すぎます。Thanks a Lot.』

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<あれも聴きたい、これも聴きたい> 適正速度

 ある時、夜遅く高速道路を走っていて、ふと助手席側の窓から路肩あたりを見ると、「あ!いつもよりスピードが出すぎかな?」と感じた。しかしその時スピードメーターを見ると、時速はほぼ100キロであった。自分が瞬間的に危険を感じたスピードが、実は適正なスピードであったのだ。
 そのような感覚をもったのはその時だけで、すぐに以前のような感覚に戻ったので、やれやれといった感じなのだが、人間いつかは、あらゆることに対する自分のそれまでのスピードについて行けなくなる日が必ず来るようだ。というよりも自分にとって、何をするにしても適正と感じる速さが少しづつ遅くなってくるのは致し方ないことであろう。

若いころは車の運転も随分無茶なことをやったものだが、今ではスピード自体、あまり出さなくなってきた。というよりもやはり自分にとって、道路の状況に合わせての適正スピードが随分遅くなってきているといった方が正しい。最近は、車の間をぬう様に走らせることもなくなってきた。結果的に安全運転になって良いとは思うのだが、むしろ自分としては、緊急に対処しなければならない状況に陥った時に、若い頃のような咄嗟の判断とか動作といったものに自信がもてなくなったと言った方があたっているような気がする。(若いと必ずしも咄嗟の時に正しく判断し、車を操作できるとは限らないけども)
それにしても自分にとって車の適正速度が随分遅くなっているのは確かなようだ。
テレビ番組を見ていてもそんなことが感じられる。最近のバラエティ番組などは、つぎからつぎへ移って行く目まぐるしい画面の変化についていけず、「今何が面白かったんだろう?」と考えているうちにどんどん先へ進んでしまい、若い人が感じているほどは「面白い」と感じることができないまま番組は終わってしまう。いきおい、「最近のテレビは見るものがない!」と思ってしまうのだけれど、若い人たちにとってはきっとそんなことはないのであろう。

音楽の場合も、ひょっとしたらそんなことがあてはまるかもしれない。若い頃は颯爽とスピード感あふれる演奏をしていた演奏家も、年とともに段々と地に根を下ろしたようなというか、しっかりと落ち着いた演奏になってくることが多い。具体的には演奏するスピードがどんどん遅くなり、同じ曲の場合、演奏時間がどんどん長くなっていくケースが多いようだ。かの有名な指揮者カラヤンも、晩年はどの曲もかなり演奏時間が長くなっていたようだし、バーンスタインですら晩年に録音したドヴォルザークの「新世界より」などは、止まるのではないかとひやひやしてしまうほど、演奏スピードが遅い。その遅さたるや尋常ではなく、聴いていていらいらするほどで、私などは最後まで聴きとおすことができないほどであった。若い頃にあの躍動感あふれる「ウェストサイドストーリー」を作曲したバーンスタインがである。

音楽も含め芸術は「何でもあり」とは思うのだけれども、それにしても自ずと限度があるのではないか。聴衆をいらいらさせるために書かれた曲であればいざしらず、聴衆が聴いておれないくらいの演奏ではいかがなものであろう。
ソリストの場合は年齢とともにテクニックが衰えることにより、早く弾こうにも早く弾くことができなくなるのか、それとも段々と自分にとってのその音楽の適正と感じる速さが遅くなってくるため、自然と演奏時間が長くなってしまうのか、どちらなんだろうと考えてしまう。
グレン・グールドやヴァレリー・アファナシェフのように、時として常識はずれと思われるようなスピードで演奏する人もいるにはいるが、それでも音楽にはおのずと演奏される時のスピードには上下にある程度限界があって、弾かれるべきおおよその速さというのはある幅の中に入ってくるような気がする。
殆んどの演奏家は(自分では楽器を演奏しない指揮者も含めて)、年齢とともに少しづつ演奏スピードが落ちているように感じるのだが、それでもしっかりと検証したわけではないのではっきりしたことは言えないが、私の知る限りヴァイオリンのハイフェッツやピアノのルビンシュテインなどは引退までほとんど演奏スピードは落ちていないように思う。

そういった演奏家の演奏を聴いていると、「音楽はある程度演奏されるべき適切なスピードというものがあって、それがかなえられなくなった時に自分は引退する」と言っているようにも感じられるが、反対に評論家が言うように「老境に入ってますます充実した重厚な芸術」を表現している演奏も存在するような気もする。しかし、どう贔屓目に見ても「こりゃぁ遅すぎ、粘り過ぎ」と感じられる演奏も多く存在することは確かである。しかも、どんどん癖のある不必要な表現をして、その挙句、くどくて、あくどい演奏になっている人もいる。(年寄りは、往々にしてくどくなるものだけれど)
ひょっとしたら、一流の演奏家も若いうちは巨匠と言われる人たちを目指したのかもしれないが、晩年自分が巨匠と呼ばれるようになると、「若いやつらと同じことは出来ない」という脅迫観念みたいな気持ちが働いてしまうのかと考えてしまうほど、おかしな表現を聴かされることがある。

私としては、演奏家にはあまり老け込んでもらいたくないので、やはりいつまでも溌剌とした曲は溌剌と弾いてもらいたいし、あまり作曲家よりも演奏家の方が前へ出すぎるといった演奏も好みではない。はっきりと作曲家の意図が汲み取れて、その上でその演奏家の個性がどこかできらりと光るほどの演奏が良いと思うのだが。
もっともこれは人それぞれであって、そうあらねばならないと言い切るほどの自信は、私にはまだない。
内生蔵 幹(うちうぞう みき)


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<あれも聴きたい、これも聴きたい> イダ・プレスティ

 今日製作家の松村さんからお借りしたイダ・プレスティのDVDを見た。殆んどが夫君のアレクサンドル・ラゴヤとの2重奏の映像で、おそらくフランスのテレビで放映されたもののコピーであろうと思われるが、コピーもコピー。VHSで10回くらいダビングを繰り返したらこれくらいになるかと思われるほど映像は劣悪。ところどころ何が映っているのかはっきりしないところなどがあって残念に思われるが、それでも二人の演奏の特徴ははっきり判るので、大変興味深く見ることができた。

 勿論演奏はすばらしく、私が学生のころから何度も聴いてきた曲が、レコードのまま演奏されていて、大変懐かしい思いもした。
そこで面白いのは、あれほどぴったりと揃った天下第一のデュオであるにも関わらず、お二人の演奏スタイルがまったく異なっていることだった。
ラゴヤのギターの構えは現代に通じる無理のないものであり、左手も右手も無駄な動きがまったくない。特に右手は弦を弾く位置が移動するだけで、どんな動きの時もほとんどその形は変化しない。それに引き換えプレスティの方は、めまぐるしく右手、右腕が動く。特にPの指で弾く時とimaで弾く時とは腕、手首がまったく違う形をとる。そのためひとつの曲の中で右手は本当に忙しくそのフォームを変化させる。勿論Pとimaと同時に弾くこともあるわけで、その場合は中間的なフォームとなる。

そしてラゴヤの右手は昔の教則本にあるように、正面から見ると弦に対してほとんど直角に手首を構えるが、プレスティの場合は、直角を超えて少し無理かなと思えるほど大きく曲がっている。ほとんど爪の当たっていく位置が普通の人の反対ではないかと思えるほどの曲がり方だ。フォームからだけ見れば、プレスティの方はあまり褒められたフォームとは言えず、現在であったら先生に「まずフォームからやり直しなさい」と言われてしまうかもしれない。そしてラゴヤの方はスケールになるとほとんどアポヤンドになっているが、プレスティの方はまったくと言ってよいほどアポヤンドは使っていない。右手首をギターの表面板にぐっと近づけて、全てアルアイレ奏法だ。従ってラゴヤの方は指が自然な曲がり方をして、第3関節から全て使って弦を弾いているが、プレスティの方は、第2関節で90度近く曲がっており、第3関節はほとんど曲がっておらず、手の甲から第2関節まで平らな状態であった。これくらい奏法が違うと、出てくる音も随分違うはずなんだが、そのDVDではそこまではっきりとは聴き比べできる状態ではなかった。しかし、昔レコードを聴いた時にはあまり違和感を感じなかったので、音色の違いは克服されているのか、あるいは違っていても、そう感じさせないほど上手いアンサンブルになっているのかもしれない。

とにかくお二人の演奏を映像で見たのは初めてであったが、ほとんどが楽譜を見ずに演奏されているし、アンサンブルとしては完璧なほど揃っているのは見事というほかない。
いずれミューズでもこの映像を皆さんにも見ていただきたいと思っているが、この素晴しいデュオの本物を見たい、聴きたいと思っても叶えられないのは、なんともはや残念なことである。
内生蔵 幹(うちうぞう みき)


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