2006年7月のブログ記事一覧-ミューズの日記
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 こんにちは、吉岡恵です。
 今日も暑い一日でしたねオズモールの七夕祭りも、この暑さのせいかいつもに比べて来場者が少ないようでしたが、日も暮れ涼しい時間になってくるとだんだんと賑やかになってきました。

 明日は、村治昇先生の公開レッスンがあります。先生の書かれた「先生!どんなふうに育てているの?」を拝見したのですが、一人ひとりのこどもへの接し方や、声かけの様子など詳しく書かれていて、勉強になりました。また、子供たちの様々な言動やかわいらしい様子など、読んでいて思わず笑みがこぼれてしまいました。
 今回は、本の中だけでなく実際のレッスンの様子を拝見できるとあって、明日の公開レッスン・座談会がとても楽しみです!

 皆さんも、是非お越し下さい!

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先日お伝えしました大曽根七夕まつりが今日から始まりました。

14:00の消防音楽隊のパレードに始まり、マジックショー、大道芸人パフォーマンス、阿波踊り、社交ダンス、そしてミューズ音楽館からはフラメンコショーが披露されてこのオズモール商店街は多くの人で賑わいましたよ。
普段は人通りの少ないこのオズモールですが、屋台はあるは、青空市場や風船割りはあるはウルトラマンは出るは、浴衣姿の若い女性からお子様連れのご家族、若いカップル、熟年カップルと様々な人達が集まり、これぞ夏祭りと言う風情でした。(夏祭りだから当たり前ですね)

フラメンコショーはミューズ音楽教室のフラメンコギター教室の講師・池田浩さんとダンサー・加藤おりはさん率いるメンバーで、ギター2本と女性のフラメンコボーカルにダンサー7名と言う豪華版。狭い特設ステージに所狭しと熱いステージが繰り広げられました。
近所の商店街の皆さんも見に来て、『これはいい!』と大受け。やはりギターに歌と踊りが入ると派手ますからね。商店街の理事長さんも大変気に入った様子で皆さんにとビール券を振舞ってくれました。
最後に加藤おりはさんが登場すると観客も引き込まれて行きます。やはり動きと表情が違うんですね。そして最後には見に来ていた子供達も加わってのフィナーレで盛り上がりました。

皆さんも、明日・明後日に時間があれば是非お出でください。きっと楽しい夏の想い出が出来ますよ。



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暑くなってきましたね。いよいよ夏本番ですね。
そんな暑さの中、今年も大曽根の真夏の祭典、大曽根七夕まつりが7月28日(金)~7月30日(日)の3日間にわたって繰り広げられます。
今年で47回目と言う歴史あるこのまつりは、歌あり、踊りあり、マジシャンや大道芸人ありのパワフルなイベントが盛りだくさん。今日はいち早くその飾りつけを行い、オズモールは既にまつり一色になりました。(写真)

28日(金)は14:00から名古屋市消防音楽隊のパレードから始まり、15:00からマジックショー、16:00から大道芸人パフォーマンス、そして17:00と18:00の2回にわたってミューズ音楽館のフラメンコギター講師・池田浩さんとフラメンコ舞踊講師・加藤おりはさん達によるフラメンコショーがミューズ音楽館近くの特設ステージで繰り広げられます。これは見逃せませんよ、是非足を運んでください。

29日はドナルド・ショー、和太鼓演奏、よさこい鳴子おどりなども加わります。
そして30日(日)はブラジル・サンバ・カーニバルでクライマックス迎えます。
もちろん、3日間通して屋台や青空市場、風船割り、ビンゴゲームなど遊びには事欠きませんよ。

更に今年は子供達に地域や地球を慈しむ心を育んでもらおうと企画した体験形イベントが沢山あります。自然界のすばらしさを紙芝居で紹介したり、廃品を利用して紙すきや、万華鏡、竹飾り作りを体験。子供達に遊びながら環境について考えてもらおうと言う趣向だそうです。きっと夏休みの素敵な思い出になる事請け合いです。
私も昨年初めてこの七夕まつりを見て驚きましたが、まだ見たことのない人は是非ご家族でお出でください。楽しめますよ!


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二日前の土曜日(7/22)は浜松で、昨日(7/23)はミューズサロンで日渡奈那さんのコンサートがあり、私も浜松に行ってきました。

浜松は浜松ギター鑑賞友の会の第26回鑑賞会として開催されました。この会は現在70名弱の会員からなっていて、年会費1万円を出し合って年間に4回の鑑賞会(コンサート)を行うもので、私もこの会の副会長をしています。
当日は非会員の方が11名もご来場いただき盛況なコンサートになりました。会場は今年3月に新装開店したヤマハ浜松店の8回にある「ヤマハかじまちホール」。120名ほどのキャパでとてもいいホールです。ステージの後ろがガラス張りになっていて浜松の駅前の夜景をバックに演奏されました。(写真左)

ここで私はアランフェス協奏曲のピアノの譜めくりをしたのですが、大失態をやらかしてしまいました。チャンチャララン、チャンチャララン、チャ、チャ、チャ、と第1楽章が始まって順調に進んでいきます。2ページ目の最下段になり、おもむろに立ち上がり、譜面に手を差し伸べて1枚目のページめくりをした時です。コピーしてセロテープでジャバラの状態に用意されている譜面がクラビノヴァの譜面台から落ちてしまったのです。ピアニストの両腕の上にジャバラがパラパラ・パラパラと乗ってしまいもう収集がつきません。『ウワァ~!エライことをしてしまった!』と思ってももうどうしようもありません。ピアニストの鈴木さんも思わず演奏を止めてしまいました。
そこで機転を利かせてくれたのが日渡奈那さん。会場に向かって『今のはなかった事にしてください』と言うと会場から笑いの渦です。改めて最初から演奏しなおして今度は無事最後まで行くことが出来ました。私は自分で司会もしていたので、演奏が終わってから聴衆の皆さんにお詫びをし、奈那さんとピアニストの鈴木由美さんにも平謝りです。
でも奈那さんは優しい人で『会場の雰囲気も私も和めて良かったです』と慰めてくれました。もう一度、ごめんなさい!

ミューズサロンでのコンサートはこれまた超満員。イスを51脚用意しても私は座ることが出来ませんでした。この人気には私もびっくり。東京のGGサロンもほぼ満席状態だと直前に現代ギター社からお電話をいただきましたが、この人気ぶりは大したものですね。

プログラムは:
1.フランチェスコ・ダ・ミラーノ     ファンタジア
2.J.S.バッハ              リュート組曲第1番 BWV996
3.J.ロドリーゴ             アランフェス協奏曲 全楽章
4.スタジオジブリ「ゲド戦記」より    時の歌 
5.細川俊夫               セレナーデ           
6.ルチアーノ・ベリオ          セクエンツァXI         
7.武満徹                すべては薄明の中で より I,IV

と言うルネサンスから現代までの大変意欲的なプログラムでした。

演奏はすごく勉強している人だなあ、と言う正に正統派の演奏でしたね。テンポ設定からフレージング、音のコントロールまで、この音楽はこうあるべきだと言う日渡奈那さんの考え方を感じさせられる凛とした演奏でした。

アランフェスも今回の目玉でよかったですよ。意外とアランフェスを生で聴く機会が少ないんですよね。お客様の中に『ジャズギターをやっているんだけど、クラシックギタリストのアランフェスが聴きたくて来ました』と言う人もいましたし、クラシックギターファンのお客様も生で聴けて良かったと喜んでいただきました。
ベリオのセクエンツァは彼女が用意した資料で曲の構成の説明をした後での演奏でしたが、現代曲はその様な説明があると聴きやすくなりますね。
アンコールにはボサ・ノヴァの佐藤正美さんのトゥリステーザとタレガのラグリマ。このラグリマがまた美しかったです。素晴らしい演奏でした。

今回日渡奈那さんは4月に結婚されたそうです。お相手はフランス人とスイス人のハーフのギタリストだそうです。従って日本には帰国しないでスイスで仕事を続けるそうで、8月からベルンの音楽院で講師をすることが決まったそうです。チョッピリ残念ですが、欧州での活躍をお祈りしたいと思います。日本にもチョコチョコ帰ってきますと仰っていましたので再会を楽しみにしています。今回聴かなかった人は次回を是非お楽しみに・・・。



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こんにちは、渡辺なつ実です。

音楽をやっている方なら、また他のどの分野でもそうだと思いますが、何かしらそれをずっとやることになるきっかけ、原点のようなものがあるでしょう。

私の場合ももちろんあり、それは2つありました。

一つは、(おそらく小学校の1年ぐらいの頃)両親が買ってくれたクラシックピアノ名曲のカセットテープ1セットでした。それはピアノ曲の中でもよく耳にするようなバッハ、モーツァルト、ショパンなどの作曲家の名曲を50曲集めたもので、車で外出するときにいつも流してもらっていました。何百回と聴いたと思います。ショパンのエチュード『別れの曲』やシューベルトの『即興曲』など、何度聴いてもドキドキしたのを覚えています。そのころ聴いていたそれらの曲は、今聴いても懐かしく、いまだに大好きな曲ばかりです。何度も繰り返して聴いたせいでテープが伸び切ってしまい、最後には聴くに堪えないくらい音程がずれているくらいでした。(最後はテープレコーダーの中でぐちゃぐちゃにテープが飛び出してきて息絶えました。)値段は5000円くらいだったのですが、私にとってはもっとずっと大きな価値があるものだったと今でも思います。

もう一つは、ピアノ教室の隅においてあった古ぼけたシューベルトの伝記です。伝記と言っても漫画を主体にして小さい子供にも分かり易く読める類のもので、私は姉がレッスンを終わるのを待つ間いつもそれを読んでいました。歌曲王と言われた彼の人生に感動し、『作曲家になりたい!』と強く思っていたものでした。

小さい頃というのは今から思えばとるに足りないような事でも人生を大きく左右する大きなきっかけとなりうるものだと思います。
私の場合も、カセットテープと古ぼけた伝記がなければその後の人生がもしかしたらちょっと変わっていたかも知れないと思うとドキドキします。音楽には全く関係ない人生だったかもしれません。そういう、後から考えるとこうなっていたかも、という可能性を考えると面白いものですね。そのうち多くの人の『きっかけ、原点』について訊いてみたいものです。

今日はとるにたらない『つぶやき』みたいになってしまいました。

それではこの辺りで失礼します。さようなら。





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