2009年6月のブログ記事一覧-ミューズの日記
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こんにちは。スタッフの関谷です
先週土曜日は、大人のギターパーティーでした。
もうリハーサルから、ドキドキが伝わってくる人、「ま、こんなもんだわ」と開き直っている人、個性豊かな発表会でした。

初めて参加した方も、楽しんでいただけたと思います。「今度はあの曲を弾いてみよう」とか、「先生がいってみえたのは、こういうことか」など、人の演奏を聞いて改めて感じたことがあったのではないでしょうか?
普段は、個人レッスンでなかなか他の人の演奏を聞いたり、おしゃべりしたりってことがないですから、新しいお友達を作られた方もいらっしゃると思います。

あとは、何と言っても、講師演奏でした。
自分の先生の演奏は聞かせていただくことがあるでしょうが、他の先生はコンサートに行かなきゃ、聞けないですもん。大矢先生、高岡先生、佐々木先生、谷村先生、すばらしい演奏をありがとうございました。

私も、4月から子供のギターパーティ、ライブパーティ、そして大人のギターパーティと3本の司会をさせて頂き、勉強になったと言うか、疲れたと言うか・・・・。ま、正直なんで・・・。
とりあえず、迷司会にお付き合いくださいましてありがとうございました。


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6/21(日)に行われたワンコイン・コンサートのレポートです。
今回は偶然にも上手な方ばかりがエントリーして頂きました。あまり上手な方ばかりですと初心者の方が出難くなるので、もっと初心者の方にもご参加いただきたいと思いますが、やはり気後れしてしまうんでしょうか?皆さん、勇気を振り絞ってご参加くださいね。ワンコインに出てから上手くなった方が沢山いらっしゃいますから・・・。ソロはチョット・・・と言う方は二重奏でも三重奏でも結構です。人前で弾くドキドキ感、ワクワク感を楽しみながら上達して行きましょう。

今回はバロックリュートのソロがお一人、ギターの二重奏が一組、後は全てギターソロでした。お二人が今回初出演でしたが、ほかの方は結構常連の方が多かったですね。8月に行われるアマチュア・ギター・コンクールに出場される方も結構いらっしゃいました。人前で弾くいい練習にもなりますからね。
各務さんがミューズ出版の『後藤千秋 ギターソロのための3つの抒情作品』から「オルゴール」と「ほたる」の2曲を演奏して頂きましたが、先回はもう1曲の「即興曲」を弾いて頂いていますので、これで全3曲を披露して頂いた事になります。今回は作曲者の後藤千秋さんも聴きに来て頂きました。本当に後藤さんの曲はいいですね。皆さんも是非弾いてみてください。

1.三浦 章    ニ短調の作品から 
 (バロックリュート)   プレリュード、ラルゴ、フーガ/S.L.ヴァイス
2.上田 和也   月光/F.ソル
          ラグリマ/F.タレガ
3.豊嶋 真司   フリア フロリダ/A.バリオス
          ファンタジー/ヴァイス
4.村上 弘明   11月のある日/L.ブローウェル
          もしも彼女が尋ねたら/D.レイス 
5.各務 昭子   オルゴール/後藤千秋
          ほたる/後藤千秋
6.浅野 喜正   中世組曲/藤井敬吾

7.角谷治子    Petit Duo Op53(私の方へ第一歩)/F.ソル
  高原恵子(二重奏)
8.熊谷江利子  月光/F.ソル 
         メヌエット(第2グランドソナタより)/F.ソル
9.田中 健之  カヴァティーナ/マイヤーズ
         エナジーフロー/坂本龍一
10.草場 徹也  闘牛士の墓/中林淳真
         スペイン舞曲第5番/グラナドス
11.野呂 正夫  黒いオルフェ/J.フェリシアーノ編
         ラブワルツ/ノイマン
         タンゴアンスカイ/ディアンス
12.鷲見 雄史  序奏とロンドOp.2-2/D.アグアド
         リブラ・ソナチネよりフォーコ/R.ディアンス

最後の鷲見さんは、ウクレレも持参して頂いていたので、プログラム外でしたが、ウクレレソロも1曲披露して頂きました。ウクレレソロもなかなか面白いですよ。私も最近はまりつつあります。

次回は8月9日(日)です。まだ出演していない方は是非エントリーしてください。お待ちしています。
                  



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もう1週間が過ぎてしまいましたが、6/14(日)は藤井敬吾先生の公開レッスン、基礎講座とコンサートがありました。
第1部は3名の方が公開レッスンを受講されました。
・増田泰隆  ギャロップOp.32-6/F.ソル
・渡邉史明  プラテロと私よりVIII Amistad=Friendshi/テデスコ
・豊嶋真司  フリア・フロリダ/A.バリオス・マンゴレ
藤井先生は作曲家でもあることから、作者の意図、楽曲の解釈の仕方などを作曲家の観点からも面白く、説得力あるお話をして頂きました。いつも思うのですが、藤井先生はとても良く勉強、研究されていて、非常に物知りなため、お話しが泉の如く湧き出てきます。月1回の定期レッスンもよく時間オーバーするのですが、納得出来ます。レッスンを受けてる生徒さん達もきっと楽しい時間なんだと思います。

第2部の基礎講座は3名のモデル生徒さんを前に先生が用意された資料で基本的なことについて講習して頂きました。アルペジオで和音が変わっても同じ音は抑えている指を離さない、左手のフォーム、親指の位置、1弦から6弦に移っていく時は親指を支点に左手が回転して行く、左指の独立を養う練習、弦の弾き方は弦を下に押し下げて弾いたときが一番表面板が振動する実験、そしてアルアイレでもアポヤンドと変わらないしっかりした音の出し方、低音(P)を伴う音階練習で実践的な音階練習の仕方などみっちりとお話し頂きました。そして、第2部最後には質問コーナーでいろいろな質問にお答え頂きました。
                     
第3部はコンサート。
今回は藤井先生の作品ばかりを演奏して頂きました。
・中世組曲
・「むすんでひらいて」の主題による変奏曲
・涙の後に、
・悲しみの少女
・悲しみのワルツ
・小さな天使へ
・三月のソナチネ
ミニコンサートと言いながらも1時間たっぷり演奏頂き、一日充実したひと時を楽しむ事が出来ました。やはり藤井先生の講習会は面白いし為になります。まだ一度も藤井先生の講習会に参加されていない方は是非次回ご参加下さい。たっぷり楽しんでいただけて、ためになりますよ。

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<あれも聴きたい、これも聴きたい> 徳島ギター協会 ギャラリーコンサート

 6月13日(土)徳島ギター協会主催のギャラリーコンサートへ行ってきた。このコンサートは、徳島ギター協会の会員であれば誰でも参加できるが、聴きに来た人からは入場料を1000円(御茶代込)聴衆することになっているので、出演者はその料金に見合うだけのレベルに達していないと出演させてもらえないという超難関、レベルのたかーい(?)コンサートとして地元では有名なのだ。但しその料金に見合うレベルの判断を、すべて出演者に任せておるらしいというのが、はなはだうさんくさいことでも有名だとか(?)。とにかくその目的たるや演奏することにあるのか、あるいはその後の打ち上げ会のアルコールにあるのかはなはだ怪しい。第一、技量の判断を本人に任せてしまったら、日本中プロのギタリストだらけになってしまう恐れがある。「全ての評価は他人がするのだ」ということを人間は忘れてはいけない・・・と思う。そこのところをリハーサル前のある方にそれとなく伺ってみると、あまりはっきりとは否定されなかったので、やはりこの会はどうも怪しい雰囲気がどこまでもつきまとっておるようだ。但しそのある方というのは無類のアルコール好きで、痛風を患っているのもかかわらず、薬をビールで飲みながらもさらに呑み続けるという人なので、ちょっと訊く人の選択を間違えたような気がしないでもない。とにかくこの徳島のギャラリーコンサート、ミューズでいうワンコインコンサートによく似た趣があるようだが、どちらかというとミューズのワンコインコンサートの方が少しばかり健全といったらよいのか可愛いといったらよいのか、とにかく真面目な雰囲気がただよっている・・・ような気がする。

土日高速道路はどこまで行っても1000円ということなので、徳島までの150キロの道のりも随分気軽に行き易くなったというもの。結局中国自動車道、山陽道、神戸淡路鳴門自動車道(明石大橋含む)を経て、以前であれば数千円かかっていた通行料金が、今回は往路がちょうど2000円、帰りが夜間割引も入って1850円で済み、なんだか随分得をしたような気分。ただ当初は高速道路をどこまで走っても料金は1000円と勝手に思っていたので、都市近郊の高速道路は除外とか、異なる高速道路に入るたびに別料金なのだといわれてしまうと、なんだか釈然としないものを感じることはたしか。ともかくコンサートの開演は午後7時ということなので大阪を夕方の4時に出発。さきほど言った高速道路をそれぞれ乗り継ぎ、鳴門ICまでドライブは終始快適。途中明石大橋もさることながら淡路島と四国を結ぶ鳴門大橋から眺める瀬戸内海は本当に美しい。有名な鳴門のうずしおを眼科、いや眼下に眺め、一路徳島を目指す。会場となるギャラリーは、徳島県で有名な吉野川の手前なので、インターを出て10分も走れば到着する。会場の前で車を降りて中に入れば、すでに何人かの人がリハーサルに余念がない。ベンハーさんこと徳島ギター協会の会長である川竹さんの顔が見える。T-hernこと田中さんの顔も。そして四国在住(の中・高年)ではピカイチといわれる名手平岡さんのほか製作家の井内さんも。皆さんがいつも変わらず楽しそうに準備に余念が無い。それにしても皆さんよほど出たがりなのかあるいは目立ちたがりなのかよくは分からないが、徳島ギター協会の人たちは本当に楽しそうで、ちょっとうらやましい気がする。私が到着してから本番開始まで1時間以上あるのだが、ステージに上って一生懸命練習する人と、「おれは本番一発勝負!」と一切練習せずゆったりかまえる剛の者とさまざまなのだが、皆さんなんとなく手馴れた感じが伺える。聴けばこのギャラリーコンサート、すでに30数回開いているとのこと。なんとも徳島ギター協会の結束力というべきか、川竹会長のリーダーシップが充分感じられますなあ。

 出場者は10数名。ソロありアンサンブルあり、はたまたフラメンコありと、何とも楽しいコンサートである。会長の川竹さんも挨拶で言っておられたが、今回はクラシックギター定番の曲目が少なく、ハワイアン、ジャズ、ボサノバ、加えて古賀メロディと、知らない人からは「これほんまにクラシックの演奏会でっか?」と言われそうなプログラム。しかし現にクラシックギターで演奏するわけだし、かたいこと言わずに楽しけりゃええんでないの、てなわけで午後7時、徳島のギャラリーコンサートは始まった。
プログラムをご紹介。
① 魔笛、ハワイアンメドレー:和仁義朗
② ブーベの恋人:新田 宏
③ アルハンブラの思い出:斉藤彬宏
④ ファンタジア:高木潤
⑤ タンゴの歴史より、Cafe1930:福井文男
⑥ アデリータ、オルフェのサンバ:石井量師
⑦ タンギージョス、ブレリアス:鈴江彰&川竹道夫
⑧ 人生の並木道、丘を越えて:アルハムラ(アンサンブル)
⑨ チャルダーシュ、私の最初のギター:ラインハルト
⑩ バラに降る雨、白と黒のポートレート:田中章弘
⑪ ヌアージュ、A列車で行こう:川竹道夫
⑫ 鉄道員:白川剛久
⑬ ショーロス第1番:平岡範彦
⑭ バーデンジャズ組曲:浅田侑子

ご覧のようになんでもありのごった煮というか、ジャンルの定まらぬメチャクチャなプログラムではあるが、聴いている方も息を呑んで溺れそうになるような瞬間や、息が詰って窒息しそうになり、慌てて酸素吸入をしなければならないような瞬間ありと、ばかばかしくも楽しい演奏が続く。ドリンク込みで1000円とはコストパフォーマンスの低い、いや違った「高い」、どっちなんだかよくわからないが、とにかくめちゃくちゃ楽しかったことはたしかなので、「結果よければ全てよし」てなところか。最初の和仁さんの魔笛はともかく次に続くハワイアンメドレーはちょっと聞き物。ギター1本で充分雰囲気が出ていた。5番目に弾いた福井さんのピアソラは演奏よりも解説の方が長くて(?)、今思い出してもどんな演奏だったのかがとんと記憶がない。しかししばらく聴いているうち、いっこうに聞き覚えのあるメロデーが出てこなかったことだけは覚えている。訊けばフルートと合わせるはずの曲をフルート無しで演奏しておるのだという。誤解してはいけない。フルートのパートもギターで弾いてしまうのではなく、フルートの旋律は彼の頭の中で鳴っているだけ。つまり、聴いている方にも頭の中でフルートを鳴らせて聴いてくれ、という随分ずうずうしい演奏なのだとか。さすが四国徳島とも鳴門(なると)、名古屋では決して考えられないような豪傑もいるもんだと一瞬震え上がってしまった。⑩番の田中さんのジャズ(ボサノバ?)は、その弾き語りにますます磨きがかかり、もはや聴く者を寄せ付けない迫力さえ感じさせた。そして徳島の御館様、川竹会長のジャズ2曲(ディアンス編曲)には恐れ入った。私と同じ昭和23年の生まれでありながら、この難局、いや難曲に立ち向かう無謀さは高く賞賛に値すると言ってよいのではないか。とにかく我らが川竹会長が、まだまだ現役のギタリストであり続けていることに我々は誇りを持って生きていこうではないか!・・・と思うことにしようではないか。最後のお二人はもはやお見事というほか無い。平岡さんのショーロス第1番は力の抜けた洒落た演奏で聴く者を惹きつけたし、大学生となった徳島のマドンナ、浅田侑子ちゃん(さん?)は容姿端麗であるばかりか実力も全国的にお墨付き。過去いくつかのコンクールで優勝、あるいは入賞を果しているので、もはや安心して聴いていられる。その確実なテクニックと音楽性で我々もしばしうっとり。最近ではその音楽も体型も以前より心なしかふっくらしてきた・・・ような気がする。これを聴けただけでもはるばる徳島まで来た甲斐があったというものだ。なんでも今年の年末には名古屋のギターコンクールに出場予定なのだとか。
 午後9時ちょうどにコンサートは終了し、一同打ち上げ会場にまっしぐら。その後はどうなったか、聞かねえ方がいいような気がしますなあ。(内生蔵 幹)


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こんにちは。スタッフの関谷です。

昨日は、3回目のライブパーティーでした。ポピュラー系の生徒さんの発表会です。私は初めての上に、司会進行役を仰せつかり心配しておりましたが、「お酒も入るし、気軽な気持ちでやればいいから・・・」と言われ、当日に望んだわけです。が、私は仕事中で飲めないわけで、横からピザのいい匂いが・・(ぐぅ~)

弾き語りが多かったですが、リハで緊張していた方も、お酒が入ってリラックスされたかMCも滑らかだったり、「もう一回いいですか?」とか、昨年の大発表会にはない和気藹々と楽しい雰囲気の中でどんどん進んでいきました。
そして、今回初登場のウクレレ!今春はNHKの講座の影響だったのかウクレレの生徒さんが増えました。とっても癒される音に、なんだかほんわか
した気分になりました。ウクレレの弾き語りもありましたよ。どこへでも連れて行けるサイズですから、キャンプやハイキングで空気のおいしいところで歌うと気持ちいいかも。
ギターが弾ける人なら、ウクレレは早く上達しますよ。だって押さえる所が少ないわけだし、小さい手の人でも大丈夫ですもの。

最後は皆で Stand by meを大合奏(大合唱)!
おまけ?に ナイロン弦普及推進委員長(名前違ったかな?)である社長の演奏もあり、大盛り上がりのうちに終了いたしました。
会場の片づけまでお手伝い下さった皆さんには、感謝!ありがとうございました。
聴衆参加された方、次回は是非、演奏参加しましょう。


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