2005年6月のブログ記事一覧-ミューズの日記
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ミューズ音楽館のブログにようこそ

ミューズの三人目のスタッフの鈴木由美です。すでに登場している吉岡恵ちゃんや
渡辺なつ実ちゃん共々よろしくお願いします

実は私はピアノが専門なのですが、オーナーの山下さんのあたたかい指導のもとで
ギターの事をひとつずつ勉強中です。
なんといってもここではたくさんの人の素敵なギターのなまの演奏を聴く事ができて
とってもハッピーなところです。そしてなによりも山下さんが本当にクラッシクギターを愛して
ることがすばらしい事だと思います。

そんないろいろな出会いが待ってるミューズ音楽館に一度遊びにいらして下さい!!




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今日は定休日。ゆっくり出来るかと思いきやなかなかそうは行かないですね。やるべき事が山積していていつになったらゆとりができるやら・・・トホホ!

さて、ボヤキはさておき昨日の藤井敬吾さんの公開レッスンとミニコンサートについてご報告です。
受講者は3名、トップバッターは竹口さんがタレガのアラビア風奇想曲で、2番手は野呂さんがアルベニスの朱色の塔で、3番目は長縄さんがロドリーゴのファンダンゴでそれぞれ受講。3人とも落ち着いた演奏をされました。藤井先生のアドバイスは基本的な奏法から音楽的な解釈まで、豊富な知識背景を基に面白おかしく、しかし、非常に分かり易く聴講者も大いに勉強になった公開レッスンでした。
あっと言う間に3人のレッスンが終わりミニコンサート。
プログラムは:
1.チェロ組曲第一番(バッハ)
2.4つのマズルカ(タレガ)
3.羽衣伝説(藤井敬吾)
作曲者自身による羽衣伝説の演奏を聞きたいと岐阜から来ていた人も大満足。私も藤井さん自身による演奏を聴くのは4回目になりますが、いつ聴いても素晴らしい。そしていつも「この曲を作る人は頭が良くないと出来ないぞ!」と感心させられます。

コンサートで盛り上がった後、同じサロンで打ち上げパーティー。これが楽しみなのだ。私も浜松ギター鑑賞友の会で年に4回はプロの演奏家を招いて会員だけの贅沢なコンサートをやってきましたが、終演後の打ち上げが演奏会以上に楽しみなのです。普通のコンサートでは打ち上げは関係者だけが参加して、一般聴衆は演奏家と一緒に飲みながら話をすることは出来ません。
ミューズサロンではそれをやれるようにしたのです。

案の定打ち上げは盛り上がりました。参加者から飛び出す様々な質問にアルコールの入った流暢な舌から流れ出る回答、もう一大講習会に変身していました。現代ギターの紙面では数ページに渡って丁寧に説明しても伝わりにくい事が目の前で実演を交えて説明されるからそれはもう一目瞭然、百聞は一見にしかず、とはこの事。参加者も私も大いに楽しい時間を共有することが出来ました。
藤井さん、そして参加いただいた皆さん、ありがとうございました。



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 渡辺なつ実です。隔週金曜日と毎週日曜日にスタッフとして働くことになりました。愛知県立芸術大学4年生に在籍しています。大学では作曲を専攻していますが、ギターの曲を書きたいと思ってギターを習い始めたら、すっかりギターの魅力に取り付かれてしまいました。まだギターを始めて2年とちょっとですが、ギターももっと頑張っていきたいと思っています。ちなみに趣味は喫茶店めぐりです。喫茶店でコーヒーを飲みながら2時間くらいボーっとするのが何よりのリフレッシュです。今はコーヒーメーカーを買おうかどうしようか真剣に悩んでいるところです・・・
 
 今日は藤井先生の公開レッスンとミニコンサートがありました。暑い中にも関わらずたくさんの人にお越し頂きました。ミューズ音楽館では3Fのサロンで毎回いろいろなコンサートを行っています。来月の3日には野村芳生&ジェイソン・テイラー・ギター・カルテット・コンサートがあります。ぜひたくさんの人にお越し頂きたいと思っています。


 


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 初めてブログを書きます5月28日から、毎週土曜日にスタッフとして働いている、吉岡恵です!出身は九州の長崎です。昨年、一昨年と大阪音楽大学でクラシックギターを学び、現在は名古屋音楽大学で音楽療法を勉強しています。小学6年生の頃からギターをはじめ、楽器は名古屋のギター製作家、一柳さんのギターを愛用しています。以前一柳さんに楽器の修理をお願いしにお伺いしたことがきっかけで、山下オーナーにご紹介いただき、スタッフとして働くこととなりました。

 自己紹介はこのくらいにして…

 今日は、ミューズ音楽館3Fサロンで「南山大学ギター音楽研究会OB演奏会」が16:30からありましら。現在南山大学4年生の方や、南山大学OBの当店オーナーも参加して、とても楽しい演奏会となりました!‘現’南山大学ギターアンサンブルの皆さんなど、たくさんの方にお越しいただきました!

 明日6月26日(日)は、14:00からミューズ音楽館3Fサロンにて、ミューズサロン・コンサートシリーズ第1弾となる、藤井敬吾先生の公開レッスン&ミニコンサートがあります。とても楽しみです!!多くの方のご来場お待ちいたしております!

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今日から隔週金曜日と毎日曜日に来てもらうことになったスタッフの渡辺なつ実ちゃんに自己紹介を兼ねてブログを書いてもらうつもりで居たのに、写真を撮る間もなく一日が過ぎてしまい、彼女には日曜日に登場してもらうことにしました。

その代わりに今日は私が今年の3月に行ったスペインとイギリスへの旅日記その1をご紹介します。
このミューズ音楽館をオープンするにあたり実際に自分の目で楽器を確認し、製作家とも会ってどんな人か知った上で商売をしたいと言う気持ちで行ってきました。

3月6日に日本を発ちアムステルダム経由でマドリッドに到着。ホテルにチェックインしたのが夜中の1時でした。翌日には早速ギター工房めぐりをスタート。
先ずはTezanos Perez。知っている人も多いと思いますが、これはMariano TezanosとTeodoro Perezの二人の名前を一つにしたもので、二人の合作になります。昔のHernandez y Aguadoと同じですね。二人とも10代から20年以上に亘りラミレスの工房で仕事をして1991年に二人が共同の工房を開いて現在に至っています。
初代のMariano Tezanosはセゴビアが使用したギター、1964年作のホセ・ラミレスに彼の頭文字MTがスタンプされていた事で有名になりました。また、Perezは197l年には一人前の製作家として、ラミレスIII世に認められ、GPMのマーク使用を許されたと言う優れた職人です。

二人とも非常に気さくで我々を快く工房に案内してくれました。前もってメールを入れておいた事もありますが、旧知の友人が訪問してきたかの様に迎え入れてくれました。会った瞬間に打ち解けてしまうこの人柄は何なんだろうと思いつつ、一通り工房を見せてもらいました。この工房では彼らの息子さん達ともう一人熟練の職人、Ignacio Rozasが一緒に仕事をしています。
写真左からTezanos, Rozas, 私、Perezです。
いろんなギターを試奏させてくれましたが、どれを取ってもすばらしくバランスが良く、粘りのある力強さも備えたギターでした。

そんなこんなで彼らのお昼の時間も大幅にオーバーしてから失礼することになりましたが、工房を出た所ではタクシーが見つからなく、ウロウロしているとTezanos親子が出てきて車で大通りまで送ってくれました。しかも我々3人を乗せるために息子を降ろして歩かせるまでして・・・マドリッドと言う大都会なのに何故この人たちはこんなに素朴でいい人たちなんだろう?と思ってしまいました。
やはり若い頃からギター作りと言う仕事一筋で来て世間ずれしていないからなのだろうか???
はたまたこう言ういい人でないといい楽器は作れないんだろうか???   つづく・・・

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