2010年11月のブログ記事一覧-ミューズの日記
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昨日は『レオナルド・ブラーボ タンゴ楽団』の演奏会でした。タンゴ楽団と言ってもギター、バンドネオン、ヴァイオリン、ベースのカルテットなのですが、とても良い演奏会でした。ブラーボさんはクラシックギタリストなのですが、アルゼンチン出身のギタリストで、タンゴもフォルクローレも得意なんです。地元の人にしかないリズム感と言うか雰囲気を持っています。今回は彼と主催した佐橋さんとでミュージシャンを集めて名古屋と大阪の2箇所でコンサートを企画した次第です。大阪は歌入り、ダンス入りだそうですが、ミューズではステージも小さいので楽器演奏だけのコンサートとなりました。

ギター(リーダー):レオナルド・ブラーボ/ヴァイオリン:喜多直毅
コントラバス:田中伸司/バンドネオン:早川純

【主な曲目】
ラ・クンパルシータ
エル・ポルテニート
ラ・ジュンバ
フェリシア
ダンサリン
澄み切った空
想いのとどく日
わが愛のミロンガ
チケ
リベルタンゴ    ほか

この中でキケ・シネーシの澄み切った空とロボスのプレリュード第2番をブラーボさんがギターソロで披露しましたが、澄み切った空はカンドンベと言う現地のリズムで出来ています。その雰囲気はやはり今まで日本人の演奏では味わえなかった味を出していましたし、タンゴそのものもリズム感が違いますね。いつかソロコンサートもミューズサロンでやって頂きたいと思いました。その時は皆さんも是非お越し下さい。お薦めします。
山下高博




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一昨日(11/14)の日曜日は『松田弦ギターリサイタル』でした。
彼がミューズサロンで演奏するのは2回目ですが、今回は昨年の東京国際ギターコンクールの優勝者に与えられるヤマハ賞(ヤマハ主催のコンサート)を日本各地(5箇所)で行う一環として来られました。従って、彼はヤマハGC-71Cを演奏しました。ヤマハ手工ギターの最高機種で定価1,680,000円と言う国産最高の価格です。

また、ヤマハからGC60シリーズとGC70シリーズの5本をサロンに展示して、来場いただいた聴衆に自由に試奏頂きました。これらのモデルは全て受注生産品ですので、ヤマハの直営店と言えど展示はありません。普段なかなか試奏出来ない商品ですので、皆さんが熱心に試奏されていました。

松田さんの演奏は、2年前に比べて一段とスケール感が増していました。ダイナミックレンジの広さ、音色の変化の幅の広さ、音楽的表現の幅の広さなど、どれをとっても素晴らしい成長振りを印象付けられました。またいつか是非ミューズサロンで演奏していただきたいお一人です。
山下高博

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先週の土曜日(11/13)はサロン講座『メンタルトレーニング』でした。
今年の2月から月1回、3ヶ月連続講座を3サイクル、サロンで実施させて頂き、6月のギター合宿でも同じく3回に亘り講座を開き、大好評を頂いてきました『メンタルトレーニング』も今回で暫くお休みを頂きます。
と言うのも花尾先生が2月に出産を控えており、出産後数ヶ月は子育てに専念されることになるためです。様子次第でまた来年の春ごろから再開できるかも知れません。

今までの講座のテーマは下記6つのテーマで実施してきました。

1.緊張の克服 2.暗譜の仕方 3.視覚能力と集中力のアップ術
4.能率的練習のための5か条      5.日々の練習プログラムの作り方
6.より良い音のための姿勢と各部位の使い方

先日の土曜日は5番目と6番目のテーマで実施し、第1回目から嘗て2回もモデル生徒になっていただいた工藤さんが、6.より良い音のための姿勢と各部位の使い方のテーマで今回もモデル生徒になっていただきました。やはり、回数を重ねて参加されている工藤さんの構え方、姿勢は格段に良くなっていました。そして、音が良くなっていました。皆さんもまた、次の機会に是非受講してください。

花尾先生、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!
山下高博



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先日の土日はデイヴィッド・ラッセルのコンサートとマスタークラスでした。11/6(土)が中部日本ギター協会主催のコンサート、翌日がミューズ主催のマスタークラスで、11/5(金)に名古屋着、11/8(月)発でしたので、彼とは丸3日間ご一緒させて頂きました。

ラッセルさんとは今回初めてお会いしましたが、見かけによらず紳士で、非常に当たりの柔らかい優しい人でした。本人は日本語を読めないので書きますが、一見強面(コワモテ)じゃないですか(笑)。しかし、とても優しくてGood personなんです。藤井敬吾先生が名古屋に2泊もして、コンサートもマスタークラスもご一緒していただき、月曜日は朝食もラッセル夫妻のホテルで一緒に採られたりするのも、また、酒井先生が日曜日に本人の演奏会本番があるにも拘わらず、一緒に名古屋駅までの出迎えから、見送りまでされるのも、ラッセルには音楽的魅力だけでなく人間的魅力があるからなんでしょうね。

また、彼のギターから奏でられる音は、それはそれは美しい音色ですし、音楽が素晴らしいですね。細部にわたってコントロールが行き届いているだけではなく、その音楽性と言うか、音楽がとても魅力的なんです。大好きな演奏でした。
これはマスタークラスのレッスンでもその秘密がとてもよく分かりました。音のコントール、アーティキュレーション、アゴーギグなどをそれはそれは丁寧にレッスンしてくれました。また、そのための、音楽から来る運指の選び方など、昔受けたイエペスのレッスンを思い出しました。しかも、とても根気良く教えてくださいました。

彼は年間で8ヶ月前後ツアーで家を空けるそうです。従って今では奥さんがマネージャーとしていつも一緒に旅行しているそうです。そうしないと家庭崩壊になりかねませんよね。また、それだけ不在が多いため、現在弟子は取っていないそうです。だからいろんな所でのマスタークラスも逆に新鮮なのかも知れませんね。

正直言って、残念ながらコンサートは思ったほど入りませんでしたが、こんなに素晴らしい演奏家は滅多にいませんので、次回来日された時には是が非でもお聴き下さい。絶対に感動する事請合います。今回も札幌からも聴きに来て頂いた方がいらっしゃいましたが、それだけの価値が十分ある演奏家です。
山下高博

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こんばんわ。スタッフの関谷です。
まだ、3Fのサロンの拍手の音が聞こえているということは、先生方の余興が続いているのかな?

今日は先ほどまで『大人のギターパーティ』の司会をやっておりました。『大人のギターパーティ』とはクラシックギターの生徒さん達のパーティー形式での発表会で、今回で7回目となります。ビールやワインなどのアルコール類も出るので『大人の』と言うタイトルにしています。今回は、タンゴ・フラメンコ・ボサノバ・フォーク・シャンソン・クラシックとバラエティに富んで、時間のたつのが早かったこと。
生徒さんとの掛け合いも楽しく、MCしてるんだか、おしゃべりしてるんだか・・・
「だんだんNHKのど自慢大会みたいになってるよ」みたいなこと言われたりして・・・。(どういう意味?)

最後は先生方の演奏で終わるはずだったのですが、まあねお酒が入ると余興ですわね。
これもサロンパーティならではの楽しいことの一つですから、また次回も楽しみましょう


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