「講習会+コンサート」のブログ記事一覧-ミューズの日記
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こんにちは!スタッフの関谷です。
この週末は、いろんなところで夏祭りが開催されていますね。
皆さんはどこかのお祭りに、参加されましたか?

昨日は、ボサノバギターの佐藤正美先生のワークショップとミニコンサートがありました。
ワークショップは2回目ですが、ボサノバの基本のリズムの練習方法、2拍子ののり方、スケールとアルペジオの練習など教えて下さいました。
先生独特の楽しいおしゃべりも取り混ぜながら、「あ~、時間が全然足りないよ」とぼやきながら・・・(笑)
リズム練習では、通常のテンポより遅い速さでテンポキープをしながら、練習をするとよいという話を伺いました。
ボサのリズムって、2小節で1パターンなのですが、どうも速くなってしまいがちで、ゆっくりでテンポキープって難しい!
基礎練習で3段階の練習(1.ゆっくり 2.普通の速さ 3.速く 又は1.弱く 2.普通の大きさ 3.強くなど)をすることが大事だと言うことです。

ミニコンサートでは、(残念ながら私は後半少し聴いただけなのですが)有名どころの選曲で、でも先生らしいアドリブが入って素敵な
コンサートでした。
アンコールで、途中空白の時間があって、???でしたが、それはコンサートに来た人だけの秘密です
ボサノバって、やはり暑い国の曲だし、この時期に聴きたいジャンルですよね。

ワークショップは、ボサを始めるなら是非1度参加してみてください。絶対「ため」になりますよ!

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先日の日曜日(6/12)は益田正洋さんによる講習会とミニコンサートでした。
今年はこの種の講習会とミニコンサートに力を入れているのですが、その中の一つとして今回は中堅ギタリストのトップランナーである益田さんに、スケールとアルペジオの練習曲を題材にどのような練習をすればよいかと言う観点での講習をして頂きました。
予め課題曲として選んであったカルカッシ25のエチュードの第1番と第3番をモデル生徒さんに受講していただきました。モデル生徒さんのレベルが高かったためあまり基礎的なお話にはならなかったのが、残念でしたが、とても為になる講習会でした。

聴講された方のお二人からメモ書きを頂きましたので、一部をピックアップさせていただきます。
◆エチュードNo.1(スケール)について
・弦の上をうまく歩く
・弦を捉える
・音の粒をそろえる
・文章が分かれるようにフレージングに気を付ける。
・主和音(安定)、属和音(緊張)など和音の持っているテンション、表情を感じ取る。
・スケール練習とはスケールの持っている表情を感じ、音楽に生かすことである。
・クレッシェンドの時に速くならないこと。メトロノームを使って練習するのも方法。
・右手を安定させるために親指を弦の上に置いて、imと親指とをセットで腕全体を上下して弦を移動する。出来ないときは解放弦で練習すること。
・余裕のあるテンポで練習すること。脳がついていけない速さで弾くとミスの原因となる。

◆エチュードNo.3(アルペジオ)について
・手の重さを感じながら、手を握るように動かす。(甲を少し押す感じで)指を振りぬくことに注意し、指を置いた後に音を出す。
・和音はimaを閉めるよりやや開いて弾弦する。i-m,m-aの間に細い鉛筆を挟んで練習るるとよい。ima各指に個別に意識をすることで音のバランスを取ることが出来る。iを強くしたり、mを強くしたり、aを強くしたりコントロールも出来るようになる。

以上、一部を掻い摘んでご紹介いたしました。皆さん熱心にメモされていますよね。

そして演奏は下記の通り、ほぼハーフコンサート分を演奏して頂き、皆さん大満足でした。
F.ソル / 魔笛の主題による変奏
I.アルベニス / 入り江のざわめき、グラナダ
E.グラナドス / スペイン舞曲第2番「オリエンタル」
E.グラナドス / 詩的ワルツ

終演後にはCDのサイン会(バッハ、スペイン、そしてエチュード集の楽譜とCDが沢山売れました)。
その後はモデル生徒さんたちと打ち上げに。お酒もまわったところでギター演奏が始まり、数十曲出たでしょうか、部分的に演奏してくださいました。
山下高博

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先日の日曜日(3/27)は大嶋芳さんに「“ロメロテクニック”講習会&ミニコンサート」をやって頂きました。彼はロメロ・ファミリーの父親セレドニオ、長男セリン、次男ぺぺの各氏に師事し、ロメロ・テクニックを直々に学んだ、日本人では唯一のロメロ技法継承者として、安定したテクニックを披露しています。
一族以外では演奏される事のない、師セレドニオ作の楽曲も得意としていて、当日もセレドニオ・ロメロ作曲の「アンダルシア組曲」を演奏してくれました。

講習会には熱心な方々がギター持参で大勢参加されてました。ある方が「ロメロテクニックって何か特別なものがあるんですか?」と言われましたが、楽器の持ち方だけ特徴があるものの、左右の手の奏法に関しては基本的には同じだと言っていいでしょう。ただ、驚いたのは大嶋さんは10代でロメロ一家に師事したそうですが、1年間は本当の基本しかやらせてくれなかったそうです。右手でいえば6弦にPを置き、3弦~1弦にimaを置いて第1関節から絞るように和音を弾くことだけをやらされたそうです。それを我慢してやった大嶋さんも偉いと思いますが、やらせた方も凄いと思います。大嶋さん曰く、「振るいに掛けたんだと思う」ですって。左手も脱力して最小限の動きで指を動かすこと、そしてゆっくり練習することをやらされたそうです。ある日、彼がペペ・ロメロに「早く弾けるようにする秘訣は何か?」と質問したら、「ゆっくり練習することだ」と答えが返ってきたそうです。

最後に演奏を聴かせてくれたわけですが、講習会で言っていた通りの弾き方、テクニックで、それは安定した確実なテクニックを披露してくれました。お蔭で講習会終了後、お二人の方が大嶋さんのクラスに入って頂きました。お一人曰く「私はあのテクニックを盗みたい、ああ言うテクニックを身に付けたい」ですって。あなたも如何ですか?この4月から大嶋さんは日曜日にミューズでレッスンしていただきます。
今月は体験レッスンも、入会金もタダですよ。
山下高博

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テレビをつけると地震と原発の話題ばかりです。
本当に現実とは思えないような、光景が広がっていて、被災された方の言葉に思わず涙ぐんでしまいます。
日本列島は2.4m動いたそうですね。それほどの威力だったわけです。

4時ごろ私の携帯が、普段聞いたことない音で鳴りだしました。見てみると長野で地震があったという「緊急地震速報」でした。
その後すぐ、ショッピングセンターの館内放送が入り、注意を促していました。確かに数秒前でも、わかれば火を消したり、逃げ道の確保をしたり、机の下に入ったりできるわけですよね。
でも、これは地震後の巨大津波ですものね。何もわからないまま亡くなった方がどれほどいらしたでしょう。
ご家族の安否がわからず、胸を痛めて見える方がどれだけいらっしゃるでしょう。

テレビやラジオでも「私たちにできることは何か」と問うています。募金だったり、節約だったり・・・。
とりあえず、「私たちがしっかり生活すること」と誰かがいっていました。工場や流通やいろんなものがストップして、日本全体の経済も大変なことになるでしょう。
医療従事者の派遣もあるということは、事故や病気も減らさないと廻っていかないのです。
だから私たちは、何事にも安全確認を怠らないとか、無駄な電気は使わないだとか、小さなことでもきちんとこなして、日々生活していきましょう。

スタッフ関谷

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先日(2/5)はボサ・ノヴァの名手、佐藤正美さんによる「ワークショップ&ミニコンサート」でした。先回大好評を頂き、今回もそれに引続いての企画でした。ビデオカメラで先生の手元をアップしてスクリーンに写すので、とても分かりやすく佐藤先生も感激するほどでした。基本パターンを6つ丁寧に指導いただきました。特にバーデン・パウエルの開放弦奏法は実際に大写しのスクリーンで見るととても良く分かります。この奏法は佐藤先生が高校生の頃から何度もオープンリールのテープを聴きなおしながら発見したと言うものです。開放弦をimの2本の指で弾いたり、時にはiの指だけの時もあるなどを発見するには数年掛かったそうです。

そして、ドレミから「バーデン・パウエル完全マスター」と言う本が再版されました。これは佐藤先生が長年に亘って完全コピーしたものを楽譜にしたもので、暫くの間廃版になっていたものです。この講習会を受けた人はこの開放弦奏法が出来る様になるでしょう。
山下高博

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