消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

プラン練り

2014-03-12 23:11:02 | 消防・救急
今日は夕方まで仕事でした。夕方までの勤務でしたので、災害出場は無し。

本来今日は休みだったのですが、午後から研修があったため振り替えてちょっと遠出してきました。仕事と言ってもお昼過ぎから夕方まで。午前中は休みみたいなもんでしたかね、家にいたし。


午前中時間が空いていたので、今度行われる救命講習のレッスンプランを練っていました。

先日書いた『事務仕事』と言う記事でも触れていた普通救命講習Ⅲが近々行われるため、そのプランを練っていました。

3時間をどうやって使おうかと言うことを。挨拶から始まり、どこに重点を置いてどれぐらいの時間を割いて、最後に来るであろう質問を考えながら…。研修に行くまでの間、そんなことをやっていました。

事務仕事と言う記事の続きにもなりますが、あの後結局若手主体でメンバーを組み、私も行くことになりました。成人対象の救命講習ならば他の方に行ってもらうつもりでしたが、小児・乳児用の救命講習のため、大人とちょっと違った知識云々も必要であるため、私は助っ人的な感じで行くことに。

その後どういうわけか、指導責任者で無いもののプラン練りやら全体に向けての説明等を私が担当することになりまして

前々当直ぐらいからやり始めていたものの、出場やその他の仕事に追われてほとんど手をつけられていませんでした


今日時間もあったので、じっくり考えて。基本的に大人と心肺蘇生法の流れは同じですから、大人でやったことがあるよと言う方が大勢であればそんなに説明もいらない。

必要なのは大人と小児・乳児での相違点をお話できればな、と。あとは一緒に行くメンバーから誰に一度展示してもらおうかな?って。私は説明や解説に専念させてもらった方がやりやすいですし。


展示してもらう彼には、明日伝えようかと思います。よろしくねって


午後は研修へ。

うちでは使っていないような資器材を使った症例が紹介されており、あれ良いなぁ!って思ったり、他に紹介された症例が自隊であったらどうするか。

そんなことを勉強させてもらい、持ち帰って考察する。全く同じ現場は滅多にないだろうけど、似たようなのはあるはず。その時に良い活動ができるようにしたいですね。

教授の講演も、ためになるお話でした。症例についてもそうですが、印象に残ったのは全てメモをとり、帰る前にちょっとドトールに立ち寄り忘れないうちにある程度まとめておき。

仕事の一環で行ったため報告書も書かなきゃならんので、その下地も考えておきました。当直中は出場で忙しく、下手すりゃ提出期限に間に合わない可能性もあるので(苦笑)


せっかくちょっと遠出したので、帰りはちょっと寄り道してから帰りました


明日は仕事です






追伸


昨日で東日本大震災から3年が経ちました。

まだまだ復興までの道のりは遠いのだと実感しています。その中で、この国はどこへ向かおうとしてる?と思うことも。それに正直、不安も感じています。

あれだけの被害が出た震災を忘れてはいません。風化していると世間では言われているが、私はこの先も忘れないようにしたい。

それが約束でもあるから。


3年前と比べて直接的なお手伝いができる機会も無くなってしまいましたが、今できることはとにかく忘れず、そこから得た教訓をこれからに活かすこと。

そしていつかは、お手伝いさせて頂いた地へまた足を運びたいと思っています。その時は家族を連れて。

1日も早く元通りの生活に戻り、笑顔が戻ることを願っています。

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4 コメント

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講習会… (元気な二児のママ)
2014-03-14 22:47:09
今週、うちの母も普通救命救急法を受けてきたそうです。「思いたったらチャレンジ!」と言うのが うちの母です。
そう言う所は見習いたいです。
普通救命救急法も 準備やら配る資料を作成したり、大変なのですね。救急の仕事の合間に、ご苦労様です。

以前の講習会で乳幼児(発熱、熱性けいれん、腹痛、水の事故、誤飲事故、やけど)の説明があり、質問、心配蘇生法などやってきましたが、アッと言う間の3時間で、時間が足りないくらいでした。

5年ぐらい空いてしまったので、忘れている部分もあるので、また受講してきます。
明日は仕事、天気も良さそうで♪ところで、ムサシ家は、花粉症は大丈夫ですか!?
花粉症の方、どうぞお大事にしてくださいね。
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Unknown (ゆず)
2014-03-15 13:33:15
私も5年くらい前に救命講習に参加しました。心肺蘇生をやってみて、体力使うんだなって…リズムに合わせてしたらヘトヘトで。

その後に就職した会社でまたやる機会があってやりましたが、経験していたからかスムーズに行えて褒められました。

定期的に講習に行って、いざという時には率先してできたらなと。

仕事柄、救急車を呼ぶことも多いんですが、どんな呼吸してますかって質問、返答が難しくどんな風に伝えたらいいのかなって。 チェーンストークスや努力呼吸など、そんな感じで言っていますが、それで大丈夫なもんですか?わかりましたとは返答してくれるんですが…

まだまだ勉強不足。少しでもレベルアップしていけたらなって。

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元気な二児のママさんへ (ムサシ)
2014-03-17 22:07:42
昔は小児と乳児の心肺蘇生法は上級救命講習でしかできませんでした。今でも上級では小児も乳児も可能ですが、今は小児と乳児に特化した救命講習のコースもできました。

先日無事に終わりましたが、成人の訓練用人形は持って行かず、小児と乳児だけに専念。やはり3時間は早く感じますね。


ここ数日は日中気温も高く晴れ間もあります。そうなると花粉症には厳しいわけで…。今のところ、我が家は私だけ。でも、今年はそんなに辛くもないかな?

4月にもなればだいぶ少なくなると踏んでいます。私はスギ花粉のみ。この時期限定のメガネ生活も終わりですね
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ゆずさんへ (ムサシ)
2014-03-17 22:13:47
何年か前に受けていれば、事細かく手順を覚えていなくとも何となく覚えていたりはするものです。ちょっとやってみれば何となく思い出したりも。

最後に受講されたのが5年前ですと、今とは少々手順が変わったりしていると思います。5年前と比べ、より簡素になってますし、人工呼吸と心臓マッサージの順番が変わっていますね。

昔のやり方が間違いだったと言うわけではなく、日々の研究からより良い方法を…と言うことで、大体5年に1度見直しが行われています。


呼吸様式に関しては、それと分かればそうお答え頂いて良いと思います。119番を受ける職員が分かって無くとも、指令を受けた救急隊が理解してくれるでしょう。

出てこなければ、呼吸が早いのか遅いのか、浅いのか深いのか。もっと言えば、いつもどおりの呼吸をしてるかしてないか。簡潔に答えて頂いてもOKですよ
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