昨日は1件、火災ではなくPA連携での出場でした。
他署救急隊との同時出場でしたので、搬出困難での要請ではなくCPA(心肺停止状態)。
現場到着して、隊長は関係者(通報者や家族)から聴取。
私と上司で傷病者の観察。しかし、呼びかけには応じない。気道確保を試みるもあごが上がらない。指先を触ってみても硬い。
程なくして救急隊が到着して観察を交代する。観察の結果全身に硬直が認められたため不搬送でした。
誰が見ても亡くなっていると思われる状態を『社会死』といいます。例えば
・頭部離断がある。
・死後硬直が認められる。
・死斑が認められる。など
現場でこれらが確認された場合、病院に搬送することは無く警察を呼びます。
数あるCPAでの救急出場で硬直が認められたために不搬送扱いにすることもあります。
救急車は明らかに死亡が確認されているものは搬送しません。
今回もそのような事案でした。
今回の事案の内容は申し訳ありませんが伏せさせて頂きます。
消防と言う仕事をしている以上こういったことはある。初めてではないけどやっぱりその度に色々なことを考える。
やるせない気持ちになります。
惨事ストレスにならないよう、切り替えなきゃな~
明日はお休み、気分転換に何かやろうと思います
他署救急隊との同時出場でしたので、搬出困難での要請ではなくCPA(心肺停止状態)。
現場到着して、隊長は関係者(通報者や家族)から聴取。
私と上司で傷病者の観察。しかし、呼びかけには応じない。気道確保を試みるもあごが上がらない。指先を触ってみても硬い。
程なくして救急隊が到着して観察を交代する。観察の結果全身に硬直が認められたため不搬送でした。
誰が見ても亡くなっていると思われる状態を『社会死』といいます。例えば
・頭部離断がある。
・死後硬直が認められる。
・死斑が認められる。など
現場でこれらが確認された場合、病院に搬送することは無く警察を呼びます。
数あるCPAでの救急出場で硬直が認められたために不搬送扱いにすることもあります。
救急車は明らかに死亡が確認されているものは搬送しません。
今回もそのような事案でした。
今回の事案の内容は申し訳ありませんが伏せさせて頂きます。
消防と言う仕事をしている以上こういったことはある。初めてではないけどやっぱりその度に色々なことを考える。
やるせない気持ちになります。
惨事ストレスにならないよう、切り替えなきゃな~
明日はお休み、気分転換に何かやろうと思います
それでも 119するものなんでしょうか…?
う~ん……わかんない…。
いつも通る家の中で死後数ケ月経った最近、見つかった一人暮らしのご老人のニュースを知って
何とも言えない複雑な想いが巡りました。
身近に「死」があるといろいろ考えてしまいますね…。
気分転換はいいですね♪
後日帰りに同じ道にさしかかるとお通夜が行われていました。そして初めてあの朝の消防車の出動の意味に気付きました。
目の当りにしたコトのない私がどうこう言うのは嘘になる気がするけど、あの日からいつも見てたポスターの言葉にぐっと重みを感じてるよ。やるせなさはやるせなさとして…迷わなくていいと思う。間違ってないと思うよ。
家族の感情としてみれば、それでも蘇生の可能性があるかもしれない。誰かに助けて欲しい。何とかして欲しい。そんな思いで119番通報をしたのではないでしょうか・・・?(私の想像ですが)
『もう蘇生の可能性は無いんですか?』と実際関係者の方にも聞かれました。
例えばの話ですが、朝になってもおじいちゃんが起きてこないから様子を見に行ったら、冷たくなっていた。
長く生きた方なら来るときが来たのかなって思ってしまいますが、それがまだ若い人だった場合、ましてやそれが自然な(病気を含む)死に方ではなかった場合、ちょっと考えさせられることはあります。
同じ一つの『命』ですから、比べてしまってはいけないんですけどね・・・
今回もちょっと複雑で、だけど印象に残ったことが多かった事案でした。
こういう仕事をしてる分、改めて命って大切だなって思います。
引きずっているわけでは無いのですが、今回の事案はとても印象に残ったことが多かったです。
温かい励ましのお言葉ありがとうございます!やるせなさはありましたが、迷わずにこれからも頑張ります!
惨事ストレスと言って、悲惨な現場に立ち会ったりするとそれがフラッシュバックされてしまい、心を病んでしまう職員も実際にはいます。消防に限らず、警察官、鉄道の運転士などにもあったりします。
現場では感情を表に出さないようにしていますが、心の中は色々なことを考えてるわけで。
ストレス解消の大切さを改めて実感しますね・・・。