前回の当番は4件、忙しい方でした。
1つは真夜中の事案。出場から帰署までが3時間近くかかり、夜はあまり眠れませんでしたがそれほど眠たくは感じませんでした。
夜中の指令時には既に仮眠に入っており、指令が鳴った時には夢の中にいましたがパッと起きれて頭もスッキリしていた分、睡魔に襲われずに済んだかな
普段は機関員(主に運転)として勤務している私。その時の当番編成により後ろの患者室に乗って勤務することはあるものの、基本的には救急車の運転をメインにしています。
そして消防署の部隊の中で最も出場する機会が多い救急隊。出場件数の多さ故、寝静まった真夜中に出場することも多々あります。
隊長をはじめ救急隊員3人とも同じ現場に行っていますので3人とも同じように疲れるのですが、機関員はそれにプラスして運転をしなくてはならないと言うのもあり、機関員はさらに疲労が溜まる傾向にあります。
その結果、居眠り運転などを引き起こしたり注意力散漫になり事故に繋がると言ったことが起こる可能性があります。現に私も事故にはならなかったものの、あわや…と言うことは何度かありました。
もう本当に眠たくて仕方なくて、頬をつねったり目薬さしたり、フリスクまとめて食べてみたりなど色々試してみましたが、人間の三大欲求である睡眠には勝てず、ウトウトしたことがあります。
今まで何度もあったけど、事故にはなっていない。ヒヤリハットだけで済んでいます。運が良いんでしょうね、私は。
そう思います
一部の消防本部では、ある程度の出場件数や走行距離に応じて隊員と機関員をチェンジしたり、他の部隊の隊員とチェンジしたりすることがあります。
例えば10件出場したら、あるいは走行距離が150kmを超えたらなどの基準を設けて、交代をしているところもあるようです。
やはりその時の当番部隊編成によって交代メンバーがいないこともありますが、負担を減らすべくこのような取り組みを行っている消防本部もあるようです。
私の消防では明確な基準は設けられておらず、自己申告制。疲労が溜まりどうしても辛くなってきた場合には上司に申し出てチェンジしてもらいますが、他の部隊だって出場はしていないにしろ仕事を抱えています。なので交代を申し出にくいと言うのが正直なところなのです。
交代を言い出しにくく、無理をして勤務を続け、やがて事故に至る。事故に至ることは稀ですが、やはり年に1度や2度は起こっています。
前回の当番も件数こそ4件だったものの、距離をだいぶ走っていました。
夜の仮眠の前の段階で相当な距離を走っており、疲れたなと言う実感はありました。まだやらねばならないことがありましたが、これでこのまま起きていてまた指令が入ってしまうと眠さがピークに達してしまいそうでしたので、上司に仮眠時間に入ったらすぐに寝ますと申し出ました。
隊長や他の上司も理解を示して下さいまして、仮眠時間までは残った仕事を片付け、夜は早く仮眠に入りました。
2時間ぐらい寝たところで救急指令。時間は真夜中でしたが、少しまとめて寝れた分しっかり覚醒できての出場。冒頭にも書きましたが、この出場の前にまとまって寝れた分、時間帯のわりにはそれほど疲れず眠たくならずにこの事案を終えました。
ただ走った距離が距離なだけに、次の出場は隊員と機関員をチェンジすることになりましたが、その後の出場はありませんでした。
この日の夜中は雨が降っており、視界は悪かったです。ただでさえ見にくくて危ないのに、これが眠たくて頭フラフラなままだったら事故を起こしていた可能性もあります。
そう考えると、あの時早く寝たのは正解だったかな?と思います。
交代を申し出にくいとも書きましたが、仮眠時間に入っても上司がまだ事務所にいたりすると私みたいな下の立場の人間は先に仮眠しづらいのも正直なところ。
出場が無ければまだ良いですが、これで災害出場して眠たいまま運転して事故を起こせば、その部隊の責任者なり当直責任者なりが上から色々言われるものの、一番損をするのは運転していた機関員です。
私は機関員も好きなのでそれほど苦にはしていませんが、中にはリスクを嫌がって機関員をやりたがらない人もいるぐらいです。
体調が悪かったり疲労が溜まれば、素直に申し出てチェンジするなり何なり、対策を積極的に行わなければいけませんね。事故を起こせばそこで現場活動が滞ってしまう。最終的に一番被害を受けるのは市民の皆さんなのですから。
睡眠は大事だな、と改めて思った勤務でした。
『夜は早く寝るに尽きる』のタイトルどおり、今日はもう寝ます。
では、おやすみなさい
1つは真夜中の事案。出場から帰署までが3時間近くかかり、夜はあまり眠れませんでしたがそれほど眠たくは感じませんでした。
夜中の指令時には既に仮眠に入っており、指令が鳴った時には夢の中にいましたがパッと起きれて頭もスッキリしていた分、睡魔に襲われずに済んだかな
普段は機関員(主に運転)として勤務している私。その時の当番編成により後ろの患者室に乗って勤務することはあるものの、基本的には救急車の運転をメインにしています。
そして消防署の部隊の中で最も出場する機会が多い救急隊。出場件数の多さ故、寝静まった真夜中に出場することも多々あります。
隊長をはじめ救急隊員3人とも同じ現場に行っていますので3人とも同じように疲れるのですが、機関員はそれにプラスして運転をしなくてはならないと言うのもあり、機関員はさらに疲労が溜まる傾向にあります。
その結果、居眠り運転などを引き起こしたり注意力散漫になり事故に繋がると言ったことが起こる可能性があります。現に私も事故にはならなかったものの、あわや…と言うことは何度かありました。
もう本当に眠たくて仕方なくて、頬をつねったり目薬さしたり、フリスクまとめて食べてみたりなど色々試してみましたが、人間の三大欲求である睡眠には勝てず、ウトウトしたことがあります。
今まで何度もあったけど、事故にはなっていない。ヒヤリハットだけで済んでいます。運が良いんでしょうね、私は。
そう思います
一部の消防本部では、ある程度の出場件数や走行距離に応じて隊員と機関員をチェンジしたり、他の部隊の隊員とチェンジしたりすることがあります。
例えば10件出場したら、あるいは走行距離が150kmを超えたらなどの基準を設けて、交代をしているところもあるようです。
やはりその時の当番部隊編成によって交代メンバーがいないこともありますが、負担を減らすべくこのような取り組みを行っている消防本部もあるようです。
私の消防では明確な基準は設けられておらず、自己申告制。疲労が溜まりどうしても辛くなってきた場合には上司に申し出てチェンジしてもらいますが、他の部隊だって出場はしていないにしろ仕事を抱えています。なので交代を申し出にくいと言うのが正直なところなのです。
交代を言い出しにくく、無理をして勤務を続け、やがて事故に至る。事故に至ることは稀ですが、やはり年に1度や2度は起こっています。
前回の当番も件数こそ4件だったものの、距離をだいぶ走っていました。
夜の仮眠の前の段階で相当な距離を走っており、疲れたなと言う実感はありました。まだやらねばならないことがありましたが、これでこのまま起きていてまた指令が入ってしまうと眠さがピークに達してしまいそうでしたので、上司に仮眠時間に入ったらすぐに寝ますと申し出ました。
隊長や他の上司も理解を示して下さいまして、仮眠時間までは残った仕事を片付け、夜は早く仮眠に入りました。
2時間ぐらい寝たところで救急指令。時間は真夜中でしたが、少しまとめて寝れた分しっかり覚醒できての出場。冒頭にも書きましたが、この出場の前にまとまって寝れた分、時間帯のわりにはそれほど疲れず眠たくならずにこの事案を終えました。
ただ走った距離が距離なだけに、次の出場は隊員と機関員をチェンジすることになりましたが、その後の出場はありませんでした。
この日の夜中は雨が降っており、視界は悪かったです。ただでさえ見にくくて危ないのに、これが眠たくて頭フラフラなままだったら事故を起こしていた可能性もあります。
そう考えると、あの時早く寝たのは正解だったかな?と思います。
交代を申し出にくいとも書きましたが、仮眠時間に入っても上司がまだ事務所にいたりすると私みたいな下の立場の人間は先に仮眠しづらいのも正直なところ。
出場が無ければまだ良いですが、これで災害出場して眠たいまま運転して事故を起こせば、その部隊の責任者なり当直責任者なりが上から色々言われるものの、一番損をするのは運転していた機関員です。
私は機関員も好きなのでそれほど苦にはしていませんが、中にはリスクを嫌がって機関員をやりたがらない人もいるぐらいです。
体調が悪かったり疲労が溜まれば、素直に申し出てチェンジするなり何なり、対策を積極的に行わなければいけませんね。事故を起こせばそこで現場活動が滞ってしまう。最終的に一番被害を受けるのは市民の皆さんなのですから。
睡眠は大事だな、と改めて思った勤務でした。
『夜は早く寝るに尽きる』のタイトルどおり、今日はもう寝ます。
では、おやすみなさい
お仕事 オツカレ様でしたリアルに伝わり本当に大変なお仕事だな…と思いました 今日 仕事で悩まされる事があり、正直参ってましたでも仕事に対して真面目なブログを読み 前向きになれました。ありがとう明日も頑張ります
奥様、体調少しは戻られたでしょうか?
うちの主人も機関員で乗ることが多く助手席の時よりもかなりぐったりして帰ってきます…
が、私のかまって攻撃が待っているので お昼寝もほどほどに起きてきます☆
次の日のこともあるのであまり寝かさない方がいいのかと思っていたんですが、(夜ぐっすり寝れなくなるかなと思っていたので)そうではなさそうですねf^_^;
ムサシさんの話はいつも本当に勉強になります☆
知らないうちに成長したなと思ってもらえるように ここで仕事の大変さを学んで内助の功がんばります☆
お体、壊さないように頑張ってくださいね☆
赤ちゃん無事に誕生、おめでとうございます。
チビムサシくんもまだまだ手がかかり、奥さんも大変だと思いますが、ムサシさんが本当に
協力的でいい旦那さまのようなのでいいですね。。。
さてうちの消防士も先日結婚いたしました。25歳です。なんだか寮の一人暮らしがさみしくて、家族寮に申し込んでいたら当たり、とんとんと話が進んでしまい、寮を追い出される時期でしたので入籍して引っ越しました。。。式は来春にのんびりやるようです。
こんなに早く結婚するとは思いもよりませんでしたが、大変な仕事の中、穏やかな家庭があればほっとしますね。。これまでも息子の生活をみているわけではありませんが、ハハとしてはほっとしましたよ。。勤務明けで疲れて帰ってきて、やさしいお嫁さんが待っていてくれるのはきっと幸せですね。。ムサシさんのような家庭を築いていってほしいなとハハは思いますよ。。うちも消防車の機関員です。。事故だけは起こさないように、いつも祈っていますが。。一般に人がほとんど知らない機関員の仕事。。大変なのですね。。出場をしていく消防車の中、ポンプと背負っていない人くらいにしか見ていませんでした。。息子があまりくわしく教えてくれないもので。。。
ではまだまだ暑いですが、体に気をつけて下さいね。。
その後、奥さんの体調はどうですか?
私達も本職さんまでではありませんが、真夜中に出場指令のメールが来ると活動服に着替えて出ていきます。以前、朝方4時に指令が掛かった時は寝ぼけて二度寝してしまって嫁さんに起こしてもらってから急いで家を出たのを思い出しました。出てしまえば緊張感からか眠気は飛んでいってましたね。
事故を起こさない様に頑張って下さいね!
私が思ったこと、体験したことを例に挙げ、それを記事にすることにより表向きだけでなく裏の部分も知ってほしいなと思っています。
消防署で働く一人の男がどんなことを考えたり、思ったり。時には災害現場の実例(特定できないよう配慮はします)を挙げて、その中で何かしらの注意喚起をしたり、対策方法などをお伝えすることができます。
今回書いた『機関員』のお話は本当に触りの部分だけ。たかが運転、されど運転。機関員だってとても重要な任務です。そんなお話ももっと突っ込んで、文の構成がまとまりそうなら書きたいと思っています。
なかなか一つの記事を書くのに時間を要する男ですので、いつ公開できるか未定ですが…
先日の悩みは少し解消されたでしょうか?
お仕事お疲れ様でした
今日はちょっとずつ元の生活に慣れるべく、一時的に自宅に戻ってきました。なので今日のムサシ家は4人です。(私以外もう皆寝ましたが)
身体も動くようになってきたし、マタニティーブルーも無くなってきた様子。最近はイタズラ小僧と一進一退のバトルが繰り広げられています(笑)
記事に書いたこともそうですが、人間健康が一番大事。手がかかる子供たちですが、休みの日には癒されています
春の結婚式も楽しみですね、余興は消防お決まりのネタになるのでしょうか?(笑)
仕事柄やはり、ちょっと参ってしまうようなことはあるもので。先日もちょっとこれは嫌だなと言うか、ちょっとこれは辛いな、かわいそうだなと思う事案に出場しました。
ですが家に帰って子供たち(嫁も)の顔を見たら少しホッとしたと言うのもあります。
嫁、子供たちの存在は本当にありがたいものです。
ハハさんも、体調には十分お気をつけ下さいませ。
以前 書きましたが 4歳の息子は1歳の頃から消防ファン。たまに救急車の緊急走行を見かけると大喜びでした。主人と話しましたが『緊急走行はどこかで苦しい思いをしている人、悲しい思いをする家族がいるんだよね』緊急走行を喜んで子供に見せるのは不謹慎に思い 救急車を見かけると
家族で『がんばれ、がんばれ』と応援するようになりました。それから2年、今では2歳になった 妹と一緒に 手を叩き『がんばれ』と患者さんと救急隊にエールを送っています。小さい応援団も味方についてます。大変なお仕事だと思いますが、頑張って下さい。きっと チビムサシくん、ベビームサシくんがもう少し 大きくなったら お父さんの仕事を誇りに思う日が来ると思います。
記事にも書いた方法、頬をつねったり等色々試して何とか事無きことを得ていますが、帰署途上が一番きつくなってきます。
嫁も本日一時的に戻ってきました。また明日実家に戻りますが、だいぶ体調は良くなったようです。
チビムサシ君の赤ちゃん返りはまだ続いていますが、少しはマシになってきたかな?と言う感じですね
話が盛り上がればそのまま意識を保てますが、さすがに疲れ果ててグッタリしてると、うたた寝してしまう場合もあります。
よく事故にならなかったなと、自分のことながらそう思います。
さすがに緊急走行時は手を振れませんが、帰署途上や業務出向の時の普通走行時には、手を振られたら振り返すようにしています。
そう言うのが嬉しかったりします
うちの子は2人とも男の子。そのうち働く車にも興味を持つことがあるかな?と思っています。
消防車や救急車に興味を持つことがあれば、正月に行われる消防出初式に連れて行ってみようかなと密かに計画しています