紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

秋苗の栽培サイクルスタート

2019-08-22 15:19:08 | 日記
「秋播きの種、苗床へ播種」
秋苗の栽培サイクルを確立したい。
昨年は、9月5日に苗床へ播種をしている。彼岸には耕作ブロックへ定植。
定植には向かない双葉の幼苗も含んでの作業であった。
冬場を前にそれなりの生育をしたが、霜柱で紫根が地上に抜け出る苗もあった。
定植までの1ヶ月で本葉4枚まで生育をさせたい。


雨の多い週である。播種には最適な期間と閃いた。
雨の合間を見図って、5列の溝を作る。


1粒1粒、昨年の種を丁寧に並べる。1列目135粒、2列目140粒MSP(大)
発芽力は確認できているが、発芽率は不明である。


手間より3列目180粒MSP(並)ここまでは発芽の期待出来る列である。
2列目190粒、1列目217粒、総数862粒カウント誤差範囲は5粒以内である。
この2列は選別で除外品とした種で、発芽力のある種も含み、その可能性に期待する。
10日後、9月1日頃にはポツポツと発芽の予想であるが・・・。


7月の発芽テストの苗、本葉3枚である。大きな苗がある。
放置された苗床箱から発芽してきた苗である。いつの種であるか不明。


枯れ枝の種を冷凍庫で保管して、発芽テストの結果を見る事にした。
キッチンペーパーに並べる方法は、この時期まず不可能。根よりカビが先になる。
カビの発生を抑えるには、一定時間冷蔵庫へセットを入れなくてはならない。
1週間続けるが、give up セットを変更。赤玉土をパックに敷いて種を移す。


移動する際、発根の兆しのあった種は翌朝繊毛を開く。

4粒が発根しポットでの育苗となった。
短期間の冷凍保存の処理の種であった。

   「ひらめきを おいかけおいて おいのひび」
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