紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、新芽と発芽の相違

2016-03-16 17:41:51 | 紫草の栽培

 「新芽と発芽の大きな違い」

 1ポットに二つの芽がならぶ。
 いずれ、掘り出して別々に育苗をしなくてはならない。




 大きさの違いが一目瞭然。左が新芽で、右は発芽の芽である。
 左は芽は小さいが既に発芽後5ヶ月の苗の芽である。




 発芽根を掘り始めるとすぐに種の殻が見つかる。
 2週間前に発芽した殻である。




 発芽苗の根元は細く、一方新芽の根元は太い



 更に深く掘って行くと発芽苗の根は糸の様に長く続く。



 痛める事も無く掘り出しに成功、根の部分の長さ6cm。
 ポットの底に達して先端は横に這った様子が見える。
 双葉に本葉1枚が成育中の苗である。




 隣にあった新芽の根である。既に太く赤い紫根が細根を伸ばしている。
 発芽は昨年の9月中旬で、本葉5枚まで広げるが1月頃から葉は枯れてしまった。




 それぞれ1ポットに1本で育苗を続ける事になる。
 発芽苗は双葉に本葉2枚であった。




 花は左の新芽の苗が早く咲くが、長く咲き続ける事を願う。
 秋まで生育を続けると12ヶ月の生育期間で紫根の収穫量に期待が掛かる。


   「めをだせば きたいをせおい ねをのばし」 

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