紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・紫根の処理

2023-11-11 20:51:32 | 日本ムラサキ栽培
「紫根の選別と保管」
紫根は、その後 好天気の元 乾燥が進み色が深みを帯びてきた。
従来、数日後にカットして乾燥機で水分を抜き、真空パック機でビニール袋に入れて
保管してきたが・・・・。真空パック機は引っ越し後行方不明・・・?


乾燥した紫根を整理・分別をしなくては、使うに扱いにくい。
手間ひまの掛かる作業である。つい夜なべ仕事となる。


ハサミは太い部分のみで多くは、手で折る。
幾分水分が残っているのか、中心が切れずにハサミを入れる。


根を切り折りする内に、少々分別が出来る。バット内が手狭になったので、
別の容器に移し替える。


紫根の太さ別の仕分けである。最も太い根本部分は使用用途は別である。
紫根エキス用には、この部分が最も効果的。


始めは素手にて作業をしていたが、指が真っ赤になり染色には充分な紫根かと、
判断材料にはなったが爪の先は洗っても落ちず、手袋を使った。

バットには細根クズが残っているが、纏めて揉むと粉状になる。
これも染め液抽出には、別袋で染め液を抽出する。全体量が少ないので、全て自家用となる。

紫根を期待していた方には、申し訳ないが・・・。
栽培畑を離れた時から70~80%縮小の栽培数であった。
ただ、発芽試験を色々した結果の苗数を見て、転居先の庭で最後の栽培に臨んだ結果であった。

  「やめたはず やむにやむない ひととせや」

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