紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

鉢植えの紫草(続々)

2016-07-12 19:55:58 | 紫草の栽培

 「分枝の成長点、出現」

 花茎の先端が渦巻き状になり、今後の生育を危ぶんだが
 一番下の枯れた本葉の脇と2番目の本葉の脇に、分枝の成長点を発見する。




 新しい生育の変化が出て来た。
 このまま生育が終わるとは思えずに観察を続けていた。

 下から各本葉毎に、脇から分枝が生育すると思われるが、
 果してどうであろうか。





 第1果を付けた本葉は、葉柄毎、伸びて分枝に
 2枚の葉を広げ、その先端は渦巻き状となって蕾を持っている。




 第1果は緑もつややかで、大きくなるに従って蕚も広がってくる。
 分枝の葉を持つ前に蕾を1つ付けている。





 真っ直ぐに伸びた日本ムラサキの姿である。
 清楚な感じは、大和撫子と通ずるものがある。


    「なでしこも やまとをつけて めでにけり」



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鉢植えの紫草(続) | トップ | 紫草の栽培、珍事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

紫草の栽培」カテゴリの最新記事