「分枝の成長点、出現」
花茎の先端が渦巻き状になり、今後の生育を危ぶんだが
一番下の枯れた本葉の脇と2番目の本葉の脇に、分枝の成長点を発見する。
新しい生育の変化が出て来た。
このまま生育が終わるとは思えずに観察を続けていた。
下から各本葉毎に、脇から分枝が生育すると思われるが、
果してどうであろうか。
第1果を付けた本葉は、葉柄毎、伸びて分枝に
2枚の葉を広げ、その先端は渦巻き状となって蕾を持っている。
第1果は緑もつややかで、大きくなるに従って蕚も広がってくる。
分枝の葉を持つ前に蕾を1つ付けている。
真っ直ぐに伸びた日本ムラサキの姿である。
清楚な感じは、大和撫子と通ずるものがある。
「なでしこも やまとをつけて めでにけり」
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