紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2020・紫根の収穫(続)

2020-11-27 19:15:00 | 染料栽培
「どうして、こうーなるね(根)〜?」
紫根は収穫後、2日間程乾燥して水洗いして土を落とす。
洗うと言っても水に漬ける訳ではない。
水道ホース先端をジェット噴射にして瞬間的に乾いた土を落すだけのことである。
入り組んで、絡まる根元が気になる。他の部所にはほとんど土は着いていないからである。


ひと結びしてから生育した様である。

何故か、根元で絡み合っている根が小石や土を抱き込んでいる。

洗っている時には、特に根については気にならなかった。作業の目的が違うからだろう。

洗って乾燥し始めた紫根。このままという訳にはいかない。

乾いた紫根を仕分け、分別して洗い流せなかったゴミや砂を取り除きながら根元の
絡みあう根が気になり始めた。
苗床で発芽して、そのまま定植時期まで育苗した場合は根は裸になってしまう。
その苗を、定植すると・・・時々こんな生育結果になってしまうのでは、と考えた。
発芽間も無くポットに移して、育苗して定植時に培土が崩れなければこんな事はあるまい。
また、根着きのロス期間も少ないだろう。

「ねをほどき そだちはじめの ミスをしる」

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