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「The Addams Family」プレビュー公演が3/8に開幕

2010-03-09 12:54:30 | Musical News Broadway ショー 作品
クリスティーナ・リッチが一家の娘を演じていた映画版で日本人にもなじみの深いあの「アダムス・ファミリー」が、新作ミュージカルとしてBroadwayに登場です!Plabill.comの記事は、こちらからどうぞ。(写真は、キャストの皆さんです。)

気味が悪く、でも憎めないあの一家が、ミュージカルとしてBroadwayに登場しました。共に、Tony賞を2回授賞しているネイサン・レーンさんとビビ・ニューワースさんが、一家の中心であるゴメズとモーティシアを演じています。脚本を担当したのは、「Jersey Boys」でTony賞候補になったリック・エリスさんとマーシャル・ブリックマンさんで、作詞作曲は、Off-Broadwayの「The Wild Party」を手がけたアンドリュー・リッパさんです。Lunt-Fontanne Theatreでプレビュー上演中のこの作品、グランド・オープニングは、4月8日の予定です。

昨年(2009)の秋に、「The Addams Family」のワールドプレミアの試演が、シカゴで行われ、制作チームにTony賞の監督賞を4回も授賞したジェリー・ザックスさんが、コンサルタントとして加わりました。そして、オープニング曲を含むいくつかの手直しが加えられ、試演の時とはまったく違うミュージカルとして完成したそうです。
プロデューサーのスチュアート・オーケンさんは、このミュージカルが無事にBroadwayデビューを迎えられたことを、次のように語っています。

「ジェリーが我々のチームに加わって、チームと協力して、このショーをBroadwayで上演するに足る作品に仕上げてくれたことを本当に嬉しく思います。彼は、我々の業界でも特に優れた才能を持つ1人で、彼が、我々のアダムス・ファミリーに加わってくれたことに感謝しています。」


このミュージカル版は、アメリカの漫画家のチャールズ・アダムスさん(1912~1988)が描いたキャラクターをもとに、監督にフェリム・マクダーモットさんとジュリアン・クローチさん、振付にセルジオ・トルヒーヨさん、音楽監督にメアリー・ミッシェル・キャンベルさんを迎えて制作されました。
映画版や昔のTV版のエピソードに基づいたものではなく、難しい年頃を迎えた一家の娘、ウェンズデー(「In the Heights」のクリスタ・ロドリゲスさん)が、隣に住むごく普通の少年、ルーカス・ビーネク(ウェスリー・テイラーさん)と恋に落ちるというストーリーです。

上記で紹介した以外の主なキャストは、テレンス・マンさん(ルーカスの父親のメル・ビーネク)、キャロリー・カルメロさん(アリス・ビーネク)、ケビン・チェンバレンさん(フェスターおじさん)、ジャッキー・ホフマンさん(おばあちゃん)、ザッカリー・ジェームズさん(ラーチ)、アダム・リーグラーさん(パグズリー)といった顔ぶれです。

ナズは、昔の白黒のTV版のほうは、ほとんど知らないんですが、映画版は、2本とも映画館で見て、とても面白かった記憶があります。「プロデューサーズ」で活躍したネイサン・レーンさんがゴメズを演じているのですから、このミュージカル版もきっと面白いんでしょうね~!作品の詳細やチケットの購入は、オフィシャルサイトの方からどうぞ~。