誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー11

2010年07月26日 | Weblog

 ちがさき平和美術展より

 作品NOー10/12

  野村みどりさん画 『サイネリア』 F10 水彩

  この方にも前回もお願いして陳列させて頂きました。
  可愛いきれいな花をさりげなく表現されています。
  真面目な丁寧な描き方に、その実力とお人柄を感じます。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー12

2010年07月26日 | Weblog

 ちがさき平和美術展より

  作品NO-11/12

   藤田 繁彦さん画 『長谷寺』 F20 水彩

  藤田さんは、私や我々グループの私設の先生みたいなものです。
  私の絵の私的な師であり、先輩であり又良き友人であり画友でもあるのです。
  卓越のデッサン力と緻密な筆使いを駆使され、見事にいつも藤田ワールドを描かれます。

22展ー12 企画展の10 第26回ちがさき平和美術展ー13

2010年07月26日 | Weblog

  ちがさき平和美術展より

   作品NOー12/12

   藤田繁彦さん画 『田代湿原』 F10 水彩

真面目で温厚で几帳面で極めつきの紳士の同氏だからこそ、こうした絵が描けるので
しょうか。
生きていること自体がファジーな私などから見るととても真似すらも出来ません。
同氏の絵の林や森や木立の表現が特に好きで、時々お聞きするのですが難しいもので す。
とても思うようには行きません。


以上12点、如何でしたでしょう。なかなかの見応えだと思いますが‥。

  本日もご来場有難う御座いました。
  次回は、9月に文化会館での『鶴彩会展』からを予定しております。
  どうぞよろしく御来館をお待ちしております。
  猛暑のこの夏をどうぞ皆様、お大事にお過ごし下さいませ。
                         ーー館主拝ーー



22展ー11 企画展の9 稲門会作品展よりー1

2010年07月24日 | Weblog
     早稲田大学茅ヶ崎稲門会
     第1回 趣味の作品展 
         7月14日~18日 市民ギャラリー

      この展示会から知った方の2点を陳列させて頂きました。
 
  知人から案内状を頂き、そんな展示会もあったのか、知らなかったと思いながら
  行ってみました。
  入り口にはどなたかの手作りなのでしょうかこんな真っ赤な「凧」が飾ってありました。
  やはり久し振りに校章のマークを見ると何となく懐かしいものです。
  私が知らなかったのも当然で、これが第1回なのだそうです。趣味の作品展と
  銘打っているだけに、如何にも趣味という和やかで家族的な感じに溢れていました。
  油彩あり水彩あり、絵手紙、写真、俳句、陶芸、書、刺繍までと言った賑やかさ
  でした。早大OB及びその家族が出品者で老若男女の50人を越えていました。
  皆さんが如何にも趣味を楽しんで居られるかが、伝わってくるようです。

  さて茅ヶ崎にもご多分にもれず全国の市町村と同様、早稲田のOB会があっていろいと
  仲間が集まって活動しているのは聞いていました。どこの大学にもあるように、ゴルフや
  囲碁に将棋愛好会そして当地では箱根駅伝の応援会、花火大会鑑賞会、地引き網
  などが有るのは聞いておりました。
  会場で知ったのですが、全くいろいろな会があるのには驚きです。
  例えば、釣り同好会、歩こう会に登ろう会、カラオケがあったり、ゴルフの会が4つ、  
  テニスが2つもあり、日本地酒研究会なんてのもありました。
  女性同好会というのがあったので、これから女性の心理でも研究するのかと思って
  よくよく見たら、女性の会つまり女性卒業生の集まりでした。
  なんてことで、茅ヶ崎在住の多くのオールド早稲田マンが集い、群れて楽しくやって
  いるそうです。  

  もう大分昔のことになりますが、定年後の世界を考える必要になった時に、会社で
  催してくれた「第2の人生のために」という講座の精神医学の講師が、「これからは
  会社だ、学校だという社会でなく、全く新しい或いは地域社会で見知らぬ人との社会を  
  作りなさい。これが本当の第二の人生なのですよ。同僚とか同窓というつながりは久し振り  
  なのが一番良いのです。」と言ってたことを思い出しました。

  全く見ず知らずの集団に入るのは、とんでもない人間が居たり、とんだ人間的レベル  
  の人が居たりという危険負担もあるわけですが(私もこれは現実に体験してしまい極て
  不快な気分を味わったこともあるのですが‥)、
  一方同窓というのは似たようなレベルで、あの同じ学校に通っていたの  
  だから、同じ時間を共有したかも知れないのだから、良くも悪しくも高が知れているという
  ものだという不思議な安心感はあるでしょう。
  それ程とんでもない人は居ないだろうという最低の線は守れるという担保が出来るのか  
  も知れません。

  しかしこれも考えようによっては、相変わらずで新鮮味に欠け、何らかのしがらみがあったり、  
  集団に頼って組織依存の(会社時代と同じ様に)他人や大きな群団任せであったりして消極的  
  だったり、one of themであったりして、本当に楽しめるだろうかという不安もあるの  
  かも知れないのです。

  実は私も早稲田のOBなのですが、私の場合は何の深い考えも思いも信条があるのでもなく
  ただの面倒くさがり、出不精、消極性、シャイだったのと、それより何より定年後は暫くは何もしたくなかったという
  気持が強かった様な気がします。
  当分は何もしたくなかったので、あの当時お誘いを受けた記憶もあるのですが、
  この稲門会にはとうとう入らず仕舞いでした。
  こうして家族ぐるみで、様々のことをやり楽しそうにやっておられるのを想像すると、  
  成る程これも又良きものなのだという気がしました。


 さて久し振りに稲穂のマークを見て、早稲田という文字を見て、昔を思い出したのか、気分が高揚したのか、
 思わず長々と書いてしまいました
 お忙しい皆さんにはとんだ時間の無駄で御座いました。お許し下さい。
 どうぞ飛ばして貰って、次の絵を御覧下さい。
 知人がお二人おられて、お一人はご家族、お一人は卒業生ということでした。
 それではその2枚をどうご御覧下さい!

  
  

22展ー11 企画展の9 稲門会作品展よりー2

2010年07月24日 | Weblog
  茅ヶ崎稲門会作品展より

  作品NO,1/1

  伊藤 赫子さん画 『NUDE パートⅠ』 水彩

  作者は前に鶴彩会にも居られたので知った方です。
  もう絵ではベテランの実力派です。
  この「パートⅠ」も、安定したデッサン力です。そして大胆に体の線に入れた
  太い緑色のタッチが何とも素敵で効果的です。

22展ー11 企画展の9 稲門会作品展よりー3

2010年07月24日 | Weblog
 茅ヶ崎稲門会 趣味の作品展より

   作品NO,2/2

    芝 真由美さん画  『石の橋』 スケッチ水彩

    この方のいつものメランコリックな雰囲気とはガラリと変わっています。
    スケッチだからでしょうが、それでも独特な雰囲気やタッチが十分伺え
    る様です。

   以上2枚をご覧いただきました。
   第2回の展示会があるまでには、、もっと多くの早稲田OBに知人を作って
   より多くの作品を展示出来るようにして、楽しい同会の雰囲気をお伝えできる
   様にしたいものです。

  次回は、ちがさき平和展の陳列を展示する予定です。
   どうぞご期待下さい。        ー館主拝ー

   

22展ー10 企画展NO,8  神奈川水彩展の1

2010年07月22日 | Weblog

  第30回記念 神奈川水彩展
   `10 7月11日~16日  横浜市民ギャラリー

  5月に新国立美術館で開催された『水彩連盟展』の支部展ともいえる上記の同展
  から、5人の5作品を展示させて頂きました。

  この展覧会は、毎年国立での本展が終わって間もなくの今頃に、横浜の関内で開かれます。
  本展に出品した中の神奈川在住の方を中心にあとは一般公募の方々という構成の様です。

 汗を拭き拭き、絵を鑑賞するのも一興で、じっくり見ていると室内は快適でいつの間にか
 汗も引いています。
 会場を出ると又じわぁっと汗をかいて、途中で冷えたビールで喉を潤すのも生きている
 感じがして、ささやかな楽しみです。

 それでは、水彩連盟展、市美術家協会展そして鶴彩会展でお馴染みの作家方々ですが
 ごゆっくり御覧下さい。

22展ー10 企画展NO,8  神奈川水彩展の2

2010年07月22日 | Weblog

  神奈川水彩展の作品より

   作品NO-1

    金築 翠さん画  『暦シリーズ』  80号

    金築さんを初め皆さんが、もうかなり長く続いているご自分の追求テーマを
    いつもの自分の色とタッチと構成で表現されています。