誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

21展ー8シリーズ 水彩連盟展よりNO、4

2009年04月15日 | Weblog
     『卓上のシンフォニー1』 THさん(承認済)水彩 80号

THさんとは、実は我が家の女房殿です。KDさん同様、数年前から具象画からかなり心象画的に変化してきました。
この流れは、発展途上なのか或いは又は或る種の逃げなのか分かりませんが、見ても全く分からない前衛的な抽象画でないのが救いです。

いろいろな方の絵を数年に亘って見続けていると、徐々にいつの間にか自然に或いは意識的かも知れませんが、変化していくタイプと、あまり変化をしないタイプとがあります。

具象の基本のしっかりした実力をベースに、自分の思いを表現する、その絵の表現力をより高めたり幅を拡げたりするために、心象画的に変化していくのは、或る意味では自然なことであり必然とも言えるのでは、と言うことは私のような素人美術評論家でも理解します。
しかしそれを越える様な抽象画的な変化には、私の今の審美眼や美術観の程度ではまだ許容力がありません。

どうも知ってる方の絵のコメントは難しいものです。「自分で描けもしないのに、よく言えるわ!」と言われそうです。
しかしこれこそ素人評論家の特権としてお許し下さい。

本日もご来館ありがとう御座いました。
次回の企画をどうぞご期待下さい。      館主より御礼を。

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