テレビ

「オレも、それを聞いたとき、『人間って、×××がなくても生きていけるんだ…』と思ったよ」
と、ある人が言った。実は・・・

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キャベツ亭（東京）には、テレビがない。


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　テレビネタについていけない以外 特に問題はないのだが、それを聞いた人々は、

「家に帰ったら、何するの」
「さびしくない？」
「え・・・？（絶句）」

等という反応を口々に示した。

　今日も、それを知った人から「え・・・？」と絶句され、「まさか嘘ですよね？」と言わんばかりに目を見開かれたっけ。
　前述の人も、
「オレも、そんなにテレビっ子ていうわけではないけれど、とりあえず家に帰ったら、テレビつけるじゃん。
　それなかったら・・・いったいどうするの？」と。


　― いや、携帯電話で見ようと思えば、ワンセグとやらで見れますよ？
　― ニュースだって、ネットのほうが早いですし・・・ｆ（＾＾；）
　― ええと、それほど不自由はないですよ。
　・・・フィギュアスケートと、建物訪問・ビフォーアフター・世界遺産と、災害時の速報の映像を見たいとき以外は。

　そんなわけで、職場の昼休みに見る程度だから、せいぜい100分未満／週だろうか。

　― 逆に、・・・テレビも見ていたら、いったいいつ眠るんです？


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　という以前に、キャベツにとっては、テレビの音は、あまりにもにぎやかすぎる。


　・・・むろん、昔、兄弟皆一緒の部屋だったため、どんなにうるさくても集中する術（すべ）も身に着けたが、

　一人のときは、テレビもつけず、ＢＧＭもつけず、ラジオもつけず、それでもまだ、さらにさらに小さな囁きを聴き分けられるような、静けさを求めてしまう。

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　というわけで、大抵、こう答える。


　― テレビ無くても、大丈夫ですよ（＾＾）