(写真;今年の青空から。)
―「青」。
たった一言のそれでさえ、
私の言う「青」と、あなたが想い描く「青」は異なる。
ある人は、空の「青」を思い浮かべるかもしれない。
ある人は、海の深い「青」を連想するかもしれない。荒々しいにごった「青」かもしれない。
ある人は、フェルメールの「ターバンの女」の、貴重なラピスラズリの、なんとも言えない味わいの「青」を思い出すかもしれない。
ある人は、冬の白雪の上の、黎明(れいめい)の「青」を、真っ先にイメージするかもしれない。
*********
同じものを見ている、
同じものを知っている、というのは、ある意味、幻想なのかもしれない。
そもそも、
各自が、それぞれの有限の中で、認識し、
ことばを紡いでいるのだから。
*********
そんなわけで、ちょっと通じなかっただけで、シャットアウトするのはもったいない気もする。
(面倒でもあるが)
そもそも、「同じ○○」を認識しているわけがないのだから。
言葉を紡ぐ練習をせずに、理解してもらおうとするのは、甘えでしかない。
(それまた、面倒だが)
むろん、お互いの中に、その「限界」を感じるとき、どうしようもなく疲労感(or脱力感)を感じてしまうのだが、
・・・どんなに皆がことばをつくしても、どんなに手を尽くしても、どんなアプローチをしようとも、
全然通じない「人」は確かにいるし、
自分と少しでも異なるモノを感じると「攻撃」もしくは「シャットアウト」するしかできない「人」もいるのだが・・・
その有限と有限との間で、
「伝わっている」「同じものを、少しばかりでも共有できている」と感じられるとき、
少し、ほっとするものだ。
―「青」。
たった一言のそれでさえ、
私の言う「青」と、あなたが想い描く「青」は異なる。
ある人は、空の「青」を思い浮かべるかもしれない。
ある人は、海の深い「青」を連想するかもしれない。荒々しいにごった「青」かもしれない。
ある人は、フェルメールの「ターバンの女」の、貴重なラピスラズリの、なんとも言えない味わいの「青」を思い出すかもしれない。
ある人は、冬の白雪の上の、黎明(れいめい)の「青」を、真っ先にイメージするかもしれない。
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同じものを見ている、
同じものを知っている、というのは、ある意味、幻想なのかもしれない。
そもそも、
各自が、それぞれの有限の中で、認識し、
ことばを紡いでいるのだから。
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そんなわけで、ちょっと通じなかっただけで、シャットアウトするのはもったいない気もする。
(面倒でもあるが)
そもそも、「同じ○○」を認識しているわけがないのだから。
言葉を紡ぐ練習をせずに、理解してもらおうとするのは、甘えでしかない。
(それまた、面倒だが)
むろん、お互いの中に、その「限界」を感じるとき、どうしようもなく疲労感(or脱力感)を感じてしまうのだが、
・・・どんなに皆がことばをつくしても、どんなに手を尽くしても、どんなアプローチをしようとも、
全然通じない「人」は確かにいるし、
自分と少しでも異なるモノを感じると「攻撃」もしくは「シャットアウト」するしかできない「人」もいるのだが・・・
その有限と有限との間で、
「伝わっている」「同じものを、少しばかりでも共有できている」と感じられるとき、
少し、ほっとするものだ。