(2011年夏 メコン川上空)
飛行機に乗ると、家々がミニチュアのように小さく感じる。
人ひとり、もはや見えない。
ましてや、
たとえ、どんなに辛いことであっても、
海の底まで落ち込むような苦しみであっても、
宇宙から見たら、豆粒よりも小さな、どうでもいいことだ。
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だが、こんな小さなことさえ、主は知って下さる。
なにせ、
私たちの髪の毛の数さえ、覚えていらっしゃる程なのだから(マタイ10:30)。
現時点でも、60億人はいるだろう人類の、一人ひとりの祈りも皆、
聴いてくださっているのだから。
それも、ことばが口にのぼる前に(詩編139:4)。
この、どうしようもないうめき声(ローマ8:26)さえもまた、聴いて下さっているのだから。
・・・っていう、おめでたい野郎が、このキャベツってもんだ。
ならば、
『すでに受けた』(マルコ11:24)と確信して、
待たねばならんだろう?
ほら、思い出してみろ。
…ならば、
感謝しつつ(コロサイ4:2-4,テサロニケ第一 5:16-21)、
努力しつつ、信頼しつつ、
待たねばならんだろう。