塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

宮市亮の故障に関して

2022-07-31 15:41:25 | 日記
 キャプテン翼において、三杉淳は心臓病を克服した選手として描かれます。

 日向小次郎がタイガーショットを生み出す要因になり、その後描かれるワールドユース編では、ドライブシュートを繰り出し、本来のMFから最終ラインの選手へと変貌を遂げ、日本代表に不可欠な存在となります。

 国際ジュニアユース選手権、対アルゼンチン戦において(コミックスでは33巻で描かれます)途中出場を果たし、大空翼、日向子自党、岬太郎から

 「三杉淳、心臓病とハンディがなければ日本一になっていたかもしれない」

 と評価されるなど、劇中では非常に高い技術力を持つ選手ですよね。

 宮市亮が日本代表戦で再度、靭帯に大けがを負い多くのファンが彼を激励しています。

 ただ、これだけの重症を繰り返す一方、大きな怪我とが無縁の選手もいますし、どうして宮市亮だけがここまで故障を繰り返すのか、そして本人の強い意志とうように、復帰が可能なのだろうかとも思ってしまうんですよ。

 僕が医学に無知ですが、推測しますと、宮市が先天的に素晴らしい敏捷性、瞬発力を持って誕生した、ところがその特筆性を身体自体が抱えきれない、という矛盾があるような気がします。

 今回は韓国代表選手と接触があり、そのための故障ということで、欧州で抱えてきた故障とは別物、という意見もあるようですが、これから大変なリハビリを行うことに変わりはありません。

 オランダ代表のマルコ・ファンバステンは、執拗なタックルで足首を痛め29歳で引退を決断し、ロベルト・バッジョが宮市のように、身体が彼のひらめきを支えきれずに怪我を繰り返します。

 サッカーは故障と紙一重ですが、宮市の事例は本当に胸が痛みます。
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