塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ディズニーランドから学ぶ環境問題

2011-03-26 01:01:24 | 日記
 僕は東京ディズニーランドに出かけた事は一度も無いのですが、ディズニーランドで
は、清掃員の方達が来援したお客様に

 「ゴミはどんどん道に捨ててください」

 と案内していると聞きました。

 実はゴミを植え込みに捨てられるくらいなら、どんどんその場で捨ててもらって、その
場で片付けたほうがはるかに効率に優れているというのです。

 加えて人というものは、普段分別はおろか平気でゴミを捨てている人間でも

 「捨てて頂いて結構です」

 と面と向かって言われると、むしろ恐縮して捨てるのをためらうそうです。

 ならばそんな不道徳な行いをすることを最初から恥じるべきなのでしょうが、その
人間の心理状況を逆手にとったディズニーランドの仕組みを聞いて、僕は唸る思いで
した。

 サッカー場でも膨大なゴミがでますよね。

 よくパルセイロの試合でも、空き缶とペットボトルが屑篭から溢れかえっている姿を
見るのですが、この場合ですと

 「僕達観客が水筒を持参し、缶とペットボトルは持ち帰る」
 「クラブとボランティアが満杯になるまえに、新しい屑篭を用意する」

 の2点が対処法に挙げられますが、ボトルキャップはワクチン接種など、NPOの方
を通じて支援にまわせますから、やはり僕達の意識の高さが必要です。

 クラブがゴミの処理を軽減できれば、その財源を別の事業に手がけられますし、もしか
すれば選手の給料や勝利ボーナスを増やせるかもしれません。

 僕たちの心がけてクラブの財源が守られるなら、どんどん協力すべきでしょうし、環境
問題を身近で考えられる良い機会と言えます。
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