塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今思う信州ダービーについて

2021-09-15 14:55:23 | 日記
 AC長野パルセイロは現在、J3で8位と昇格圏内からは一歩後退しています。

 J2からは今季4クラブがJ3に降格する中、昨年最終節で長野パルセイロを上回り、今季J2で戦うSC相模原も、このままでは来季は再度J3で戦うことになります。(2020年長野パルセイロは3位、SC相模原は2位で逆転昇格)

 実は松本山雅も降格圏内の4クラブ中に含まれており、名波浩新監督の下で仕切り直しを図ろうとしていますが、下手をすると来季J3で
 
 「信州ダービー」

 という形になりかねません。

 松本山雅がAC長野パルせセイロよりも常に上のカテゴリー(パルセイロは2014年から今季までJ3,山雅はJ2とJ1が舞台)で戦っていましたし、今季五輪に出場した前田大然のように、既に日本代表選手も生み出しました。

 ですからAC長野パルセイロとしては、常に

 J3からJ2の舞台にあがること
 松本山雅とダービーを争う

 という形で意思表示してきました。

 しかし、その中には山雅がJ3に降格する、という可能性は含まれておらず、あくまで彼らがいる上の舞台に這い上がる、という概念でした。

 ですから、昨年と今季、松本山雅が2季連続で指揮官を交代し、それでも戦績が上昇しない姿を見ると、僕はサッカーにおける流れの怖さを実感んしてしまいます。

 しばしば指摘されることですが、Jリーグのダービーはどこか「こじつけ」の要素があると見受けられます。

 ただ、信州ダービーというのは、レッドダイヤモンズとアルディージャのように、住人達の感情や意見が投影される、ダービーの本質が詰まっている代物です。

 ダービーが実現すれば、入場券はすぐに完売しファンは対戦の日を心待ちにするでしょうが、その舞台がより上のカテゴリーならば、猶の事嬉しいと思います。

 どうなるかはまだ早計であり、今季終了後までわからないのが実情ですが。
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