ハウス食品が「六甲のおいしい水」を販売したことは、現在のミネラルウオーターの世界の土台となりました。
また伊藤園がペットボトルで緑茶を販売し、ネーミングを「おーいお茶」にしたことも画期的だったといえます。
日本の水道水は軟水であり、飲料水として問題ありませんし、洗い物から炊飯にまで活用できます。
緑茶は急須にいれて、家でくつろいで飲むものだよ
お茶と水を買うなんて、馬鹿げているよ
そもそも急須で入れたお茶が一番おいしいに決まっているよ
という、購入者の反対意見は大きかったのではないでしょうか。
しかし、今はフランスのエビアン、米国のクリスタルガイザーなど、輸入される水も多くあります。
お茶も様々な銘柄が乱立し、トクホ採用の健康食材もありますが、それだけ先駆けの威力がすごいという意味ですね。
ここには、もちろん企業として
市場を独占する、インパクトのある商品を提供
この売上で、、さらなる設備投資や海外進出を目指す
こともあったでしょう。
ただ、それ以上に、自分たちの商品と提案で、日常に彩りを与えたい、食生活を豊かにしたいという考え。
こちらが大きかったと思いますよ。
Jリーグもそうですよ。
サッカーがプロになったから何なの
ワールドカップの何が大事なのかわからない
という声もあったことでしょう。
ただプロ化して、選手や審判が職業として認知され、多くの外国籍選手が来日して、活気も起こりおました。
ただ、それ以上にサッカーが発展することで
ファンが自分の健康意識を抱く要因になる
芝生の上でプレイする楽しさ
生活が豊かになること
を提案した、つまりお金でないことがファンを夢中にさせた、だからこそリーグは継続している、といえますよね。
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