塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツ漫画からみる細部の描き方

2014-11-29 00:15:34 | 日記
 今も昔も漫画「スラムダンク」が人気なのは、主人公の花道だけでなく、ゴリや流川という登場人物たちが魅力溢れる描き方をされている為です。

 一方で彼らが履くバッシュが細部まで丹念に描かれている事も有名で、花道がエアー・ジョーダンを履いた影響もあり、何とナイキがこの

 「エアー・ジョーダンとスラムダンクのコラボモデル」

 を発売する声明を出しましたね。

 漫画ファンもバスケファンも、バスケットという競技の臨場感だけでなく、当時のバスケットシューズの世相、それがコンバースだろうがリーボックだろうが、作者の井上雄彦氏の

 「バスケットというスポーツに対しての敬意」

 を感じられたことが、ヒットの理由かと感じます。

 例えばサッカー漫画でも、同じ事が言えますよね。

 今、週刊マガジンで連載されている「エリアの騎士」

 荒木はミズノ、鷹匠はヒュンメルが履いている描写が出てきていますが、ファンはブランドだけでなく、そのモデル名を探す事も含めて読む事を楽しみにしています。

 それは桜木花道が当初はエアー・ジョーダン6、クライマックスではエアー・ジョーダン1を履いて試合に臨むと言う事を、ファンが知っている事からも理解できると思います。

 エリアの騎士は、アンブロが

 「逢沢駆と契約!!」

 と公式ホームページで大々的に報道したように、それだけ世間の注目を集めている漫画です。

 ですから、今後もシナリオや現在描かれている五輪の話だけでなく、ジャージやスパイクという細部まで見つめる事で、よりディティールを追及した楽しみが出来るというわけです。
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