塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イグアインに見られる移籍の旅

2019-04-10 01:16:20 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェスト2019年2月21号の表紙は、ミランからチェルシーに移籍したゴンザロ・イグアインがメインとなります。

 チェルシーは指揮官マウリツイオ・サッリが既に今季限りで退任とも指摘されています。

 しかし、このアルゼンチン代表がナポリ在籍時、サッキ政権の根幹を担った事例を思えば、イグアインの移籍は非常に妥当とも思えます。

 イグアインのような名手でも、移籍は思うようにいかない、これがサッカーの怖さでしょうか。

 彼はいきなりセリエAにやってきわけではありません。

 少なくともレアル・マドリード、ナポリ、ユヴェントスと見る景色、習慣、クラブの内情がいずれも異なるクラブで、自分の担う責任を全うしてきました。

 ですから、ユヴェントスに1年で復帰したレオナルド・ボヌッチも同様ですが、選手個人では何か解決できない要素が、移籍にはつきものなのでしょうね。

 逆にスペイン代表のスソのように、ミランで主軸となる外国籍選手はいますし、何よりスペインの選手にとってカルチョは、スペインの概念とは根本的に異なる「鬼門」の土地であり競技だからです。

 ロナウドが契約違約金も含めれば430億円とも言われる金額を動かし、初年度から

 「ミスター・チャンピオンズリーグ」

 と讃えられる動きを見せていることは、実に脅威であり驚きです。

 このポルトガル代表がトリノにさえこなければ、イグアインの流浪もなかったのでしょうが、さすがに5度のバロンドール受賞に加え、欧州王者ポルトガルの大エース。

 が競争相手になっては手が出ないと言えます。

 僕はロナウドがユヴェントスを欧州王者に導いたならば、ファンは銅像を建てるのではないかとさえ思います。

 ロナウドの動きにはユヴェントスと相反する、トリノファンでさえ脱帽というところでしょうか。
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