塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J1でもナショナル・ダービーが再登場か

2018-12-17 01:38:33 | 日記
 Jリーグには過去、アントラーズ対ジュビロ、レッズ対ガンバという他クラブのファンも祖の一戦に注目する、まさにナショナル・ダービーに似た対戦カードがありました。

 イタリアならばミラノダービーとローマーダービーの白熱さは有名ですが、一方でインテル対ユヴェントスの一戦はナショナル・ダービーとして認知されていますよね。

 僕は今、Jリーグでレッズ対アントラーズがイングランドでいう、リバプール対ユナイテッドのような熱を帯びてゆく気がします。

 2017年はレッズが、今年はアントラーズがアジア王者に輝きました。

 少なくとも日本国内での優勝回数は、アントラーズが断トツであり他クラブの追随を許しません。

 それはチャンピオンズ・リーグ優勝、2014年には2000年のアントラーズに続き、国内3冠を達成したガンバにも当てはまります。

 しかし、レッズにはアントラーズに優位に立てる点があります。

 それはアントラーズのアジア制覇が1度であることに対して、彼らは2度の優勝を持つ、と言う点です。

 しかし、その切り札もアントラーズ・ファンからすれば

 「確かにレッズは2度優勝したね」
 「でも、クラブ・ワールドカップの最高順位は3位、僕たちは準優勝だよ」
 「レッズは昨年、みすみすレアルと対戦できる機会を失ったよね」

 という皮肉な言い返しも出来ると言えます。

 サッカーファンの口喧嘩が、他人からすれば本当に意味を持たない内容、子供の口喧嘩を見ているようで節操がないわけです。

 しかし、互いがこのように牽制しあい、研究、意見を言い合うことがスペイン、イングランドの土壌を豊かにしているころも事実であり、日本でもその息吹が見られるようになったことは、ある意味喜ばしいようにも思えます。
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